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映画制作裏話ブログ

映画制作裏話をかき集め作品ごとに整理したブログです。mixi「独身社会人映画ファンコミニティ」のログ集!

脚本レビュー「ダイハード4.0」

2011年10月30日 | 映画原作 映画製作裏話 独身社会人
四作目はITテロリストとマクレーン刑事との戦いという趣向。
4.0というのはWeb2.0とかを意識した命名だと思いますが、さて?
3作目の爆弾テロリストとの戦いの時も同じでしたが、
敵が都市規模で攻撃を仕掛けてくる話だと、一刑事が迎え撃つには手に余ってしまうのが
普通で、いろいろ条件設定をしてマクレーン刑事の出番を作らねばならない、
その苦労が垣間見える作品でした。

「ダイハード」原作比較レビュー↓
http://www.cam.hi-ho.ne.jp/la-mer/#k

今回は娘が人質に取られるという事になっていますが、
サイトの原作比較にもあるように、一作目の「ダイハード」も原作では、
奥さんではなくて娘が人質に取られています。
当時ブルース・ウィリスも33歳。
主人公の年齢も原作より下げられているので、
奥さんの登場に変えられたのでしょうが、
いまやブルース・ウィリスも50代なのでオリジナルの
設定が逆に活用できるようになっています。

一作目の「ダイハード」が良かったのは、
それが男の友情のドラマ、男の成長のドラマであった事だと思ってます。
娘とハッカーのマットとマクレーンの三人の関係にその
残り火のようなものを感じるのだけれども
でも、最後に息子の世代のマットにマクレーンが
「お前も英雄さ」と言ってしまったことで、世代交代と引退を逆に感じて…

以下はネタバレとなるので
http://www.cam.hi-ho.ne.jp/la-mer/#dvd
にて「ダイハード4.0」の頁をご覧下さい。

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メイキング「ザ・マジックアワー」

2011年10月29日 | 映画原作 映画製作裏話 独身社会人
タイトルの「マジックアワー」とは、
映画の専門用語で、夕暮れのほんの一瞬を指します。
それは、一日のうちでもっとも空が綺麗に写る時。
太陽が地平線の向こうに落ちてから光が完全に消えてなくなるまでの
わずかな間にカメラを回すと、淡い光に包まれた、
幻想的ないい画が撮れると言われています。
つまり「マジックアワー」は、一日のうちで、
世界がもっとも美しく見える瞬間でもあるのです。
ニセ殺し屋の話と映画用語、いっけん何のつながりもないように見えますが、
そこは三谷監督、ラストできっちり落とし前をつけています。

「THE有頂天ホテル」では、架空のホテル、
ホテルアバンティのセットの1階フロアをまるごと作り上げたそうですが、
今回の物語の舞台になる港町・守加護(すかご)も
三谷の頭の中にイメージされた架空の町でモデルなどないので、
!町もゼロから東宝スタジオの日本最大のステージ3つに、
守加護のメインストリート、
波止場、備後(妻夫木)が支配人を務めるステージ付の高級クラブなどが作られます。
「キル・ビル Vol.1」「不夜城」「THE有頂天ホテル」などで、
日本が世界に誇る種田陽平が手掛けています。

まるで往年のハリウッド・コメディーをほうふつとさせるような華やかな雰囲気で
始まる『ザ・マジックアワー』。
そんな本作の背景には、三谷監督本人の洋画好きも関係しているようだ。
監督は作品の世界を立ち上げるに当たり次のように考えたと答えています。
「僕は昔洋画がすごく好きだったんです。
日常とはまったくかけ離れた、全然違う世界に連れて行ってくれるから。
でも邦画だって、それができないわけじゃない。
僕が作らなければいけないのは、日常からちょっとだけかけ離れた、非日常的な、
アンリアルな不思議な世界を作ろうという気持ちが大きかったんですよね。
だから、この映画は普段邦画を観ないような方に観てもらいたいなって思うんです」
「2時間大笑いする映画って観たことない。
でもそれって舞台だとあるんですよね。
舞台でできて、映画でできないことはないだろうと思って作ることを決めたんですが、
実際はとても難しい。
舞台はお客さんが目の前にいるから、お客さんの反応を見ながら作れるけど、
映画はそういうわけにはいかない。
1年後のお客さんを想定しながら作らなければいけないので大変…

