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ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

痛恨のミスだらけなのだ。

2012-10-12 22:35:44 | Weblog
明日晴れたら出発しよう。かな?

オイル交換をした。オイル交換をしたのだが、すんなりとはいかなかった。すんなりと行くはずなのに、すんなりといかない・・・なんでだ?

暗くなる前に帰って来たが、暗くなる直前に帰って来たので、帰って来て10分で真っ暗になった。
それはいい。別にいい。

古いオイルを抜いた。今回はオイルフィルターも替えるので、ラチェットでフィルターのボルトを緩める。

ん?・・・あれ?

レンチのサイズが微妙に合っていない気がする。無理矢理回してみたら、なめた。・・・これはまずい。
持ち合わせの工具を使って色々と試すが、そのサイズのレンチだけ・・・無い。・・・ガーン。・・・なんてこった。

フィルターは替えるべき時期だ。ぜひとも替えたい。替えなければならない。
ならば、レンチを手に入れなければならない。ホーマックに買いにいかなければならない。

・・・たった今、バイクのオイルを抜いてしまった。。。バイクに乗れない。バイクで行けない。・・・なんてこった。

考えろ考えろ考えろ。・・・ピコーん。

廃油が入ったビニール袋を、ぶら下がっているタープの紐に結んで吊るす。
命の水が入った愛用のペットボトルの水を抜く。
ビニール袋の下にペットボトル。ビニール袋の角をハサミでチョキン。ペットボトルに廃油が落ちてくる。
全部入ったら、廃油を再びバイクに入れる。

何が悲しくて、廃油をバイクに入れなければならないんだ・・・。これって悲しすぎやしないかい?

いざホーマックへ。往復30キロ強の旅だ。

安いラチェットを探す。よくよく考えてみると、ソケットのサイズが分からない。11か12だとは思うのだが・・・。
店員さんに頼んでみる。・・・試させてください。
店員さんは快く、僕と一緒に駐車場のバイクまで一緒に来てくれた。

ラチェットとソケットを買って帰宅。早速作業開始。
再びオイルを抜いて、買ってきたばかりのラチェットでオイルフィルターのボルトを緩める。・・・ガーン。これ、ラチェットじゃない。ソケットがはまるただの棒じゃん!?
カチリかチリといわないやつじゃん!?

痛恨のミスである。最近、痛恨のミスが多い。

ただの棒でも、役には立つ。ただ・・・ちょっと残念なだけである。

ただの棒を使って、ボルトを緩め、無事にオイル交換は終了。

行って帰って一時間。終わってみたら8時半を過ぎていた。
とにかく、オイル交換は終わったのである。

明日、出発するのやめようかな。。。

中富良野の夕暮れ。

2012-10-12 16:44:04 | Weblog

晩御飯の買い物。
中富良野の、いつも閉まっているように見える巨大スーパー。なぜか入り口付近がいつも暗い。何度も来てるけど、このスーパー、なんて言う名前なんだろう?

さっきの高級ジェラートの甘ったるさが舌に残っていて・・・ちょっと気持ちが悪い。
これは、お口直しをしなければ。

ということで、お焼き。大判焼き。粒あん。

昨日読み始めて読み終わった小説に出で来たんだよねぇ・・・大判焼き。
大いなる魂の声が聞こえたね。
おまえ、大判焼き、食べろ!ってね。

さぁ、日が沈んだ。・・・帰ろう。

深山峠へ。

2012-10-12 15:46:33 | Weblog
深山峠にアイス工房があるというので、わざわざ来てみた。
蜂蜜ジェラートっていうやつを食べてみたくて、わざわざ来てみた。

ダブルで500円という、破格の高さに驚いた。

味は・・・うーん・・・シングシュランには載せられませんね。残念です。

あぁ、チーズ工房へ行けばよかった。。。

釣りをしたよ。

2012-10-12 13:59:17 | Weblog

裏の川で釣りをしてみた。
石をひっくり返してもミミズがいない。もう寒いからどっかへ行っちゃったみたい。
仕方がないのでムカデを捕まえて、川へ投入。
すぐに釣れた。
たぶん、これは、おしょろこまだな。
ちっちゃいから川へ返してあげました。なんといっても、絶滅危惧種。乱獲はいけません。

ミミズがみつからないから、釣りはすぐにやめたよ。

四食連続カレーなのです。

2012-10-12 10:36:51 | Weblog
雨、晴れ、曇り・・・。この30分、空の色がころこと変わる。

昨日は、結局一日中雨が降り続いた。
そろそろ寝ようと想い、タープの下から出て驚いた。
さっきまでポツポツと雨の音がしていたのに、頭上には満天の星空があり、流れ星がヒュンヒュンと流れた。

椅子を外に持ち出して、毛布で身体をグルグルに巻いて、しばらく星空を観ていたりして。。。明日は晴れるかなぁ。。。晴れそうだなぁ。。。と想ったりして。

朝起きると小雨がパラついていた。昨夜の星空はなんだったんだ?・・・と思わなくもない。

雨が降らないなら、何処かへ出掛けたい。でも、特に行きたい場所があるわけでもない。
雨が降るなら、何処へ出掛けなくてもいい。でも、買い物には行きたい。カレーばかりでもう飽きた。

