閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

大勝と大敗

2017-07-03 07:23:33 | 閃き
都議会選挙は正に自民党の大敗というのか、都民ファーストの会の大勝というのか、どちらにせよ大きく歴史が動いた瞬間であった

都議会の自民党独裁体制が続く中、国民不在の政治がまかり通り、誰もそれを崩せないと考えていたのだが、東京都知事選から民意は反映できるのだと有権者達が気付いた結果であると素直にそう感じた

数日前のブログに、都議選は都政を論点として行うべきと書かせて頂いたが、相変わらず国政を引き合いにして、阿部一強の独裁政治と揶揄する民進などの政党は議席が減ったにも関わらず勝利宣言とも採れるコメントを出すこと自体呆れかえる

こういった姿勢が、批判票の受け皿になっていない事を自覚すべきであると思う


都民ファーストの会のような大躍進は、明らかに微増微減の政党とはまるで違い、大きな風と言いたくなるような正しく大きな動きによる力の結果だった

色々な意見はあるようだが、簡単に言えば自民党から都民ファーストの会へ移ったという結果であった事は明白だ

しかし、本来は国政と都政を区別して考えるべきもので、国政の批判を都政に反映させるというのは根幹が違っているようにも感じる

勿論、今回の投票にそういった意識を持たずに投票した方も多いと思うが、マスコミの報道は国政批判の結果=都議選の結果と位置づけたものが多いように感じたのも事実

本当は、都民ファーストの会が訴え、有権者が共鳴し、選択に至った事は何だったのかをインタビューで調べて報道すべきではなかったのだろうか


大勝と大敗の本当の原因を都民の目線から知りたいと思った
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする