ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

帯広~幸せになるために

2010-02-24 16:14:30 | 2009夏北海道ツーリング~旅日記
もうずいぶん前になると思うけど、「愛国から幸福行きの切符」ってのが話題になった。ニュースとかワイドショーとかでもやっていた。
だからね、帯広の思い出に、ここにやって来たわけだ。で、せっかく来たのだから、買っておくか、と。

買っちゃいました。切符。記念切符。幸せの約束手形。あぁぁ、これで幸せになれちゃう。やったぁ。




花婿さんと花嫁さんがいたんだけど、ここで結婚式を挙げたのかなぁ。結婚式の後でここに来たのかなぁ。
田園地帯に咲いた二輪の花・・・って感じで、とても良かったよ。

キャンプ場に着くのは・・・完全に夜になっちゃうけど、来てよかったな。





帯広~愛国駅

2010-02-24 11:00:14 | 2009夏北海道ツーリング~旅日記
広大な農地を両側に従える一本道をひた走り、最初に向かったのは・・・「愛国駅」。

愛の国の駅だよ。The Place Of Loveだよ。なんともロマンチックな駅の名前じゃないか。この駅、この路線、今はもう電車は走っていない。二つだけ(多分)、駅が残っているだけ。

では、では、次の行く先はどこだい?

分かる人は分かるよね。昔、すごく話題になったことがあるからね。電車は、愛の国からどこへ向かう?

帯広~このままじゃ終われない

2010-02-24 09:58:58 | 2009夏北海道ツーリング~旅日記
豚丼を食べおわって、さぁ帯広終了!・・・それでは、帯広に申し訳ない気がしてきた。

いつか帯広出身の人に出会った時に、「帯広といえば豚丼だよね。美味しいよね。あっ、他は何も観てないや」では、あまりに失礼ってものだろう。なんて急に思ってしまったのだ。

ベンチに座って、ガイドブックをペラペラめくる。…何も載ってない。
ツーリングマップルをペラペラめくる。…あった。距離も往復50キロほどと、申し分ない。

すでに三時。今日は明るいうちにキャンプ場に着けないなと想いながらも、帯広観光に向かうのである。

豚丼のぱんちょう

2010-02-24 08:52:22 | 2009夏北海道ツーリング~旅日記
待つこと10分。現われました、元祖豚丼。梅850円。850円とは、なかなかいいお値段だ。だがしかし、名物のためなら出しましょう。隣の人の松は、肉が丼からどどんとはみ出してるよ。

うーん、これは美味しい。脂身が美味しい豚肉って、いい肉だなぁって想う。脂身の方が美味しい豚肉って、すげぇなぁって想う。ゴハンに染みたタレがまた美味しい。

あっと言う間に、ペロリと平らげた。と想ったら、隣の人はとっくに食べおわっていなくなってて、違う人が座ってた。

結果、ぱんちょう、さすがです。みんなが薦めるだけのことはある。行列が絶えないのもうなずける。名店です。

お金を払う時に、奥から大女将みたいなお婆ちゃんが現れて、すごく丁寧にお礼を言ってくれた。礼儀正しい人気店って、すごくいいと思う。とても気持ちがいいお店だった。

帯広名物

2010-02-24 07:36:57 | 2009夏北海道ツーリング~旅日記
帯広に到着。目指すは帯広名物豚丼の元祖「ぱんちょう」。帯広の名物を聞くと、ほとんどの人が豚丼と答え、ほとんどの人が「ぽんちょう」を薦める。
美味しい店には行列ができる。お金を払ってガイドブックに載せてもらっる店にも行列ができる。さぁ、どっちなんだ。

案の定、ぱんちょうの前には行列が…。並ぶ。あっという間に後ろにも行列が。すごい人気だ。

そんなに待たずに席に着けた。一人だと大概相席になる。相席になるから順番が回ってくるのが早い。

豚丼の種類は4つ。松竹梅ともう一個。忘れた。肉の量が違うらしい。
いつものように、あんまりお腹が減ってなかったので梅を注文。相席の隣の人は松を注文。

あぁぁ、美味しいかなぁ。わくわく。

地図&ガイドブック~オレはるるぶライダー

2009-10-02 18:56:39 | 2009夏北海道ツーリング~旅日記
「るるぶ北海道」をウィキペディアで調べると、こう書いてある。~「主に列車や車や徒歩で観光をし、食事や風景を堪能する人が持ち歩く王道のガイドブック。(注)ライダーで持っている人はいない」と。

