どんな状況下でもすごい人は、すごい。
懸念される雪の影響、が、懸念される霊の影響に見えてしまった。マジ。ということは、私はだんだん調子が戻りつつあるということか。
『昏き目の暗殺者』は自分の内部を覗くようだった。でも恐れが薄らいでいった。疲れたのでまだ他の本を読む気になれない。
人は老いると、語れることが増えるのだ、と昔見た映画の中の誰かが言った。一人でトラクターに乗り遠くまで旅をする老人の道中を描いた映画だった。
そうだね。そして、語らないでいることも増えるんだ。いつか語る、または語らない。
昨日読み終えた『昏き目の暗殺者』に出てくる老女は語ることができたろうか。