72歳の百姓です。

農業の経験のお話です.

骨抜き農政。

2006-12-07 21:53:14 | Weblog
政府はオ-ストラリアとの自由貿易協定〔FTA〕を柱とする経済連携協定〔EPA〕交渉入りを促す両政府の共同研究報告書を了承した。豪州は世界有数の農業輸出大国で日本に対して農産物の大幅な貿易自由化を求めてくる、政府は口では農産物のカロリ-ベ-スで生産高を40%から45%に自給率を高める目標はその場逃れの口実で本音は工業製品の輸出促進にある、小規模農家が多いい日本の農業は生産性の面で太刀打ちできない、農水省での試算で国内農業生産は豪州からの主要4品目の関税が撤廃されると7900億円も減少すると試算している。日豪両首脳により13日に、東アジア首脳会議で交渉入りに合意するとの事、日本の農業を目茶目茶に破壊する、政策に何時までも農民は黙っていないだろう。農地が荒廃し担い手がいなくなり、国土が荒廃する日が近ずいている。

森林税の導入。

2006-12-06 22:22:30 | Weblog
県は来年度から森林税を、納税者対象に個人で500円、法人で県民税の5%を徴収して〔広島の森ずくり県民税〕とすると発表した。林業の低迷や山村の過疎化で所有者だけでは森林を維持できないから導入を決めた。〔広島の森ずくり基金〕を設立、民有林でのヒノキや松等の植林、里山の手入れなどに役立てるとある。年間8億1000万円の税収を見込んでいる、県農林課OBの天下り先にならねば良いが?又特定業者の権利独占で甘い汁が匂って来る。そうならないように県民はこの事業をよく見張っておきたい。  

ソラマメの定植。

2006-12-05 21:03:34 | Weblog
ソラマメの定植時期は昔からサザンかの花が咲き始めた頃が一番気候的に良い、今年は種まきが少し送れて植付け時期が遅くなった,山茶花は今が満開、やっと定植出きるぐらいになったので明日定植する。7-8日が雨降りの予報が出ているので、明日中に定植を終えたい,幼苗は低温には比較的強い、C5度以上あれば徐々に生育する、土地は選ばないが乾燥に弱く、連作を嫌い3-4年の輪作が良い、元肥にクド石灰、化成肥料を施し、追肥に硫安を2回に分けて施すと良い,畝幅120cm株間45cmで平畝にしておく、主枝は5-7枚ぐらいで摘心し側枝の発生を促す、支柱をV時がたに立て光が良く当たるように誘引する、目標の莢数がついたら枝の先端を摘心する。莢が直角になった頃が収穫の適期です。

サルノコシカケ。

2006-12-04 21:38:25 | Weblog
古い梅の木の根元にサルノコシカケと言ふキノコが発生する、胃潰瘍や癌の予防になると言われている,色んな樹木の株や幹に生え、これが薬としてちゅうもくされているが、梅の木に生えたコシカケガ1番効能が良いとされている,利用法は天日で良く乾燥して、小さく刻み、煎じて飲めばいい、一度煎じたものは1週間ぐらいで効能が無くなるから、又新しいものを煎じれば良い、私のうちの梅の木に3年前からサルノコシカケが出始めて今では直径20cmぐらいになったので、収穫して今乾燥している、効用があるか又胃潰瘍になった人に提供して効能を確かめたい。

町内親善大会。

2006-12-03 21:18:05 | Weblog
ふれあい広場の完成を記念して町内会主催のゲ-トボウル、グランドゴルフ大会がふれあい広場で執り行なわれた。ゲ-トボウルは町内4地区から選手が参加して、団体戦で勝敗を競った。グランドゴルフは個人選で36人が参加して、3ゲ-ム戦い最小得点者が優勝準優勝、3位、BB賞、ホ-ルイン賞が表彰された。グランドゴルフに参加して競った。今日はまぐれと、運がよかったのか、ホ-ルイン2回して優勝した、芝のコ-トでグランドゴルフ用に出来ていない、多目的広場で斜面にホ-ルがあり、ゴ-ルが難しく皆んな難儀して打数を重ねていた。町内会主催の記念行事での優勝出来たことは気分がよかった。

剪定作業。

2006-12-02 20:38:20 | Weblog
落葉が終わり果樹の剪定時期が来た、今日から摘み始めた,先ず梅の木から始める,梅は果樹の中では開花が1番早い、遅れると樹液が流れ出し蕾みの膨らむのに支障があるから年内早く剪定し終えとく、徒長子枝に蕾みをつけている枝を集め、室内で水に漬けておけば正月頃には蕾みが大きく膨らみ生け花になります。正月の生け花に縁起者の松、竹、梅に使え長く延びた梅が花を付ければ最高、温度と湿度の調和が上手く取れれば開花する、毎年挑戦しているがなかなか上手く咲かせることが難しい、今年は是非咲して見たい。

生きる。

2006-12-01 23:01:05 | Weblog
町の最長老の老婆が106歳で亡くなり、誰もが彼女は長寿を全うしてとくちぐちに禮讃していた、亡くなった本人はまだ幾く年も長生きしたかったに違いない,何歳になっても一言で寿命が来たとも思わないだろう,遣り残したことも多くあるに違いない。、万人共通の生きる目的は,苦悩の根元を破り、よくぞこの世に生まれたものぞ,の生命の大歓喜を得て、永遠の幸福に生かされることである、どんなに苦しくても、この目的を果たすまでは、生きぬきなさいと親鸞聖人のメッセ-ジは一貫してこれしかなかった。人生の目的を明示し、深い闇に光を与えた言葉と言えよう。