fu-tenのへび

そう、ゴルフ好き,ラグビー好き、スポーツ大好き。音楽も好き

たま~にラグビーを考える。

2010-10-13 | ラグビー
 土曜、月曜とJrにFWを見てもらったので、必然的に昼飯をいっしょに食べることとなる。

 そこで話題となったのは、「イーブンボールの時やボールが見えているのにどうして
反応できないのか?」と「やっぱり教われば誰でもできるんじゃないか?」ということ。


 最初のお題の結論は、「これは反復練習しかないと」。当たり前すぎる結論でごめんなさい。
いろいろ話し合ったんだけど、最初はだれもが見てしまう。これは「見えているのに体が
動かない」、考えてできることではないように思う。だって「条件反射」「反応」だから
考える暇はない。

 繰り返し繰り返し練習していくうちに、そそいだ水がコップからあふれるように
ある時から急にできるようになるんじゃないか、と。ただしコップの容量は個人で違うから
すぐ溢れるやつとなかなか溢れないやつがいるけど。


 ラインアウトモールの練習、モールディフェンスでは技術があり、本郷ラガーニュース風に
言うと、「伝統技能の継承」ということなんだと思った。

 頭の入れる位置はどうしてそこなのか?モールが回ったらこうするのはどうしてなのか?
などなどに、すべて答えが用意されていてそれは本郷ではあたりまえのことなのだ。

 普通の高校生を鍛え上げ「FWが強い」と言われるようになるには、ただ闇雲に練習してるんじゃ
ないということが、改めてわかった。これがJrでなく本郷のミキローOBならもっと細かく深く
合同チームのFWを鍛え上げることができるはずだが、これはないものねだり。

 ミキローOBを師と仰いでいるJrが教えても、スポンジが水を吸収するように
みるみるモールとモールDFは良くなった。

 これは先生が悪いとかじゃなくて、FWにはスクラムコーチ、2列コーチ、3列コーチが
必要なんだと強く思う。合同の各高校にもトップリーグで活躍するOBや大学で本格的に
ラグビーしてるOBもいるわけで、そこらへんをもっと活用しないと、BK出身の先生だけでは
FWの細かい動きを教えろという方が無理。というか一人で何十人も細かく見るのは
ほとんど不可能に近い。

 だから結論は「できないんじゃない。教わってないだけ。」ということ。