以下はネタバレになるので、この続きは
http://www.cam.hi-ho.ne.jp/la-mer/#japan
にて「ザ・マジックアワー」の頁をご覧下さい。

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メイキング「僕の初恋をキミに捧ぐ」

2011年10月21日 | 映画原作 映画製作裏話 独身社会人
[HQ]I give my first love to you[予告編]

井上真央と岡田君、実は二人とも人見知りで、
仲良くなるまでにかなり時間がかかったそうだ。
 特に井上は、「初めて岡田くんと会ったときは、
近づいたら壊れてしまいそうで困りました」と岡田のナイーブな性格に
困惑したことを告白。
とはいえ、距離が近づかないと幼なじみの親密さを表現できない。
そこで、年上の自分から歩み寄っていこうと決心した井上は、
休憩中もひたすら話し掛けることで岡田の心を開く作戦を決行。
その結果、「固い心の扉を持った人でも、
頑張れば開けることができるんだと自信がつきました」と作戦の成功に大満足の様子。
一方の岡田は、「井上さんが僕のことを追究し過ぎるので弱りました」と苦笑いしつつも、
「いつの間にか自分をさらけ出していて、
まるで犬のように井上さんになついちゃいました(笑)」
と井上にまんまと調教されたことを楽しそうに語った。

 そんな二人に、お互いの好きなところを聞いてみると、
岡田は、「井上さんのしぐさがかわいい! 
特におでこを出しているときがかわいいんです!」と
キュートな井上との共演でテンションが上がってしまったことを激白。
そして井上は、
「彼の強がってしまうところとか、
女の子から見てキュンとなってしまう部分が映画の役柄と
かぶっているような気がします」
と本作に岡田の素の魅力がたっぷり詰まっていることを…

以下はネタバレとなるので
http://www.cam.hi-ho.ne.jp/la-mer/#comic
にて「僕の初恋をキミに捧ぐ」の頁をご覧下さい。

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原作VS映画比較「ダイハード」

2011年10月09日 | 映画原作 映画製作裏話 独身社会人
「飛行機が嫌いなのか? 素足になってじゅうたんの上を歩くといい」
――映画「ダイ・ハード」の有名な出だしです。
私はこの映画「ダイ・ハード」にそもそも原作があるとは思いませんでした。
てっきりオリジナル脚本だと思い、店頭にあった本書を手にとってノヴェライゼーションで無いと知って驚いたしだいです。

原題「Nothing Lasts Forever」は「何事もいつまでも続くものではない」というほどの意味だそうで、
それが「なかなか死なない」DIE
HARDと改題されました。
原作でマクレーンはジョーゼフ・リーランドという名になっています。
このジョーゼフ・リーランドを主人公にしたロディク・ソープの小説は、The Detectiveというのが先にあってNothing Lasts
Foreverはその続編なのだそうです。
The Detectiveは当時ベストセラーとなり、フランク・シナトラ主演で映画化されています。
日本でも「刑事」という題名で1968年に公開されています。
ジョーゼフ・リーランドは第二次世界大戦の空軍のエースでナチスを相手に戦ったもと空の英雄ということになっています。
その後、刑事になって、探偵になって、警察の顧問になって…、と転変があるのですが、こまかい経緯を知るにはThe
Detectiveを読んだ方が早そうです。

原作でも飛行機に乗って、素足になってじゅうたんの上を歩くといい、という話が出てきますが、
ジョー(ジョーゼフ・リーランド)はキャシ・ローガンというスチュワーデスと親しくなり、期待に胸を膨らませている。
ジョーの妻カレンは離婚後、亡くなっており、彼は今、独身なのです。

