映画制作裏話ブログ

映画制作裏話をかき集め作品ごとに整理したブログです。mixi「独身社会人映画ファンコミニティ」のログ集!

制作裏話「ヴェニスの商人」

2005年11月28日 | 映画原作 映画製作裏話 独身社会人
ファーストシーンが、
ユダヤ人のゲットーが当時のヴェニスに実在したことを説明する字幕です。
中世のキリスト教社会では、商業や金融は悪徳とされ、
キリスト教徒間による利子を伴う金貸しを禁止していたので、
非キリスト教徒であるユダヤ人が金融業を担っていたそうです。
中世初期、キリスト教徒とユダヤ教徒は、お互いの教義を補完し合った、
ギブ&テイクな関係で巧くいっていたのですが、
1096 年の十字軍の遠征で状況が変わってしまいます。
十字軍の遠征の結果、
イタリア商人が活躍し、ギルドといった同業者組合が発達し、
キリスト教徒の資本家が力をつけてくると、
ユダヤ人は貿易の中間業者といった商人や職人の世界から
締め出されることになっていきました。
そこでユダヤ人たちは、
担保物権と引き換えにお金を貸す消費者金融業に走ります。
消費者金融は主に貧困層を相手にした商売であり、
キリスト教徒の弱みに付け込む悪徳ユダヤ人というイメージを
固定化させることになってしまったのです。

アイアンズは英国有数のシェイクスピア俳優としても知られています。
一方、ファインズは、『恋におちたシェイクスピア』のシェイクスピア役で知られる
俳優です。
今回も持ち前の美貌をいかし、
軽薄だが純粋な心を持つ貴公子バッサーニオの魅力をいきいきと演じています。
アイアンズが演じているせいかアントーニオは妙に暗い男に見えましたが、
これは私の思い込みでなく、憂鬱な人物として戯曲にも書き込まれているようです。
アントーニオの憂鬱の原因はバッサーニオへの愛情のせいです。
これはどうやらシェイクスピア研究の先生方も認めている事柄のようです。
バッサーニオはアントーニオの無限の感情を最大限に利用します。
アントーニオは海外貿易で全財産を危険にさらしていたが、
潜在的に死を意味するにも拘らず、
シャイロックから借金するバッサーニオの保証人になることに合意しています。
多分体の付き合いのないバッサーニオとの報われない関係において、
アントーニオがすすんで自分の肉を一ポンド捧げるということは重要だそうで、
二人のパートナーが“一つの肉”となるところで、
グロテスクにも結婚の儀式をほのめかす結合を意味するらしい。
アントーニオのバッサーニオに対する感情の性質を示す証拠は、
劇中後半にも見られます。

全財産の没収とキリスト教徒への改宗という判決にシャイロックは愕然。
ユダヤ人にユダヤ教を捨てろと迫る改宗というのはずいぶん無茶な話だと思いますが
16 世紀の観客にとっては、
改宗によりシャイロックが地獄に落ちずに済むので、この要求は慈悲深いものだ、
という解釈のようです。
それが今回、原作どおりになってますね。
泣き面に蜂のシャイロックに観客の同情が集まる演出です。

ポーシャ役のリン・コリンズは抜擢された新人女優です。
リーヴ・シュライバーと共演した『ハムレット』のステージでオフィーリアを演じ、
批評家から絶賛を浴びたとか。
ハンサムなバッサーニオに一目惚れしてしまうロマンチックな女性であると同時に、
財産でも頭脳でも男性を遙かに上回るスーパー・ウーマンでもあるポーシャの役
はかなり難しい役柄ですが、上手いこと演じきっています。
コリンズは、本作品でジョセフ・ファインズと共に、
ゴールデン・サテライト賞の助演部門に…


以下はネタバレになるので、この続きはhttp://www.cam.hi-ho.ne.jp/la-mer/Pic-veniceshonin.htmlにて脚本レビューの頁をご覧下さい。

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制作裏話「メゾン・ド・ヒミコ」

2005年11月24日 | 映画原作 映画製作裏話 独身社会人
柴咲コウがノーメイクで出演していると一部で報じられましたが、
それは誤りで、わざとシミやそばかすをつける汚しのメイクをしたというのが、
正しいようです。
柴咲コウは沙織について
難しいと思っていたのは、かわいらしくいることだったんです。
かわいくありたいと思ったからこそ難しかったのかもしれないです。
お金も持っていないから伸びたゴムを使いまわしていて、
おしゃれなんか出来ないみたいな設定でしたが、でもかわいくしたかったんです。
と答えています。
ゲイの父をもつ娘というきわどい作品への出演については、
脚本でほぼ決めました。
小説を読んでいる気分になる脚本って演じてみたいと思うんです。
作品によっては映し方とかすごく配慮してト書きが書いてあって、
それが絵として浮かんでくる場合があったりしますが、
今回の作品は全体がおもしろい書物のように感じられました。
といっています。

