映画制作裏話ブログ

映画制作裏話をかき集め作品ごとに整理したブログです。mixi「独身社会人映画ファンコミニティ」のログ集!

メイキング「プラチナデータ」

2014年03月23日 | 映画原作 映画製作裏話 独身社会人
プラチナデータ予告集

日本ならではの逃亡劇を追求した大友啓史監督×豊川悦司
ベストセラー作家・東野圭吾の傑作ミステリーを、大友啓史監督が二宮和也、豊川悦司を迎えて映画化した「プラチナデータ」。国民の個人情報であるDNAデータが管理され、犯罪検挙率100%が実現しようとしている近未来の日本を舞台に、DNA捜査システムを開発した科学者本人が、身に覚えのない殺人事件の容疑者となる。この複雑で謎めいた物語を、疾走感あふれるエンタテインメント大作に仕立て上げた大友監督、DNA捜査に疑問を持ち蓄積した経験をもとに事件を追う主任警部補・浅間を演じた豊川に話を聞いた。

大友「逃亡劇ってそもそも単純な構造ですよね。ハリウッド映画であれば、逃げ切る直前、最終的にはアメリカという広大な自然が逃亡の味方になってくれるし、追う側と追われる側のアクションのダイナミズム・スケール感だけで、映画的に観客を楽しませることができる。でも、狭い日本で逃亡劇を描くとなると、逃げ切るための仕掛けをより精密に構築しなきゃいけない。さらにこの映画の場合、主人公は2つの人格を持っていて、追う側がそのことに気づき始めるというプロセスがあります。だから、僕らはハリウッド映画よりももう少し繊細に、ディテールを作り込んでいこうという意識がありました。ただ逃げるだけでなく、自分の過去を追い求めながら逃げている神楽。ただ追うのではなく、DNAが人間の全てではないという自身の考えを確認するために追っている浅間。この2人の感情を、アクションだけでごまかさず丁寧に拾うことを意識しましたね」

豊川「浅間は、神楽が所属する特解研(特殊解析研究所)の前で彼と初めて顔を合わせますが、そこが僕と二宮くんが初めて一緒に撮影したシーンなんです。これがお互いにとってすごくよかったと、二宮くんとも話していたんですよね。初対面で神楽と浅間が腹を探り合うように、二宮くんと僕も芝居の雰囲気をつかむことが出来て、その後のシーンがすごくやりやすくなりましたから。僕たちが共演している場面は、たいていが2人のヒソヒソ話なんですよ。なにしろ会話の内容がDNAですから。でもそれをすごくダイナミックなフォルムで包んでいて、とても映画らしいスケール感が生まれているんですよね」



以下はネタバレとなるので

http://www.cam.hi-ho.ne.jp/la-mer/#day

にて「プラチナデータ」の頁をご覧下さい。



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メイキング「塔の上のラブンツェル」

2014年03月19日 | 映画原作 映画製作裏話 独身社会人
映画「塔の上のラプンツェル」予告編

日本公開版でヒロイン、ラブンツェルの声を当てた中川翔子のインタビューを採録します。

Q:ラプンツェルの役が決まったとき、どう思いましたか?

 こんなに信じられないことが人生に起きてしまってどうしようという嬉しさと、
ものすごい責任感と衝撃とプレッシャーと、だけどやっぱり嬉しさでグルグルしました。

 一人っ子だったので、留守番中はディズニーのビデオを繰り返し見せられていましたし、
お金がなくてもフロリダのディズニーワールドに母と二人で貧乏旅行したりして、
そうやって幼少の頃から母に、いかにディズニーが素晴らしいかということを教育されて
きたので、家に帰って母に報告した途端に、二人とも口を開けて呆然としてしまって、
その後「やったー」と転げ回りましたね。

 とにかく、人生最大のビッグバンです、本当に。
だい、だい、だい、だい大抜擢で、いかにすごいかってことを噛み締めて挑まなくては
いけないと思いました。

 実際に、アメリカ版のラプンツェルを観たときは、なんて美しくて、可愛くて、強くて、
おてんばでと、両手で足りないくらいの色んな魅力が詰まった未来的な女の子で、
日本語版でどんなふうに表したらいいんだろうってグルグルになったんですけど、
100年、200年と、地球が回り続ける限り、自分が死んでも残っていくという"生きた証"に
なると思い、心してかかろうと決めました…


以下はネタバレとなるので
http://www.cam.hi-ho.ne.jp/la-mer/#day
にて「塔の上のラブンツェル」の頁をご覧下さい。

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映画と原作比較「神様のカルテ」

2014年03月14日 | 映画原作 映画製作裏話 独身社会人
映画『神様のカルテ』予告編


主人公の栗原一止(くりはらいちと 櫻井 翔)は長野の病院に勤務する内科医です。
市内の信濃大学医学部を卒業したものの大学の医局には残らず、
松本市内の病院に就職をしました。

妻の榛名(宮崎あおい)とは1年前に結婚し、元旅館だった御嶽荘で一緒に暮らしています。
榛名はプロの写真家。

彼が勤務している病院は、地域医療の一端を担うそこそこ規模の大きい病院。
24時間365日などという看板を出しているせいで3日寝ないことも日常茶飯事。
自分が専門でない範囲の診療まで行うのも普通という状態です。

映画は夜勤明けの医局、研修医が床に転がる向こうで
ぶつぶつつぶやく一止の姿から始まり、
原作では結婚記念日を忘れて愕然とする一止の姿から始まっています。
どちらも激務明け。

その後映画では、
”こういう病院の消化器内科患者の半数近くがアルコール関係である”
と言う原作の真ん中辺りのエピソードが出て来ます。
アルコール中毒と予備軍相手にてこずる主人公。

主人公が何者で、どんな状況下にいるかを見せるバートになっています。


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続けて救急車が怪我人を運び込み、
内科医の筈の一止は胸の名札を”内科医”と書かれたものから”救急医”と
書かれたものへと付け替えます。

同僚の外科医、砂山は原作の色黒の巨漢から映画ではスリムな要潤が配役されています。

砂山が新人ナースの水無さんにのぼせている原作のエピソードは
分量的に入りきれないのか映画では出て来ません。


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┗┿ │◆◇◆    安曇さんと雲の上先生          ◆◇◆
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原作では冒頭近くで既に安曇さんが入院しているのですが、
映画では一止が初めて彼女を診察した時のいきさつから描いています。



以下はネタバレとなるので
http://www.cam.hi-ho.ne.jp/la-mer/#k
にて原作と映画比較「神様のカルテ」の頁をご覧下さい。

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