72歳の百姓です。

農業の経験のお話です.

人生何事も7-8分で。

2006-12-17 21:34:38 | Weblog
腹一杯食べていると、思わぬ病魔に取りつかれる、鶴は千年と長生きの象徴となっている、外の鳥は腹一杯、胃袋がはちきれるほど,食べ物を詰め込んでいるが、つるはいつでも腹8分で過ごしている,渡りどりの宿命か沢山食べていては、長距離の飛行が出来ない、頭寒足熱 腹8分、7-8分がよいのは、食べ物ばかりの事ではなく、人生何事にも言えよう,見境もなく言い過ぎて失敗したり、相談を受けぬのにあれこれ指図して嫌われる、親切も度が過ぎれば迷惑になる,貝原益軒の言に【思いを少なくして心を養い、欲を少なくして精を養い、飲食を少なくして気を養うべし、言を少なくして気を養うべし,これ養生四寡なり】とある、何事も欲張らず8分めで、こらえる忍耐が試される。