沙織の父・吉田照雄役が田中泯です。卑弥呼ママと呼んだ方がしっくりきます。
田中泯って『たそがれ清兵衛』『隠し剣鬼の爪』の田中泯です。
日本刀でばさばさ人斬りするような役ばっかりの人が、
ゲイバーの引退したママ役です。
こういう役のできる人とは想像もしませんでしたが。
犬童監督はそのキャスティングについて、次のように述べています。

(田中泯は)いちばん最後ですね。
監督に会ってから決めるというので山梨まで行ったんです。
そこで2時間くらい団塊の世代の批判とかの話をして、
泯さんに気に入ってもらいました(笑)。
それと泯さんはゲイの役をやってみたいと。
ダンスや振り付けの世界にはたくさんいるから、
まったく抵抗はなかったと思いますよ。

「メゾン・ド・ヒミコ」の建物は、
シナリオでは元ラブホテルになっていたようですが、
監督はヒミコというキャラクターと建物の雰囲気が一致している洋館であれば、
ホテルじゃなくてもいいと思い、いろいろ探したようです。
めがねにかなうものが無く、
久保田さん(プロデューサー)に、いい場所が見つからなかったら、
もう撮影中止したほうがいいんじゃないかといったこともあったとか。
ギリギリになって助監督と製作の人間が、イメージにあうレストランを発見し、
そこをホームに見立てて撮影に臨んでいます。

監督は春彦役をオダギリジョーに振ったことに対して、
男が見ても美しい男性に演じてほしかったと言っていますが、
しかし、自身ゲイを演ずるオダギリジョー本人はそう単純には
割り切れなかったようで、
「「ゲイの役」とかではなく、春彦のキャラクターに対しては、素直に「この役をやりたい」とは思えませんでした。」
と素直にインタビューで認めています。
「犬童さんと話を進める中で僕のこの春彦って役を…

以下はネタバレになるので、この続きはhttp://www.cam.hi-ho.ne.jp/la-mer/Pic-himiko.html にて脚本レビューの頁をご覧下さい。

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制作裏話「シン・シティ」

2005年11月18日 | 映画原作 映画製作裏話 独身社会人
映画『 シン・シティ』は、
アメコミ界の大御所フランク・ミラーの人気コミック・シリーズの待望の映画化です。
『 シン・シティ』は原作からは"Sin City"、"The Big Fat Kill"、
"That Yellow Bastard"の三つの作品のオムニバス形式になっています。
フランク・ミラーのもとへは映画化の話はかなり以前からあったようですが、
全部断っています。
ミラーは己が創造したヴィジュアル世界に強い自信を持ち、
ハリウッド・メジャーの手法で安易に映像化されることを望まなかったから、
とされています。
“劇画”といえば日本では、梶原一騎や小池一雄が開拓したストーリー中心の
コミック群を指すことが多いです。
「X-MEN」「コンスタンティン」等の紹介でも述べたとおり、
アメコミの世界でもプロダクションによる集団創作が普及していますが、
特に青年コミックの世界では、ヴィジュアル・ノベルと称されるイラスト中心の
劇画が多くのファンを獲得しています。
『 シン・シティ』のドラマは古式ゆかしいハードボイルドで、
それを白黒コントラストのはっきりとしたスタイリッシュなイラストで魅せています。
ロバート・ロドリゲス監督(「デスペラード」「スパイキッズ」両シリーズ)はミラーに、
まずオープニングを撮影して見せた上で、
契約するか否か判断してほしいと持ちかけたそうです。
これが『 シン・シティ』の冒頭の外科医の殺し屋と女の屋上のシークエンスです。
デジタル処理されたフィルムを見たミラーはふいを突かれたように驚き、
映画化を納得したといいます。

作品はロバート・ロドリゲスと
フランク・ミラーが共同監督しているのですが、
ディレクターズ・ギルド・オブ・アメリカが「一作品に監督は一人」という規定を
設けている為、自らはギルドを脱退し、監督の座をミラーに譲っています。
これによりロドリゲスは今後メジャー系の監督を引き受けることは出来ません。
監督については、
クエンティン・タランティーノも1シーンを演出するゲスト監督を引き受けているとか。
ロドリゲスが「キル・ビル vol.2」の音楽を作曲したことのお礼だそうで、
その時のロドリゲスのギャラと同額の1ドルで監督しているそうです。

撮影は、先にグリーンのスクリーンをバックに演技して
後で背景を加えるという完全な「デジタル・バックロット方式」です。
『 マスター・アンド・コマンダー (2003)』や『ゴッド・ディーバ (2004) 』でも
この手法がつかわれていますが、
「シン・シティ」では、高画質のデジタルカメラを全編で使用しているので、
世界初のフルデジタル・ライヴアクション映画という位置づけとなります。
モノクロ映画は厳密に言えば、
黒と灰色の…