オレはるるぶライダー。荷物にかぶせたネットに、いつも「るるぶ」を挟んでいるぅ。雨が降ったら、スーパーのビニール袋に入れて、いつも「るるぶ」を持ち歩くぅ。

だってぇ、写真がいっぱい載ってるんだもん。だってぇ、美味しそうなんだもん。

でも、ライダーに会った時に「るるぶ」を持っていると、ちょっと恥ずかしい。
「えっ?なんでるるぶ持ってんの?」的な顔で見られるからぁ。

でも、オレは言っちゃうね。
「えっ?だって、おれは『るるぶライダーだよ』ってねぇ。

オレは胸を張って言っちゃうね。
「オレは、るるぶライダーですからぁ!!!」


るるぶ、いいよねぇ。巻頭が旭山動物園の特集だよ。旭山動物園の動物講座だよ。いかすよねぇ。旭山動物園、行かなかったけどねぇ。

持って行く価値、大ありです。


本特集ブログ、終わり。
あぁぁ今日も仕事だぁ。旅の代償だぁ。

地図&ガイドブック~ライダーのための北海道口コミガイド

2009-10-02 18:14:03 | 2009夏北海道ツーリング~旅日記
本屋に並ぶ観光ガイドブック、色々あるけれど、ライダーの聖地「北海道」、ライダーのためのガイドブックは、ほとんど存在しないってことがわかった。もっと色々とあると思っていたんだけどな。
とりあえず、主流は三栄ムックのツーリングGO!GO!の「0円口コミガイド」。大判とポケットサイズがあるのだが、荷物のことも考えてポケット版を購入。

まぁまぁ持ってる人・・・いた。でも、やっぱりまぁまぁかな。10人に1人くらい。そしてまぁまぁ役に立った。ガイドブックなんて少し役に立てば役に立ったことになると思う性格なんだけど・・・そういう意味では、結構役に立ったかな。ライダーハウスの情報は他に持っていなかったから、役に立った。食べるものを探す時にパラパラとめくったりして、たまに役にたった。・・・それくらいかな。
本屋でパラパラとめくり読みした時には「すごい情報量だな」と思ったんだけど、実際旅の間に見ていると「情報が少なすぎる」と感じてしまう。いや、多分、北海道が広すぎるってことなんだけどね。
だからもう、最終的には、ポケットには入っているけれど、ほとんど見ない状態になってしまった一冊。

ポケット版だけに場所もそれほど取らず、邪魔になったわけじゃない。あって良かったとも思うけど、無くても困ったわけではない・・・そんな一冊だな。

あと10回くらい北海道に行って、観光ガイドブック作りたいなぁ。オレが作ったら・・・売れちゃうな。シング視点的北海道を堪能する本。安く旨く楽しく、ちょっと過酷に北海道を体感出来る本。売れちゃうな。でもなぁ・・・シング視点的ってとこが問題だな。「この橋の真ん中から見る沙流川の夕陽が絶景」とか書いちゃうもんな。「この蕎麦畑の白い花、写真を撮る価値絶対有り!」とか書いちゃうもんな。「この温泉の駐車場には仙人が住んでいます。今はもういないかもだけど」とか書いちゃうもんな。うーん・・・やっぱり売れないかも。

地図&ガイドブック~北海道キャンピングガイド2009

2009-10-02 17:43:26 | 2009夏北海道ツーリング~旅日記
キャンプ場ガイドは、RISEの北海道キャンピングガイド2009。北海道に数あるキャンプ場。選べるほどある町ならば、出来れば素敵な場所を選びたい。選べるほど無ければそこでいい。キャンプ場が無ければ公園でもいい。
キャンパーライダーの場合、キャンプ場で一番気にするのは何だと思う?・・・トイレの綺麗さ?炊事場の綺麗さ?芝生の綺麗さ?・・・これ、全部違う。綺麗なら綺麗なほどいいが、それは違う。ライダーが重要視するのは、とにもかくにも、テントのそばにバイクが置けるかどうか、これに尽きるのである。つまり、サイトに乗り入れ可なのか不可なのか・・・これ以外に重要なことなどない。いや、値段も重要だけどね。いくらバイクをそばにおけても、一泊3000円でテントを張るなんて・・・考えられない。

