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映画制作裏話ブログ

映画制作裏話をかき集め作品ごとに整理したブログです。mixi「独身社会人映画ファンコミニティ」のログ集!

制作裏話「リンダ リンダ リンダ」

2005年09月19日 | 映画原作 映画製作裏話 独身社会人
「リンダ リンダ リンダ」の最初の脚本が02年角川の映画新人発掘コンテスト
第一回日本映画エンジェル大賞の大賞を受賞したときは、
「ブルハザウルス17」というタイトルで、
陸上部のホープだった恵と性的妄想からバンドに引き込まれる田花子の女の子ふたりの
少女漫画風友情物語だったそうです。
当時の脚本に登場するブルーハーツの曲は十五曲。
音楽使用の権利関係から換算しても制作費は三億以上になることが予測され、
根岸プロデューサーらは、映画制作のための会社COVERS&COを立ち上げます。
監督探しは難航。結局、03年、脚本をいったん白紙にして
プロットから練り直し「リアリズムの宿」の
山下敦弘に白羽の矢が立ちます。

山下監督より学園祭とその前の数日間のドラマとしてはどうか、というミニマムな
提案から企画が一気に立体化。
04年に入りキャスティングが進行、2月、監督とプロデューサーで見たライブの帰りに
下北沢の駅構内でベースを背負った制服姿の関根史織と遭遇。
3月、香椎由宇と面接。
監督よりボーカルを韓国女優ぺ・ドゥナにしてはどうかというアイディアが出る。
4月「子猫をお願い」のプロモートで来日中のぺ・ドゥナに面会、韓国語の企画書を渡す。
その時、イヤホンで「リンダ リンダ リンダ」を聞いてもらったところ、
ぺ・ドゥナ、笑い出す。
配役候補に合わせて脚色が進行するとともに響子、凛子役のオーディションに既に決まっているキャストも参加。
同じバンドとして絵になるかどうかも吟味される。
響子役が最後まで決まらないが、前田亜季のプロフィールの特技欄にドラムと
あることを発見。芝居をあわせてみると絶妙であることに気づかされ決定する。

8月に群馬の高校野球で有名な県立前橋工業高校で全面ロケーションが決まり、
9月にクランクインしてます。

ボーカル ソン『ほえる犬は噛まない』『TUBE』の韓国女優ぺ・ドゥナ
ドラム  響子『バトル・ロワイアル』シリーズの前田亜季
ギター  恵 『ローレライ』の香椎由宇
ベース  望 ロックバンドBase Ball Bearの…

以下はネタバレになるので、この続きはhttp://www.cam.hi-ho.ne.jp/la-mer/Pic-linda3.htmlにて脚本レビューの頁をご覧下さい。

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