説明会ぐらい来なさいよ！

前から言ってますが、私、マンション自治会の理事長を今やらされてまして。

現在、住んでるマンションで不可避の大規模工事を行う計画を進めているのですが。
工事の途中で、どうしても部屋に丸一日作業員が居座らなければいけない日があり。
つまりその日は一日在宅してもらう必要がある。
（部屋によっては数日。しかも計画的に行う必要がある工事のため、その日はズラせない）
で、事前にその辺の事情を説明するために、マンション住民に「説明会のお知らせ」を配布してるんですがね。

どうも集まりが悪い。

加えて、マンションの管理人さんが言うには「配布資料を読まずに捨ててる住人が居る」
マンション自治会のお知らせなんか知らないわ。そういうことか。

こっちとしては「じゃあ、あなたはこっちの都合に全部合わせてくれるんですね？」と言いたいところですが、こういうのに限って、いざ実際に工事予定日を伝えたら

「そんなの聞いてない」

「いきなり言われても困る」

そんなことを言い出すんだろうなぁ、というのが目に見えていて、なんとも頭が痛いですわ。
説明会への参加状況から判断して、どうも、そういう「配布資料を読まずに捨てている住人」って、かなりブラックな環境で働いている人の疑いが強く。
それはお気の毒様ですが。
だからと言って「こっちは忙しいのだから、事情は汲むべきだ」
こんなの通用しませんわ。

「忙しいが全ての免罪符になると思うなよ」と言いたい。

工事予定日はズラせない、とはさっき言いましたけど、正確に言えば「絶対に不可能」では無いんだけど。
日付決定後にそれを認めてしまうと「あの人は要望を土壇場で認めてもらえたのだから、私も」とか言い出す住人が必ず出るからね。
そうなると、工事計画が破綻する。

こっちは散々重要事項を伝える機会を設けて、お知らせを配ってるんだから、それを無視しておいて「それは呑めません」とか寝言を言うな。
最終的には「これはもう決定事項なので。どうしても協力していただけないと仰るのでしたら、それによって生じる不都合を全て背負いますという一筆を書いていただくことになりますがよろしいか？」と言うしか無いかなぁ。
そうすっと「脅迫だ！」とか騒ぐかもしれんけど「しょうがないでしょ。こっちとしても好きで工事を進めようとしてるわけじゃないし。工事自体は不可避なのだから、それに協力しない場合はその責任は負っていただかないと」と言うつもり。

思いやり、優しさは無いのですか？と言う人いるかもですけど。
思いやり、優しさで決定してしまった重大事項をいちいちひっくり返していたら、何も進みませんわ。

夜行バスなんかでも、集合時間に１分でも遅れたら見捨てて出発するわけですし。
（前にギリ乗り遅れた乗客が無理に乗り込もうとしてバスの進路妨害。結果運転手に警察に通報されたという事件ありましたな）
最後は無視するしかないわねぇ。