ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

#4 こいつはこう見えて稀代のソングメーカーなんだよ。とかプッシュしてくれてもいいと想うよ。

2017-08-31 16:05:34 | Weblog
Fallin' Child at 下北沢lown

四曲目。「Fallin' Child」(trash box jamのアルバム Melodyに収録)。

大学から徒歩数分の場所にあるミウラの部屋である。

ミウラが言う。

「シング、彼女いたよな?」

いないよ、と僕は答える。

「あれ?いなかったっけ?」

いや、いないね。と僕は答える。

「そっか・・・いなかったっけ?」

いないねぇ。と僕は答える。

「いや、やっぱいいたよな?」

いないんだなぁ。と僕は答える。

「なるほど、別れたってことか・・・そういうことか」

・・・。僕は答えない。


そんなわけで、ミウラが同棲している彼女と、その彼女の友達と、四人でご飯を食べに行くことになった。

持つべものは友なのかどうかは、僕には分からない。
飯は食いに行ったが、その後、ミウラが何をしてくれたというわけではない。もつちょっとプッシュしてくれても良かったんじゃないかと、思わないでもない。

とにかく僕は、アキコちゃんという女の子に出逢い、唄を作り、ロントモの部屋へ行き、その唄を聴かせ、いい曲だと言ってもらい、ご機嫌になって、その曲を「フォーリンチャイルド」と名付けた、という話なのである。

ただそれだけ。

ただ、すべてを唄にする。
「すべてが唄になる」。
その頃の僕は、ずっとそんな毎日を過ごしてた。


フォーリンチャイルドの動画、ビデオ班の「カミー」がYouTubeにアップしてくれました。
どうぞご覧くださいな。
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#3 大学の最長在籍可能年数は、8年ですよ。

2017-08-31 09:02:17 | Weblog
三曲目、「Rain」(trash box jamのアルバム、Balladに収録)。

ロントモと僕が、「最悪の十月」に大失恋をしたという話は書いた。

アキコちゃんという女の子を紹介してもらって、フォーリンチャイルドという唄を書いたという話も書いた。

フォーリンチャイルドという唄を書く前に書いた唄が「Rain」だった。

大学に「南極越冬隊」という名前の軽音サークルがあったという話を、だいぶ前に書いた気がするのだが、ブログ内検索で「南極越冬隊」を検索しても出てこないから、書いていないのかもしれない。ははは。仕方がない、書くかな。

南極越冬隊に、ミウラという友達がいた。入学した時に同じクラスだった男だ。
僕は二回目の三年生を過ごしていたのだが、ミウラも二回目の三年生だった。ダブリ仲間。
余談だが、ミウラはその後もダブリ続け八年間大学に席を置き、そのまま退学したらしい。すげぇなぁ。

僕は南極越冬隊の部室を訪れた。ミウラを訪ねるためである。
なんのために南極越冬隊の部室を訪れたか?それは・・・失恋して、心も体も暇だったからだと想う。

果たして、ミウラは部室にいた。
ミウラは講義にはちっとも出てこないのだが、大学には来ている。大学には来ているのに、講義には出ないからダブる。大学に来て講義には出ずに何をしているのか?・・・ずっと、南極越冬隊の部室にいるのである。
ちなみに、僕の場合は、二年間、大学自体にちっとも来なかったからダブった。

南極越冬隊の部室にいる僕とミウラ・・・別段やる事がない。やる事がないのは気まずい。特に、僕は部員でもなんでもないので、やる事がなくて気まずいのに部室に居続ける理由がない。せっかく訪ねて来たのに、これで帰るってのも、来た甲斐がないってものだ。

「なぁミウラ、オレの新曲のギターアレンジしてくんないかな?」

南極越冬隊とは、決して南極に行って冬を越す特殊部隊なわけではなく、うちの大学の軽音楽サークルなわけであって、南極越冬隊に所属するミウラはもちろんのことギターを弾くわけである。

いいよ。とミウラは言った。

僕は、ミウラのギターを借りて作ったばかりのRainを歌った。

いい曲じゃん。とミウラは言った。

アレンジしよう。とミウラは言った。

録音しよう。とミウラは言った。

南極越冬隊の部室で、Rainのレコーディングが始まった。

南極越冬隊の部室は、南極越冬隊の部員の部屋であり、だからつまり、部員が出たり入ったりする。知らない人がレコーディングをしているのを見て不思議そうな顔をしたりもしている。