以下はネタバレになるので、この続きはhttp://www.cam.hi-ho.ne.jp/la-mer/Pic-sincity.htmlにて脚本レビューの頁をご覧下さい。

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制作裏話「四月の雪」

2005年11月07日 | 映画原作 映画製作裏話 独身社会人
スクリーンに最初に映し出されるのは、
宇宙空間から地球の上空をなめるようにして現れるおなじみユニバーサル映画のロゴです。
ヨンさまの名は全アジアに知られており、
ホ・ジノ監督も欧米映画祭で高く評価されています。
今年の2月に日本、台湾、香港、シンガポール、マレーシアの五カ国と配給契約が結ばれ、
5月のカンヌ映画祭の期間中にアジア10ヵ国と契約、
世界公開に向け準備中とのことです。

撮影は2月4日から開始され、6月18日にクランクアップ
--5ヶ月間、寂寥感のある韓国東海岸の三陟市のロケや、
韓国の人気アーティストが出演する実際の野外コンサートでの撮影などが
話題となりました。
三陟(サムチョク)というところは、韓国ではなかなかに高名な観光地のようですね。
仁川国際空港からバスを乗り継ぎ5時間ほどの日本海側、海を臨む、日本の熱海のような雰囲気の町で『春の日は過ぎゆく』をはじめいろいろな映画やドラマの舞台になっているそうです。
人口約7万5千ほどで、かつては石灰とセメント工場で栄えたようですが、
現在は多くの洞窟が散在する世界的な洞窟海岸観光都市として知られています。

劇中でもインス(ぺ・ヨンジュン)とソヨン(ソン・イェジン)が
洞窟見学に行く場面などがありますが、
ドラマ的にはねある日突然の事故連絡で駆けつけた見知らぬ冬の田舎町で、
そこが観光地であることは、話も中盤になってからです。

ぺ・ヨンジュンという人は、脚本を事前に検討して役作りに必要な支度を済ませて、
撮影に臨む俳優なのだそうですが、
「四月の雪」では脚本が書きあがっていない段階で出演契約をしています。
それだけホ・ジノ監督との仕事に掛けてるんですね。
しかし、現実の現場で、「インスとソヨンとして語り合ってください」といった指示だけで、
即興の演技を求められるのはやはり相当きつかったようです。
「これから生きるために何をすべきか、自分は本当に俳優なのか、俳優とは何か、
とまで考えたほどです。」とインタビューに答えています。
「私は常々、人生においてたいがいの事には答えがあると思ってました。ところが
ホ監督と出会ってからは答えに近いものもなければ、その輪郭すら描くことが出来ないと感じました」
うーむ、これは大変でしたね。

ソン・イェジンはというと、
やはり「監督は「ひとつのシーンに対して答えはひとつではない」という人で、
俳優が自らそのシーンをリードしていくような演技をつけるやり方なので、当初相当戸惑った」と
語っています。
演出プランの中に演技プランがしっかりあって、これこれという方法でカメラを回すから、
いったとおり芝居をしろ、というやり方をする監督ではないんですね。
こまごまと指示を受けてその通りやってる分には、トレースすること自体は辛くても、
あんまり悩むことは無い。そうではなくて
自分たちで考えるのだから、芝居はアドリブに近く、ライブのロケと一緒になる。
「これまで周到な準備をしてから現場に臨んできたことは」と
ぺ・ヨンジュンが控えめに言うには
「勉強した成果を発表するようなもので、
そこで作り上げるということではなかったのです。
今回の作品で私は場の雰囲気に合わせて、(ドラマを)創造するということを学びました」
と答え、これもまた成長の機会であったと前向きの発言をしています。

薬局の場面のみセットが作られています。
三興モーテルは一部に手を入れ、淡いトーンに統一して撮影に使われているそうです。
病院とは市内での位置関係まで考慮してロケ地を選定しているとの話です。
三陟病院は撮影後、改装工事に入ったそうですが、主要ロケの行われた病室等は
保存されているとか。
警察署のシークエンスも実際の三陟警察署で撮影されています。
現在は押し寄せる見学者のために近隣に小さな公園まで作られたとか。
インスとソヨンが逢瀬を重ねる浜辺のリゾートホテル、パレスホテルは
ロケ期間中は撮影隊の拠点として監督や俳優たちが宿泊し、
またホテル内の刺身料理店では、
インスとソヨンがはじめて…

以下はネタバレになるので、この続きはhttp://www.cam.hi-ho.ne.jp/la-mer/Pic-aprilsnow.htmlにて脚本レビューの頁をご覧下さい。