とりあえずは・・・散歩かな。散歩かへ出掛けて雲の流れを読もう。
少しだけ色付いた紅葉を、君に見せてあげたいしね。


シマリス君、僕はここにいるよ。

2012-10-11 17:31:42 | Weblog
雨の音を聴きながら本を読んでいた。何かの気配を感じ顔を上げると、すぐそばにシマリスが来ていた。
大きな尻尾がクルンと丸まって、なんとも愛くるしい。

シマリスは小雨の中、僕の前を横切って、ちょっと向こうにある果樹にひょいひょいと登っていった。

雨の音を聴きながら本を読んでいた。
パタパタと音がするので顔を上げると、僕の横に置いてある緑色の椅子に、四十雀みたいな小鳥が止まっていた。
少し緑がかった小さな身体。キョロキョロと辺りを伺う姿が可愛らしい。

僕が身体を動かしたことに驚いたのか、小鳥は空中を滑るように羽ばたいて、ちょっと向こうに立っている樹木に止まる仲間の所へ飛んでいった。

なんとも・・・何もない一日だ。ただ、薪ストーブの火がユラユラと燃え続けている。
なんとも・・・退屈な一日だ。朝から日暮れまで、まるで眠っているかのような時間が流れていく。

どんな一日も、大切な一日だ。
二度と還らない、大切な一日だ。

暗くなって、何も見えなくなってしまった。
なんとも・・・何もない・・・一日だ。

ハニー、瞬間をつかまえていてね。

2012-10-11 11:35:01 | Weblog
雨を見ながら一日を過ごせるなんて・・・なんて幸せなんだろう?

今日も富良野にいます。
朝早く起きて、雨に備えてタープを張りました。廃バスの裏にある薪の山から、使いやすい薪を集めて、薪小屋に避難させました。
梨を一個食べて、裏の川にマスでも釣りに行こうかと思ったところで雨。予報よりずいぶんと早い降り出し。
備えあれば憂いなし。転ばぬ先の杖。昔の人はよくいったものだ。
珍しく、バイクも、荷物の何一つも濡れずに済みました。

久しぶりの雨です。やはり、雨が降ると寒い。朝から薪ストーブに火を入れます。
時折吹き込んでくる雨が気にならないわけではないのだけれど、屋根のある外での生活は快適です。

そういえば、朝起きた時から喉が焼けるように痛い。風邪かな?と想ったのだけれど、多分・・・風邪ではないと想います。
そういえば、何日か前から異様に寒くて、熱いお風呂に入っても身体の芯が寒く感じ・・・風邪かな?と想ったのだけれど、多分・・・風邪ではないと想います。
念のため、朝、梨を食べた後に風邪薬を飲んだのだけれど、多分・・・風邪ではないと想います。

旅をしていて風邪を引くなんて、あり得ないことなので、多分・・・風邪ではないと想います。
だって、旅をしていて風邪を引くなんて・・・辛すぎますもの。つまらな過ぎますもの。

寒いので、上下ダウンを着て過ごしています。
いやぁ、富良野は寒いなぁ・・・。まるで風邪を引いた時みたいに寒いなぁ。

それはそうと、今日も僕は幸せです。
薪ストーブと熱い紅茶。降りしきる雨と読みかけの小説。旅の思い出と立ち昇る煙。・・・望むべくものが他にないくらい・・・僕は幸せです。

梨をくれる神あれば、水を出してくれる神もあり。その3。

2012-10-10 23:18:28 | Weblog
今日の晩御飯はカレーにすることにした。富良野の野菜をふんだんに使ってカレー。上富良野産の豚のモモ肉でカレー。薪ストーブで調理してカレー。

フライパンで上富良野産の豚のモモ肉をジュージュー炒めていると、暗闇から人が現れた。
「旨そうなもん作ってるな」
妖精かと想ったら・・・佐藤さんだった。

ニコニコして立っている佐藤さん。座ってくださいよと言うと、首を振って手に持った袋を差し出した。
中身を見ると、袋いっぱいに小さな梨が詰まっている。

少し立ち話をした。これから旭川に行くのだそうだ。明日の朝一で病院に行くために、前乗りで旭川の親戚の家に泊まるのだそうだ。
注射を打って、検査の結果をみて、結果が芳しくなければ、何日か病院にいなければならない。悪ければ入院。

しばらく居るのかい?と佐藤さんが聞いてきたので、しばらく居るつもりです、と答えた。
すると、佐藤さんがこう言った。
「しばらく居るなら水を出してやんなきゃな。簡単だから、今やってきてやっから。」