一学年下だが今は同学年の女の子にミウラが声をかけた。

「エビちゃん、ピアノ弾いてくんない?」

いいよ。とエビちゃんは言った。

僕とミウラのレコーディングに、ピアニストのエビちゃんが加わった。

僕がアコースティックギターでバッキングを弾いて、ラフテイクのボーカルを入れた。
続いて、ミウラがアコースティックギターでほぼ即興でリードパートを入れた。
最後にエビちゃんが、書き出したコードを崩しながら、ピアノを入れた。

これで4トラック。完成。

ミウラもエビちゃんもうまかった。イカしたフレーズがいくつもあった。

エビちゃんに礼を言い、ミウラとは一緒に飯を食食う約束をし、僕は南極越冬隊の部室を出た。

バイク置き場に足を向けながら、僕はつぶやいたのである。

「すげぇのが出来ちゃったなぁ・・・」。

僕の手には、録音したてのカセットテープが握られていた。

数年後、僕はRainを録り直した。
ミウラとエビちゃんが弾いてくれたフーズをふんだんに取り入れて。


「Rain」

君の瞳に映る全ての安らぎが
今の僕には悲しみにしか映らない

時計の針が戻せるなら
ため息の色もきっと変わるさ
いつものいつものキスをしてよ

君と出逢ったことがもしも間違ってないのなら
僕はこの悲しみをいつまで背負えばいいのか


過ぎ去った時間に価値なんてありはしないよ
雨音に紛れて傷跡だけが降り注ぐ

壁の落書きが消せたように
あの日のままの二人がいるから
笑って見せてよ僕のために

君と出逢うためだけに僕は生まれてきたのだから
僕の鼓動の中の傷跡全てを拭って
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#2 前代未聞のメロディーメーカーバンド現る。

2017-08-30 13:39:51 | Weblog
二曲目。「イノセントスカイ」(未発表)。

ビッグバンの続き。みんな22歳。ひとりだけ21歳だったかな。どうだったかな。

ビッグバン発起人の清水薫とは渋谷のアコースティックライブハウスで出逢った。

初めて清水薫のステージを観た時は、「世の中にはこんなに凄い奴がいるのか」と衝撃を受けた。

渋谷のライブハウスで二度目に一緒になった時、僕の方から声を掛けた。「凄い奴と仲良くなりたい」、そう思ったからだ。

清水薫と僕は、その時21歳だった。

どうでもいいことだが、清水薫は電話を掛けてくる時、必ずフルネームを名乗る。
「おう、シミズカオルだけどよぉ」という感じだ。
しばらく実家へ帰っている時なども、実家へ電話を掛けてきてフルネームを名乗るものだから、うちの母親は「シミズカオル君から電話よ」などと言っていた。なんでフルネームを名乗るんだろう?

ある日、清水薫が電話を掛けて来て言った。
「なぁシング、バンドやろうぜ」

それで出来上がったのが、ビッグバンである。

清水薫はアコースティックギターを弾きながら歌う人である。つまりボーカルである。
普通は、ボーカルがバンドに誘うのはギターだったりベースだったりドラムだったりする。・・・普通はね。

僕は唄うたいとして渋谷のライブハウスに出ている時に清水薫と知り合っているのだから、やはり僕もボーカルなのである。
つまり、ボーカルがボーカルに、「一緒にバンドを組もうぜ」と誘っているのである。

清水薫は、ギターとドラムには当てがあると言う。
僕は思う・・・ロントモはバンドをやりたがっていたなぁ・・・ベースはワタがやってくれるかなぁ・・・。

ビッグバンと言うバンドが面白かったのには訳がある。みーんな、我が強い。人柄の我というよりは、紡ぎ出す音楽の我が強いのである。強すぎるのである。

まずはツインボーカルである。それぞれ我の強いボーカルが二人。我の強さでは、僕よりも清水薫の方が勝る。両者ともにメロディメーカーである。

ギターのリョウは、曲の全般に渡り、ずっとメロディーを奏でている。そのメロディーが天才的に素晴らしい。ギターのメロディーだけを一曲分ずっと聴いていられるくらい、イカしたメロディーを奏でる。
ジュディ&マリーのLover Soulという曲をご存知だろうか?
あの曲のタクヤのギターを聴いた時、「あっ、リョウのギターだ!」と僕は思った。ギターがずっと歌っているのである。
コードなんて弾かない。
リョウは、ずっとギターで歌っている。

