ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

ハヨピラ。

2012-10-29 23:33:16 | Weblog
平取はアイヌの神様オキクルミカムイが降り立って住まわれた場所。ハヨピラは武装した崖の意。

最後の冒険は平取にあるピラミッドの謎を解くこと。

平取に謎のピラミッドがあると知った時から、この冒険は約束されたものだった。なんで平取にピラミッド?札幌のモアイとストーンヘンジよりも謎である。これは行って確かめねば。ということである。

事前調査のため、前乗りで平取入り。色々な場所で聞き込みをする。
僕、ピラミッドの調査に来たんです。
すると誰もが、?マークを頭にうかべたあと、あぁ、あれね、てっぺんまで登ったら死ぬからやめときな、と言うのである。・・・うーん、謎は深まる。

でっかいカツ丼を食べ過ぎて、苦しいよぉとつぶやきながら国道を走る。平取市街に通ずる橋を渡ると・・・あった、あれだ!

橋を渡って、駐車場にバイクを停める。

風化してしまった入り口に、立ち入り禁止の看板。

怪しげな紋章?・・・なんか・・・20世紀少年てはみたいな入り口だぞ。

でっかいって魅力的。

2012-10-29 23:02:55 | Weblog
突然だけど、平取で食べたお昼ご飯。

ライダーハウスユーカラは、ドライブインユーカラという食堂。晩御飯を食堂で食べると宿泊費がタダになるというライダーハウス。
こういったシステムのライダーハウスは意外に多い。

ライダーハウスは閉まっていて泊まれなかったのだけれど、せっかくなのでお昼ご飯をユーカラで食べようと思い寄ってみた。

目に入って来たのは、壁に貼ってあるメニュー、でっかいカツ丼とでっかいカツカレー。
なんか惹かれない?でっかいって、どれくらいでっかいんだろうって。

おばちゃんに聞いてみる。でっかいってどれくらいでっかいんですか?
そうねぇ、二倍くらいかしらねぇ?
おれ、食べられますかね?
そんなん知らんがな。

あんまり気になるので頼んでみた。でっかいカツ丼。これは冒険である。だって、おれ、大食いじゃないんだもん。

しばらく待って出てきた、でっかいカツ丼。・・・カツ丼じゃないじゃん!乗ってないじゃん!とは言わなかったよ。きっと、でっかすぎて乗らないんだよね。

タバコの大きさと比較して欲しい。これは、だいぶでっかい。

全部食べられたかって?
食べられるわけないじゃん!
頑張ったんだけどね、少し残しちゃったよ。ごめんなさい。

おれね、決めたよ。もうでっかいってつくものはたのまなからね。

キタサンの憂鬱。

2012-10-29 22:27:09 | Weblog
先日世話になった、キタサン家での出来事。

夜中に、ドタバタンと音がした。僕は二段ベッドと上で寝ていたので、何事かと下を覗く。暗くてよく分からなかったのだが、キタサンが机に躓いて転んだようだ。

あぁ、机が壊れてもうた。

とりあえず、一笑い。一笑いしてから、気にせずに寝た。

朝起きると、机の足が完全に壊れていて、机がこんにちはをしていて二笑い。

どうもこの長机、キタサンの手作りらしい。なかなか上手に出来ている。

朝からキタサンは工具を持ち出して机の修理。
テレビを見ながら作業をチラ見する。予備の脚があるらしく、壊れた脚を外して新しいものをつけようとしている。
良く見ると、脚の長さが違うやん!ここで三笑い。

キタサン、それ付けると、机が立たなくなるよ?

そうやなぁ。

結局、読み古した少年マガジンを10冊程脚の代わりに差し込んで修理終了。

キタサンは納得のいかない表情をしていたが、僕が想うに、今のところベストな選択だ。だって、四本のうち一本だけ長いって・・・ありえないじゃんねぇ。ありえないやーん。

トトが作った肉豆腐。

2012-10-29 21:32:48 | Weblog
腹は減ってるか?とか、何か食べるか?とか・・・今日は何も聞かれなかった。
なのに、トトが肉豆腐を茶碗に山盛りで持って来た。ただ一言。