例えば・・・東京ドーム一個分の広さくらいの広大な緑の芝生のキャンプ場。「こんなところでキャンプが出来るなんて幸せ!」ってなくらいの素晴らしい場所。土地柄なのか、北海道の芝生は素晴らしい。
普通なら、ど真ん中にテントを張ってみたり、炊事場のそばに張って利便性を重視してみたり、と考えるところが色々あるのだけれど、よく見る光景は・・・キャンプ場の入り口付近の駐車場の柵の前にテントが5、6個、ポツリポツリと張ってある。広大なスペースはただの空き地と化している。駐車場にバイクを停めて、柵を乗り越えて、バイクに手が届く場所にテントを張る。炊事場が遠くても気にしない。トイレに行くのに真っ暗な道を通らなければならなくても気にしない。とにかく、そこがライダーの一等地なのである。バイクに悪戯される心配もない。荷物を降ろした場所にテントを張って、荷物をたたんで積むのも簡単。そここそがライダーの一等地なのである。
何しろ、車の旅と違って、荷物を車の中に残しておくことなど出来ないからね。全てを降ろして全てを運んで、全てを積み直す・・・これの繰り返しなのですから。

で、このキャンピングガイド。とっても役に立った。ライダー用の本ではないのだけど、車の乗り入れの可不可が書いてある。写真やキャンプ場内の地図も載っている。道内のほとんどのキャンプ場を網羅している。
でもね、少し足りないところもあった。乗り入れ不可の場合に重要なこと、駐車場からの距離が書いてない。だから、これは行く前にネットで調べていった。そういうサイトがあるんだよね。結構な時間をかけて、駐車場から5メートルだからマルとか、駐車場から30メートルだから三角とか、駐車場から100メートルだからバツ、駐車場から100段の階段を上がるから論外とか、そんな情報をこの本に書き込んでいった。
そして、この本とこの情報、死ぬほど役に立った。事前の準備など無くてもなんとかなっちゃうものだけど、事前の準備をしてあると、やっぱりいいよねぇぇぇ。事前の準備なんて、このくらいしかしていかなかったけどね。

夕方になると、この本を取り出して、「さぁ、どこのキャンプ場がいいかなぁ」とペラペラとめくりだす。「正解」の一冊だった。

地図&ガイドブック~ライダーのバイブル?「ツーリングマップル」

2009-10-02 16:31:56 | 2009夏北海道ツーリング~旅日記
旅の清算、代償は、「仕事」という名を借りてやってくる。さぁ働け、もっと働け!ってな感じでね。昨夜は久しぶりの仕事。雲の向こう側へ行ってしまった精神を、現実に引き戻すリハビリとしては・・・少しばかりハードだったな。


地図&ガイドブック。これ、旅の必需品。

地図はもちろん昭文社の「ツーリングマップル」、これ基本。想像以上に基本。これ以外の地図を持ってるライダーは一人たりとも見かけなかったくらいに、ライダーの基本。シビジロウは10年くらい前のツーリングマップルで旅をしていた。そして、「新しい道がこんなに出来てるとは想わなかった。地図は新しくないとダメだな」とつぶやいていた。
しかし、このツーリングマップル、すごい地図だ。もうほとんど完璧。これに従って走っていれば、ライダー必見の場所に行きそびれることはないんじゃないか?ってくらい良く出来てる。そして見易い。地図にして秀逸なガイドブック。車の人も、これ使った方がいいと思うな。かなり本気で、そう思うね。
北海道版だけなのかもしれないけど・・・一つ難点をあげると、都市部に入ると、確実に迷うね。