マクレーンは迎えのリムジンに乗り、
ナカトミビル(原作ではクラクソン・ビル)へ向かいます。
ナカトミ商会には妻のホリーが勤めています。

原作ではクラクソン石油という企業が登場している。
ここには娘のステファ・ジェナロが勤めています。

ナカトミビルの30階ではクリスマスパーティーが…

以下はネタバレとなるので
http://www.cam.hi-ho.ne.jp/la-mer/#k
にて映画と原作比較レビュー「ダイハード」の頁をご覧下さい。

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メイキング「カンフーパンダ2」

2011年10月08日 | 映画原作 映画製作裏話 独身社会人
カンフー・パンダ2 予告編 -Kung Fu Panda2-

ポーの声を務めるジャック・ブラックは
「今度の敵を演じるのは僕が昔から大好きなゲイリー・オールドマン! 
『シド・アンド・ナンシー』の頃から、
彼の演技から色んなインスピレーションをもらってきたんだ。
彼の演じる色んな悪役を見てきたけど、僕のイチ押しは『ドラキュラ』。
白い狼とドラキュラのシーンで、ドラキュラが女の子に『狼は君が好き』と言う。
邪悪な存在が言うには繊細なセリフで、あれにはビックりしたよ。
彼がシェン大老を演じると聞いて、本当に興奮したね。
実際に観れば“オールドマン悪役ギャラリー”のラインナップに入ることが分かるよ」
と共演に大喜び。

一方のゲイリーも前作『カンフー・パンダ』について
「見事な出来栄えだった」と称賛を惜しまない。
だが「そういう作品にありがちなのが1作目のプレッシャーだ。
前作を超えなきゃいけない」と危機感も? 
だが、完成した作品について、
自身が演じたシェン大老を含め、そのアクションの華麗さを絶賛すると共に
「ユーモアも満載でコメディ映画でありアクション映画なんだ。
そして感動的な物語が作品の核になっている」と前作超えに自信をのぞかせる…

以下はネタバレとなるので
http://www.cam.hi-ho.ne.jp/la-mer/#day
にて「カンフーパンダ2」の頁をご覧下さい。

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メイキング「アイ・アム・レジェンド」

2011年10月07日 | 映画原作 映画製作裏話 独身社会人
原作のリチャード・マシスンは
1926年生まれで八十歳を越える今でも現役の
SF、ミステリー作家にして脚本家で、
新旧「世にも不思議なアメージング・ストーリー」
テレビに劇場版「トワイライトゾーン」、「ジョーズ3」、
オカルト映画で今でもカルトムービーのひとつに数えられる「ヘルハウス」、
チャールズ・ブロンソンをスターにした「夜の訪問者」、
スピルバーグのデビュー作の「激突!」の原作と脚本の両方を手がけています。
(メイキング情報によると、スピルバーグは「ET」の脚本にも参加を呼びかけたとか)。
原作「アイ・アム・レジェンド」は彼の64年のSF作家としてのデビュー作で、
「地球最後の男」というタイトルで映画化されています。
2度目の映画化が71年の「地球最後の男 オメガマン」で、
チャールトン・ヘストン主演ですね。
68年からはじまる「猿の惑星」シリーズや73年の「ソイレント・グリーン」の間に
挟まる、チャールトン・ヘストン世紀末映画3部作のひとつです。

「アイ・アム・レジェンド」で
マネキンに声を掛ける話は、のちの罠に落ちる伏線ですが、
この「地球最後の男 オメガマン」へのオマージュでもあります。
オメガマンのヒロインはマネキンに化けていて、主人公の前に姿を見せているのですから。
私は一作目の「地球最後の男」は見ていませんが、
映画の掲示板では「あれは『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド』の元ネタだろー」というんで盛り上がっていますね。
一作目でも、敵のダークシーカーは吸血鬼として描かれており、
主人公は昼間、杭打ちに出歩いている。
それが映像(映画)になった時に、夜現れるダーク・シーカーたちは群れをなして、
ゾンビのごとくのろのろよたよたと徘徊するような感じで描かれているようです。
時代はベトナム戦争の真っ最中で、
ロメロがゾンビにベトコンの姿を重ね合わせていたと言われるようですけど、
小説「アイ・アム・レジェンド」映画「地球最後の男」が
当時のアメリカの外敵恐怖症、→“われ以外、皆敵”な世相を
初期のゾンビ・シリーズと共有していることは間違い…

以下はネタバレになるので、この続きは
http://www.cam.hi-ho.ne.jp/la-mer/#dvd
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