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制作裏話「ロング・エンゲージメント」

2005年11月01日 | 映画原作 映画製作裏話 独身社会人
『 ロング・エンゲージメント』の英語題A VERY LONG ENGAGEMENT
は直訳「非常に長い婚約」で、フランス語の原題
「 Un Long Dimanche de Fiancailles 」は
「長い婚約の日曜日/婚約式の長い日曜日」という意味になります。
ヒロインは『アメリ (2001)』のオドレイ・トトゥ。
『 ロング・エンゲージメント 』は制作費 $50,000,000
$1=¥ 110 換算で 55 億円)だそうですが、
ワーナーブラザースが35%出資しているのでアメリカ国籍の作品です。
フランス語の作品ですが、フランス政府の助成金は受けていません。

『 ロング・エンゲージメント 』は、
セバスチャン・ジャプリゾのフランス語同題の小説
「長い日曜日Un Long Dimanche de Fiancailles 」(東京創元社刊/[訳]田部武光])を
原作にしています。
『ロング・エンゲージメント 』のスタッフも出演者も、
監督・脚本ジャン=ピエール・ジュネや主役オドレイ・トトゥを始め、
大半が 『アメリ (2001) 』に関わっている人たちです。

事件の舞台になる
“ソンムの戦い”とは、第1次世界大戦中、1916 年、英・仏軍とドイツ軍が
フランスのソンム川流域で行った戦いのことです。
フランスは 40 個師団、イギリスは 20個師団を投入した戦闘で、
英・仏軍の戦死者は 63 万人にも上ったと記録されています。
このソンムの戦いは強固な塹壕を掘って戦ったのでも有名らしいです。

セバスチャン・ジャプリゾの小説
「長い日曜日Un Long Dimanche de Fiancailles 」は91年秋の発表され
ベストセラーとなりました。
フランス五大文学賞のひとつアンテラリエ賞を受賞しています。
ジャン=ピエール・ジュネ監督は当初より映画化を熱望していたそうですが、
いかにせん当時はやっとこ「デリカテッセン」を発表したばかりの無名の新人。
劇中で第一次大戦の“ソンムの戦い”を再現せねばならないなど、
巨大なバジェットとなることが見込まれる本作の映画化は手の届かぬ夢でした。
映画化権利がハリウッドに買い上げられると知ると、
未練を断って自作「アメリ」の準備にかかり、
ハリウッドに呼ばれて「エイリアン4」の監督・脚本
を引き受けることになります。

セバスチャン・ジャプリゾは脚本家としても活躍しており、代表作には
チャールズ・ブロンソンを一躍メジャーにした
ルネ・クレイマン監督の「雨の訪問者」。
アラン・ドロンとチャールズ・ブロンソンの「さらば友よ」。
自らの原作を脚色した「殺意の夏」でセザール賞の脚本賞を受賞しています。

ペンネーム“セバスチャン・ジャプリゾ”は本名、
ジャン=バチスト・ロッジのアナグラムなのだそうです。
さすがミステリー作家ですね。ペンネームの名乗り方からしてかっちょいい。
本名では17才の時に処女小説を発表、
その後J.D.サリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて」のフランス語訳をしたり、
映画監督として76年に「続・個人教授」を演出するなど、
多才振りを発揮しています。
セバスチャン・ジャプリゾ名義では99年に「クリクリのいた夏」の脚本を
担当しています。

「アメリ」の世界的な成功で、ジャン=ピエール・ジュネ監督は、
「長い日曜日」の映画化を自分の手に引き寄せます。
本作品の脚色は、
ジャン=ピエール・ジュネ監督と『ピエロの赤い鼻 (2003) 』の脚本でも知られる
ギョーム・ローランの共同作業で進められています。

美術の感覚もいつもながら不思議で、
飛行船の倉庫の中に野戦病院があって、そこが空襲されて浮かび上がった飛行船が
天井に突き刺さった不発弾に触れて爆発する。
非現実でファンタジックな悪夢っぽいアクション場面がある。
混乱期のパリ市街でオドレイ・トトゥの目の前に、突如、
ジョディ・フォスターが現れる。
エロディという証人の一人なのですが、
まったく出演していることが宣伝されておらず、
私も最初、良く似た人がいるな、と思ってました。
ノン・クレジットとも言われてますが、
エンディングのキャストにはちゃんとジョディ・フォスターの名が出てきますので、
俗に言うカメオではないですね。
オドレイ・トトゥはジョディ・フォスターと共演できて感激のようです。
彼女のフランス語は私より上手いとも言ってました。

マネク役のガスパール・ウリエルというのはイイ男ですね。
『ジェヴォーダンの獣(2001)』『かげろう(2003)』に出ているまだキャリアも浅い
新人ですが、…

以下はネタバレになるので、この続きはhttp://www.cam.hi-ho.ne.jp/la-mer/Pic-longeng.htmlにて脚本レビューの頁をご覧下さい。

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