数字になんて、何の意味もないけれど・・・

2009-10-02 08:34:05 | 2009夏北海道ツーリング~旅日記
01-750
02-175
03-238
04-131
05-235
06-0
07-196
08-267
09-106
10-255
11-203
12-193
13-288
14-158
15-190
16-81
17-208
18-113
19-375
20-98
21-175
22-68
23-570
24-594


ん?なんの数字の羅列だ?
これね、左の数字は旅の日数。右の数字はその日に走った距離。
走ったり走らなかったりを繰り返しながら旅は進んだ。周りのライダーから見ると、僕はずいぶんと走らないライダーだった。それでも、24日間という少々長めの旅。それなりの距離を走った。この距離は、僕が幸せを感じながら風と過ごした距離でもある。

総距離5667km。その内、北海道は4195km。立派な数字でしょう。

以前のブログに、北海道の地図を載せた。その地図に、通った道を書き込んでみた(これ、みんなやってる)。くまなく網羅、とはいかないが、意外に北海道制覇感が漂っている。そんな気がする。
次に行くときのために、わざと残した場所もある。通った道も、まだ通っていない道も、この地図が真っ黒になるくらい、この土地の道を走りたいと想わせてくれる。・・・北海道ってね、そんな場所なんだよ。

機会があったらね、みんなも行ってごらん。あっ、ライダーじゃないとダメだ。だってね、ライダーだからこそ!って場所や道やその他もろもろが多すぎる土地なんだもん。残念だったね。

ライダーが纏うモノ

2009-09-30 23:46:06 | 2009夏北海道ツーリング~旅日記
埼玉に戻ってきて・・・高速で福島を過ぎた辺りから想ったこと・・・「暖かい」。

やっぱり北海道は寒かった。昼間はTシャツ一枚で歩いてる人もいるんだけど、日が暮れると本当に寒い。昼間でもバイクに乗っていると本当に寒い。たくさん着込んで走っていても、一日中ゾクゾクと寒い日が何日もあった。

関東に近づくに連れ、自分の格好がおかしなものになってくる。一人厚着過ぎるほど厚着なのだ。埼玉に入ってからなんて、こいつバカじゃねぇのってくらいの厚着なのだ。それでも今更脱いでもしまう場所なんて無いから我慢して着続けるしかないのだ。

しかし、やっぱり北海道は寒かった。いくら着込んでも寒かった。雨も降っていないのに合羽を重ね着する日もあった。

今回僕が纏ったのはシングルのライダース革ジャケット。グローブはもちろん冬仕様。9月という季節柄、これ以上冬仕様のジャケットは選ぶ余地がなかったとも言える。万が一暑かった場合、脱いで走るシチュエーションを考えて選んだジャケットでもあるが、一度も脱いで走ることはなかったな。

人々はこう言った。北海道をバイクで走るのに適しているのは8月のお盆までだよ、と。
でもでも、9月の北海道、凍ってしまいそうな夜の寒さも含めて・・・最高だったなと、本気で想える。短い夏を終えて、雪に閉ざされる前の穏やかな季節・・・そんな気配があふれていて、最高だったなと、本気で想える。季節を超えて咲く、見慣れた花々の競演・・・本当に北海道を走るのが好きで、にぎやかな季節を外して渡ってくるライダーたちと交わす夥しい数のピースサイン・・・秋に旬を迎える海の幸山の幸・・・季節を問うことなく道端で出逢う人々の優しさ。

でもなぁ・・・また9月に北海道に行く機会があるとしたならば・・・B3のジャケットを着ていこう。B3の下には長袖のTシャツ一枚くらいな感じで、暑かったら前のジップは開けっ放しで走る感じでいこう。だってね、あの寒さはね、トラウマになるくらいの恐怖だから。うん、そうしよう。

再会~シビジロウ2

2009-09-30 23:29:03 | 2009夏北海道ツーリング~旅日記
焼き鳥を美味しくいただいて、シビジロウに御馳走になって、シビジロウはお酒が入っていい気分。さぁスナックに行ってジョンの唄を歌おうぜ、シング!ってことになる。