東京の下町風肉豆腐。

あはは・・・お腹いっぱいだよぉ。

それでも全部食べました。

今晩でで雪月花廊の夜はお終いです。

いやいや、なんだか温かい所です。暖炉の火の灯りのように暖かい所です。

ウクライナから来た天使。

2012-10-29 20:56:43 | Weblog
温泉にのんびり浸かって、ヒルトンホテルで働いてるスペシャル美人の女の子と話をしていたら、すっかり遅くなってしまった。
あんまり美人なので、僕と結婚してください!と言おうと思ったが、変態だと思われたら嫌なのでやめておいた。

真っ暗闇の雨の中、バイクを飛ばして1時間。寒さはともかくとして、夜の雨の中は前が見えなくて辛い。怖い。鹿が飛び出してきたら一巻の終わりだ。

真っ暗闇の中、浮かび上がらないのが雪月花廊。通り過ぎていやしないか、心配で仕方がなかった。

無事に着いてご飯の支度。今夜はジンギスカン丼。
そういえば、セイコーマートのジンギスカンをまだ食べていないことに気づいたのだ。セイコーマートは埼玉にもあるから、食べたきゃいつでも食べられるのだが、やはり、北海道で食べると気分も違うというものだ。

今夜は寒いみたいだ。手のかじかみ具合で寒さが分かる。
ご飯を食べたら、さぁ、団欒部屋へ逃げ込もう。

定休日。

2012-10-29 19:24:59 | Weblog
残念ながらマーニは定休日だった。

三人のおばさまが先客。お店の前でお喋りをしていた。
僕がバイクを停めると。
あら?遠くから来たのね。やっぱりあれ?映画を観ていらっしゃったの?

その後も続々とと言うと大袈裟ではあるが、チラホラと、幸せのパンファンが訪れてはマーニの写真を撮っていた。

洞爺湖を見下ろす丘の上。なんとも素敵なカフェですこと。
次回は定休日じゃない時に、ぜひ来てみたいものです。

紅葉。綺麗だね。

2012-10-29 18:50:33 | Weblog
北海道の中でも一番温暖な地域。道東も大雪も、今年は紅葉無しで終わりと言われているのに、ここら辺は紅葉真っ盛り。とても綺麗だ。

洞爺湖畔、よくよく考えてみると、初めて通った。いつもは帰り道に上からながめだけだ。
湖マニアではないのだけれど、なかなか良いと思われる。

幸せのパンのマーニ。

2012-10-29 16:25:50 | Weblog
幸せのパンという映画をご存知だろうか?
原田知世と大泉洋主演の映画である。

その映画の舞台となった虻田郡月浦にい行ってきた。

マーニという名の食堂を舞台に繰り広げられる人間模様を描いた作品なのだが、このマーニがカフェゴーシュという名で実在している。

月浦は喜茂別からそう遠くない。雨に打たれる覚悟をして出発。実際、行く道はほとんど雨だった。

洞爺湖畔、昭和新山の標識。あっ、学校で習ったやつだ。と寄ってみる。
駐車場が有料なのと、それほど観たいわけじゃないので、遠くからパシャりと写真を撮って終了。

再び月浦へと洞爺湖畔を進む。

レッツゴーサムの助の巻。

2012-10-29 15:56:54 | Weblog
今、ニセコビレッジのヒルトンホテルにいます。貧乏人にはなかなか近寄り難い受付を抜けて、露天風呂です。

あぁ、極楽極楽。

なぜヒルトンホテルにいるのか?これには訳があるのです。もちろん、訳というほどの訳ではないけどね。

話は斜里のクリオネに戻ります。

クリオネには数人の長期滞在ライダーがいた。ファンキーけいすけ、ダル君、人参バイトのキャロットカンタ。そしてもう一人、日本一周中の鹿児島のライダーサムの助君。

このサムの助君、北海道の外周一周を早々と成し遂げ、クリオネに何をするでもなく二週間滞在中。毎日、地図を見ながら、あぁ、全然時間が足りねぇ~と呟いて今後の日程を検討している。・・・面白い奴だ。

このサムの助君、とにかく薄着なのである。
サムの助君がバイクで出かける時に、あれっ?上着着ていかないの?寒いよ。と言うと、えっ?これ上着ですよ。
えっ?それはジャージでしょ?
ジャージじゃないですよ、ほら、裏地が付いてます。