佐藤さんは闇夜に消えて、僕は水道の蛇口を捻って待つ。

チョロチョロチョロチョロ。・・・ジャー。

やった!水が出た。

廃バスの後ろにある五右衛門風呂へ。
水を出して、タオルで釜をゴシゴシと洗う。

梨をくれる神あれば、水を出してくれる神もあり。
梨をくれる神と水を出してくれる神は、同一人物なのでした。

そんなわけで、寒い寒い富良野の生活。水とお風呂を手に入れて、いよいよ盛り上がって来たのであります。

おわり。

梨をくれる神あれば、水を出してくれる神もあり。その2。

2012-10-10 21:09:58 | Weblog
廃バスが置いてある敷地の隣には、地主の佐藤さんが住んでいる。ちっちゃくて愛らしい、いつもニコニコ笑っている可愛いおじさんだ。

前に話をした時、佐藤さんが重い病気にかかっていると知り、心配をしてきた。
この前会ったぶどうおじさんが言うには、臓器を摘出して、いつも寝ている・・・とのこと。
今回は会えないのかな・・・そう想っていた。

一昨日の出来事。
バイクで麓郷まで水を汲みに出掛けようとした所、佐藤さんの家の敷地におじさんがいるのを見つけた。
佐藤さんの家の敷地にいるからといって、佐藤さんだとは限らないのが、佐藤さんの敷地の特徴である。知らないおじさんがたくさん出入りしている。

誰か不明のおじさんは、スコップ片手に排水溝のヘドロをすくっていた。
「あれは佐藤さんじゃないな・・・」
そう想って、ぺこりとお辞儀をして通り過ぎると・・・佐藤さんだった。

慌ててUターン。バイクを降りて、挨拶をする。
話によると、病気の方は思わしくないようではあるが、元気に動いている姿を見ると、少しホッとする。

「ゆっくりしてってください。」

佐藤さんはそう言って、仕事に戻っていった。

梨をくれる神あれば、水を出してくれる神もあり。

2012-10-10 20:44:51 | Weblog

富良野山部の廃バス。売りは・・・五右衛門風呂だったはず。
富良野の星空より綺麗な、山部の星空を見上げながら入る五右衛門風呂。

二年前までは引いてあった電気が、今回は消えていた。そして水も・・・。
水がなければお風呂にも入れない。これ、摂理。水があっての風呂である。

富良野には、これといった温泉が・・・無い。銭湯はあるようだが、営業しているのか不明。
中富良野や上富良野まで行けば良い温泉がある。でも・・・遠い。ちょっとお風呂に行ってくるよ・・・の距離じゃない。

昨日行った吹上温泉までは50キロ。往復100キロ。何かのついででもなければ、行きたい距離ではない。
中富良野の温泉は1000円近くするし、上富良野の温泉は好きな温泉の一つではあるが、やっぱり遠過ぎる。

我が家に導入したいモノ。

2012-10-10 17:56:37 | Weblog
いやしかし、薪ストーブの暖かさといったら、尋常じゃない。
どんなに寒い夜でも、薪ストーブがあれば、きっと乗り越えられることだろう。もちろん、野外でね。

いつ帰るか、いまだ考えあぐねているのだが、帰る頃には関東も秋深し・・・の頃になっているのではないか。

我が家のこと。夏はとても涼しかった。エアコンを使わないのは当たり前のことだとして、大袈裟に言うと、軽井沢の避暑地並みの涼しさだったように想う。・・・白樺があるし。

夏の涼しさを体感すると共に、冬の寒さへの心配が首をもたげる。武蔵嵐山の冬の寒さは、想像以上に厳しそうだ。

富良野山部にて。
ここには薪ストーブがある。帰って来ると、まず、薪ストーブに火をいれる。薪をジャンジャン突っ込んでいくと、瞬く間に燃え上がり、辺りはほんわか暖かくなる。近づき過ぎると火傷しちゃうよ。

ぜひとも、冬の我が家に導入したい。ホームセンターで安いモノを探せば4000円くらいで手に入る。煙突を組み合わせても、大した値段にはならなそうだ。

我が家の裏は山。薪は拾い放題。電動丸ノコを買って、ジャンジャン切れば、薪に困ることは無いだろう。正に、薪ストーブにはうってつけの立地なのだ。

富良野山部。廃バスの裏には、大家さんが集めて来た薪が、山のように積んである。
この三日間、とても寒かったので、薪ストーブにジャンジャン薪を突っ込んだ。お陰で、外で炊事をしていても、リクライニングチェアーに座って星を眺めていても、凍えることは無かった。

それにしても、暖をとるためには薪をジャンジャン燃やさなければならない。その、ジャンジャンの量が問題だ。ここの薪がなくなることは、そうは無いと思うのだが・・・。
我が家に導入して、ジャンジャン燃やし続けた日には・・・それこそ、毎日薪拾いに山に入らなければいけない気がする。結構な重労働だ。

いやはやいやはや・・・こんなにも魅力的な薪ストーブ。料理も出来る薪ストーブ。エコなのかエコじゃないのか分からない薪ストーブ。

我が家に導入するかしないかは、しばし置いておいて・・・
今夜もメラメラと、僕の身体と心を、暖めてくれているのです。

ありがとう、薪ストーブ。感謝感謝です。