ベースのワタ。ワタのベースもまたメロディー過ぎるほどのメロディーである。これもまた、ベースラインを一曲分歌えるほどである。
ワタはいつもどんな時も、鼻歌でベースラインを歌っている。考えている。そして、予想もつかないベースラインを曲に乗っけてくるのである。
ボトムなんて支えない。
ワタは、ずっとベースで歌っているのである。

サックスのロントモ。言わずもがな、サックスにはコードがない。ただのメロディーである。サックスソロってのもあるが、ソロじゃない時は箇所箇所で、メロディーとして入ってくる。

おわかり頂けただろうか?
ドラムの味岡アキラ以外、全員がメロディーなのである。全員がずっと、メロディーを弾き奏でているのである。

そんなんで音楽として成立するのか?と問われれば・・・僕は、「わからない」と答える。
でも、たぶん、成立するんだと思う。だってライブ、やったし。

ただ、これだけは確かだ。

すげぇ、楽しかった。信じられないくらい、楽しかった。


「Innocent Sky」

きっと君はいつもの場所で全てに祈りを捧げている
翼を傷めたカナリアみたいに
無くしたくないものばかりで 見えないフェンスに囲まれて
身動き出来ず助けを待ってる

独りぼっちでもきっと戦えるよ
目の前の壁を一つ乗り越えたら歩き出せる

ガラス越しに見えてるミッドナイト
うつむいて笑ってるムーンライト
三日月に腰掛けた天使を探そうよ
泣いてる彼女にキスをして
チープなジョークを決めこんで
通りすがりの夜の囁き 聞こえるだろう


きっと僕はいつものように ルールからはみ出してばかりさ
見失いそうになるよDreams & Truth
タフになんてなれやしないよ 恐さと迷いの繰り返しで
不安の中全てが埋もれていく

見えない敵は自分の中にいるよ
昨日よりももっと素敵な所へいきたいだけさ

背中越し光るイノセントスカイ
夜空に輝いてるスターダスト
すがるもの全てを捨てきって探してる
夜明けまではまだ遠すぎて
怯える彼女の手を引いて
通りすがりの街のざわめき見えるだろう


退屈を紛らわせるようにその手を伸ばせばいいよ
強さと弱さの狭間で頭を抱える
うまくやれるよきっと 君の涙は綺麗だ
見えるだろう?
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#1 ビッグバン!すべてはビッグバンから始まった。

2017-08-29 04:42:39 | Weblog
一曲目「Town The Life〜99Generation」(シングのアルバム99Generationに収録)。

「ぴあ」という雑誌があって、昔。情報誌。映画館の場所とか上映時間とか載ってんの。
映画だけじゃなくて、ライブの情報も載ってんの。ライブハウスの場所とか公演情報とか。
都内のそこそこ名のあるライブハウスなら載ってんの。
「ぴあ」、今もあんの?・・・ないんだろうなぁ。

ライブが決まると、本屋へ行ってぴあを観んの。パラパラとめくって、ライブ情報の箇所を見つけて・・・「新宿新宿・・・」・・・とかブツブツ言いながら探すの。で、ライブハウスを見つけて、日付をたどって・・・「あった!オレたちのバンドの名前!」とつぶやいて、心の中でヤンヤヤンヤすんの。これ、恒例行事。

雑誌に自分たちのバンドの名前が出たりするのは、やっぱり嬉しい。豆粒みたいな大きさの文字だったとしても、やっぱり嬉しい。ライブをやれば載るんだから、別に難しいことでもなんでもないんだけど、やっぱり「キャッ、載った」と、嬉しい。

ロントモと組んだ6人組のバンドの話。

バンドの名前は何にする?という話になる。

話せば長くなるが、簡単に言うと、清水薫という男と、シングという男が、それぞれ二人ずつを連れて来て6人になったバンドである。
清水薫はアコースティックギターを弾きながら歌う。ドラムとギターを連れて来た。
シングはエレキギターを弾きながら歌う。サックとベースを連れて来た。

このバンド、すごく面白かった。何が面白かったかは、追い追い書く。

バンドの名前の話。

会ったばかりの6人である。まだそれぞれの主張は強くない。

ロントモは熱い男である。
楽器的にも、音楽の経験的にも、6人の中では一番弱い立場ではあるのだが、だからこそきっと、こういう時には主張をするのである。
ロントモは言った。

「バンドの名前はビッグバンがいいと思う!」

なんで?

