今日も明日も愛してる

私が見たものをあなたにも見せたい。月日が経って季節が変わっても、これは世界へのラブレター。

真崎守 『錆びついた命』

2009年02月14日 | 観たり、聴いたり、読んだり


なぜか思い出したので取り出してきた、1970年代の古い作品集。
連作の中の一編『あばよ』の中のセリフ。

僻地のニセ医者と落ちこぼれ教師が、
周りとの摩擦の上で去ろうとしてバスに乗り込んだら
子ども達は必死で走って追いかけてくる。
「人間であることに免許証はいると思うか」
「思う、あのガキめらは持っていやがる」



免許証、ないこともないと思う。でも私のはきっと期限切れ。
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