・・・薄いスカジャンの裏地くらいの裏地がジャージの裏にくっついていた。
その上着はかなりのボディフィットなフォルムである。中に何を着ているのか聞くと、ヒートテックちゃんと着てますよ。だって。

外は一桁の気温、バイクで風を切る。死ぬな・・・こいつ。

ある夜、そのサムの助君が、僕とカンタにヒルトンホテルの温泉無料招待券をくれたのだ。

サムの助君は面白いヤツで、ガイドブックの写真に騙されるタイプ。
この夕陽、すごくないっすか?ここ行きたいんすよ!
この温泉のこの夕焼け、すごくないっすか?ここ絶対最高ですよ。

時間とか天気とかタイミングとかが全部合わないと、こんな風には見えないんだよと言うと・・・
そうっすよねぇ、絶対ここ行くっす!
といった感じ。

ヒルトンの温泉の写真も見せてくれ、ここ最高じゃないっすか?と言っていたが・・・
今日は生憎の小雨。夕陽も星空も見えそうもない。

せめて、サムの助君が来た時には晴れてくれるように祈るばかりだ。

僕はみんなより一日早く斜里を出発した。
その夜は多和平でキャンプをしたわけだが。
翌日、降りしきる雨が止んだ頃、牧場の方、遠くに手を降る姿が。・・・サムの助君である。
サムの助君は、あまりの寒さに上下ともカッパを着ていた。そりゃぁそうだ。

僕の片付けと準備を待っていてくれ、一緒に出発した。
一緒に出発したのはいいのだけれど、二キロほど行った先の分かれ道で、二人は別れる。

良い旅を!

そう言い合って僕らは別れた。

今頃何処を走っているのだろうか・・・。
ヒルトンホテルの温泉に浸かりながら、約束を果たしたような、そんな心地良い気持ちに包まれているのである。

金なんか望むな。幸せだけを見ろ。

2012-10-29 11:19:26 | Weblog
富良野の話。黒板五郎の遺言。

富良野には、「北の国から」ファン必見の観光名所がたくさんある。

よくこういう言葉を耳にする。ラベンダーの時期を逃したら、北の国からのファンではない人には魅力的な場所ではないよ。

僕はファンなのであるからして、その言葉の真意を理解することは出来ないが、一理ないこともないとは想う。
でも、道は気持ちがいいし、星は綺麗だし、十勝岳は雄大だし、アンパンマンはいるし・・・あまりある魅力があると、僕は想う。

北の国からの名所、たくさんあるのだが・・・やはり、番組に思い入れのない人には、なんてことのない場所になってしまうのは当たり前の話で・・・。

でも、一箇所だけ、そんな人にも通ずる場所がある。
それは、「拾って来た家、やがて町」である。

劇中、田中邦衛扮する五郎さんが、人が捨てた様々なモノを拾って来て、カンカントントンと作った家。
廃バスを使い、ゴンドラを使い、公衆電話のボックスを使い、卵パックを断熱材に使い・・・基礎には車のホイールを使っていたりする。

拾って来た家が三軒。どれもこれも素晴らしい。完全なるアートだと言えよう。

エコだエコだと叫ばれるご時世。だけど、ちっともエコな世界には向かっていないような気がするご時世。
誰が行っても、感嘆のため息と、自省の念に駆られる素敵な場所が、富良野にはあるんだよ。

そしてきっと、北の国からを、観たくなるんだな。

プロトタイプ。

2012-10-29 10:20:39 | Weblog
今日も喜茂別にいます。雪月花廊のキャンプ場です。
朝方まで吹き続けた風、降り続けた雨は止み、雲間から太陽の光が薄く射し込んでいます。
風向きが変わり、今日は北風。少し寒いです。

キャンプ場は廃校の裏側にあります。そこに一軒の風変わりな建物。トトに聞くと、アイヌの住居を自分なりに復元してみたということです。つまり、チセです。
チセは萱葺きだけど、トトは全て廃材を使って作ったので屋根も壁も板葺きです。窓枠にはスキー板が使われていたりして、とても可愛く出来上がっています。斜めについた窓が、特に可愛い。
中にはちゃんと囲炉裏があって、ロフトもついています。
将来的には、ここにお客さんを泊まらせたい。キャンプ場のさらに奥の林の中に、あと四棟ほど作る予定だそうです。

今日は少し出かけてみようかと思います。では、また後ほど。