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映画制作裏話ブログ

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原作と映画比較「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」

2010年03月27日 | 映画原作 映画製作裏話 独身社会人
「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」 予告編

     ★基本設定の相違点
___/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


17歳のパーシー・ジャクソン(ローガン・ラーマン)は、学校に
溶けこめない落ちこぼれだ。
重い難読症で注意力は散漫、落ち着き、
きちんと考えられるのはなぜか水の中だけだった。

親友のグローバー(プランドン・T・ジャクソン)だけが彼の理解者だった。
そんなパーシーを、母親のサリー(キャサリン・キーナー)は
{いつかすべてがはっきりするときが来る」と慰めます。

パーシーは、父親の存在を知りませんでした。
サリーは最高の女性なのに
昼間から酒のにおいをプンプンさせているゲイブ(ジョー・バントリアーノ)との
結婚生活に甘んじています。
パーシーは、この義父への嫌悪感でいっぱいです。


☆。.:*:・'゜★。


映画では、
パーシーの登場に前後して、
ポセイドン(ケヴィン・マクキッド)と
ゼウス(ショーン・ビーン)が
エンパイアステートビルの屋上で会話するシーンが出てきます。

バックの暗い空に雷鳴がとどろくのですが、
稲妻そのものは見えません。

ゼウスの<稲妻>は何者かに盗まれており、
ゼウスはポセイドンの息子が犯人ではないかと疑っています。

「パーシーは、自分の素性を知らない。
だから盗人であるはずがない」

反論するポセイドンに

「夏至までに稲妻が戻らなければ、戦争だ」

一方的にゼウスは宣告して姿を消します。

原作には無いシーンですが、
ドラマの基本設定を一場面で説明しています。

実は、パーシーが、
プールの底に沈んで静かに微笑んでいるシーンも、
原作にはないのですが、
こうしたシーンを置くことで、
主人公の設定をより分かりやすくしています。

原作はパーシーの一人称で書かれていますので、
パーシー本人が直接、見聞きしたこと以外は語られていません。


☆。.:*:・'゜★。


原作のパーシーは12才の6年生で、
映画では17歳に引き上げられていますね。

原作5部作は既に完結しているので、
大河ドラマの行き着くところは既に明らかになっています。

ハリー・ポッターの1作目の映画化当時とは
前提条件が異なり、
映画をシリーズ化する時も、
原作全体を俯瞰して、
映画にふさわしい設定で

仕切り直しがきくわけです。

監督周辺のプロデューサーなどの証言で、
パーシーの年齢を上げる事で、
青春の悩ましい心情などを描き込む事が出来るとしていますね。

パーシーは特殊学校の生徒と言う事になっていますが、
映画では普通のハイスクールの学生のように見えます。

特殊学校と言うのは、
障害者などの扱いで差別問題などに首を突っ込みやすいですし、
映画としては特に必要な設定ではないので、
映画では普通の平凡な学生と言う設定にされたのでしょう

それとグローバーは映画では黒人ですが、
原作の方は人種の設定はないようです。

ハリー・ポッターが
ハリー、ロン、ハーマイオニーの男二人に女の子ひとりの
白人3人組であるのと
違いを出したかったと見ていいでしょう。



以下はネタバレとなるので
http://www.cam.hi-ho.ne.jp/la-mer/#k
にて映画原作本と脚本の比較レビュー「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」の頁をご覧下さい。

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