東松山駅近辺のスナックへ。スナックなんてほとんど行ったことがないので、ワクワクする。

シビジロウの馴染みのスナック。雑居ビルの二階。もう看板にしびれる。場末感満載。ワクワク最高潮。店に入るとロシア系の女の子が二人出迎えてくれる。あぁぁこれこれ、スナックって感じ。100点。

シビジロウが歌う。シングが歌う。他の客が歌う。シビジロウ、しこたま飲む。そして言う。「オレ、祐次郎の『我が人生に悔いない』を歌いたいんだよ」
オレが言う。「それ、さっき歌ったじゃん」。
シビジロウがびっくりした顔で言う。「えっ?オレ歌った?全然覚えてない」。
あはは、へべれけシビジロウ。なんだか可愛い。

ヤクザの親玉とか、寡黙なお客。おばさまに社長。普通のおじさん。平日なのにお店は賑わう。
最後に一曲。尾崎キヨヒコの「また逢う日まで・・・」を歌う。ちょっと本気で歌う。バンドマンのマスターのミニボンゴと超絶ハモリが重なる。しびれるねぇ。場末のスナック。みんないい人ばかりだ。

またまたシビジロウに御馳走になった。

あぁ、楽しかったなぁ。まだ旅が続いているみたいだ。

ありがとう、シビジロウ。今度テニスやろうね。v。

再会~シビジロウ

2009-09-30 23:15:39 | 2009夏北海道ツーリング~旅日記
日高の山の中で日高牛ときのこご飯を御馳走してくれたシビジロウを覚えているだろうか?突然の雨に負けそうな時に、「走れ!シング!」と心の中で呼びかけてくれたシビジロウを覚えているだろうか?

僕の帰りを待ちわびてくれていたシビジロウが、日高で交わした約束通り、シビジロウの地元「東松山」の名物の焼き鳥(やきとん)屋に招待してくれた。地元ライダーが集う店と聞いていたが、噂通り、マスターはゼファー1100に乗り、隣のお客はハーレー・ローライダー1450に乗り、彼の奥さんはドラッグスター250に乗り・・・土曜日にはライダーがいっぱい集まるのだそうだ。すげぇなぁ。面白いなぁ。
一緒にツーリング行きたいなぁと想ったけど、よくよく話を聞いていると、一日に350キロくらいをほぼ休憩なしで走るらしい。あはは、一緒に行くのはやめておこう。

名物の焼き鳥。ほんとに美味しい。埼玉の名物と言えば・・・川越のさつまいも?深谷のネギ?岩槻の人形?いえいえ、東松山のやきとんですよ。マジで。


一番したかったこと

2009-09-30 11:44:17 | 2009夏北海道ツーリング~旅日記
ちょっと長めの旅をしていると、「帰ったらこれをしよう」とか、「帰ったらこれを食べよう」とか、色々と考えるものなんだけど、今回の僕の場合は・・・「帰ったらブーツを磨きたい」だった。

このブランドが好き!と語るほどお洒落さんでもないし、このブランドはここがいいよね!と語るほどこだわりやさんでもないけれど、AVIREXは好き。高校生の頃に、学校をさぼってブラブラしていた店のショーウィンドウに飾られていたAVIREXのB3の値段~128000円に衝撃を受けてから、ずっと好き。AVIREXならなんでも好きだけど、高すぎて何も買えず、何も持ってないんだけどね。でも好き。

お気に入りのブーツ。これはAVIREXのバイク用ブーツ。履き始めてからまだ1年も経っていないけど、相当味が出て来た。月に一度はラナパーでツヤツヤに磨いてる。


旅をしていると、雨に濡れる。夜露で濡れる。キャンプ場の綺麗な芝生も、ブーツで歩けばブーツは濡れる。おまけに今回は、ホッキ貝を洗おうとして波打ち際まで行った時に、予想外の波にやられてくるぶしまで海水に浸かってしまった。これはまいった。
そんなこんなで、旅の間中、完全に乾くことなどほとんどなかった僕のブーツ。そんなわけで、旅の間中ずっと、ブーツを磨きたかった。


ブーツは濡れても靴下は濡れず。やっぱりいいものはいい。過酷な環境の中、僕の足を守り抜いてくれたAVIREXちゃんに感謝。

ピカピカになったよ。