連チャン

連チャンとは、麻雀用語で、親番を続ける事で、同じ事を続ける場合に使用するが、最近の若者には別の言い回しがあるようだ


さて、無事に？健康診断を終えた私は、夕方になって猛烈に空腹感を覚えた

気付けば昨夜以来、殆ど食べていなかった

家に帰るなり缶ビールを飲み干した

妻は夕食を作りながら、末娘を迎えに行くと言うので、私は妻を外食に誘った

突然の誘いに戸惑った様だが、末娘を迎えに出なければならないので了承してくれた


駅に向かう車から長女夫婦に電話して誘うことにした

丁度、食事中の長女夫婦は戸惑いながらも承諾した

それは「焼肉」だったからだ

実は、私は昨夜も焼肉を食べているが、それでも何故？かと言えば、妻や娘や婿に食べさせたかったからだ

この猛暑を乗り切るには、栄養をつけなければならないと、腹ぺこの私は考えたのだ


合流した末娘は色が白くてやつれていた

聞けば丸二日何も食べていないと云う

理由はともかく彼女にはグッドタイミングだったに違いない

食事が終わる頃、彼女の顔に赤みが甦った


楽しい会話で盛り上がり、何時しか時間も遅くなっていた


連チャンするのも良いものだと感じた夜だった