「宇宙が出来上がったのはビッグバンがあったからだぜ。つまり、オレたちの音楽で世界を変える!そんな意味を込めてビッグバンでどうだ!おれはビッグバンがいいと思う!」

バンドの名前はすんなりとビッグバンに決まった。

たぶん、ロントモ以外の5人はそれぞれソロだったりバンドだったりの活動をしている中で集まった。だから、急造の寄せ集めバンドの名前なんて、どうでも良かったのかもしれない。

ビッグバンのスペルは?と事務的な作業を引き受けてくれるドラムの味岡アキラが言う。
イギリス帰りのロントモが味岡アキラにビッグバンのスペルを教える。

こうして僕ら「ビッグバン」の活動が始まった。

ドラムの味岡アキラが、新宿のライブハウスでのライブを決めて来た。ビッグバン初めてのライブである。新宿アルタのそばのちょっと有名なライブハウスである。

週に一回、新宿西口の練習スタジオに集まって僕らは練習を重ねた。
ライブまでひと月くらいの時だっただろうか?

スタジオ練習の合間、僕らはロビーに集まって「ぴあ」をパラパラとめくっていた。

あっ、載ってる載ってる!ビッグバン!おれたちのバンド!

みんなで覗く。嬉しいものである。ヤンヤヤンヤなのである。

ふと、誰かがつぶやくのである。

「ビッグバンって、こういう風に綴んの?・・・ビッグブンって読めるね」

ん?ん?ん?ん?ん?ん?

6人ぶんの「ん?」である。

調べると、ビッグバンとは「Big Bang」と綴る。
ぴあに載っている僕らのバンドの名前は「Big Bun」。

「おいおい!イギリス帰り!おいおい!どうしてくれるんだ!!!おれたち、ビッグバンじゃなくて、ビッグブンじゃねぇか!!!」

こんなことがあるのだろうか?・・・ビッグブン・・・って。

世界の始まりじゃなくて・・・大きなブンって。ブンってなんだ?おい、ブンって一体なんなんだ?・・・大きなブンって。・・・ブン・・・。

イギリス帰りのロントモ、頭を抱えていたっけなぁ。

一同、大笑いしたっけなぁ。

それが、僕らのバンド、ビッグバン改めビッグブンの楽しい思い出。
僕らが駆け抜けた90年代の、楽しい思い出の一つ。


「Town the life~99generation~」

壁にもたれてるルーディーボーイ
ラスタマンに憧れて今夜も眠れない

白んだ朝にお似合いの針金みたいな女が寄ってくるよbaby

躓いたり転んだりさbut it's alright

街にはびこったモンスター
行き場を無くして地下にもぐって頭を丸めてる

気を使いすぎだよミドルエイジ
どっからどこまで嘘をつきまくるんだい?

浮かれたり落ち込んだりさbut it's alright

もう少しだけ君を抱きしめていたいから
何が欲しいか言ってごらんよ

Hey Everynight
この手で掴めない夢達が 警鐘を鳴らしてる
Hey Everynight
姿の見えない何かに怯えながら
everyday everyway
泣いてない俺たちがtown the life

爪を噛んでいるキャサリン
知らない国ではウォークマンだけが友達さ

ちっちゃなバッグの中には
みんなを楽しませるモノがいっぱい詰まってる

泣いたり笑ったりしてさbut it's alright

もう少しだけ君を抱きしめていたいから
何が欲しいか言ってごらんよ

Hey Everynight
鏡に写る姿も見れない警報が鳴り響く
Hey Everynight
いつまでも消えない痛みに震えながら
everyday everyway 99 俺たちのtown's life

誰かのため息も怒りも祈りも願いさえも
張り詰めた世界に溢れてこぼれ落ちてく

Hey Everynight
この手で掴めない夢達が 警鐘を鳴らしてる
Hey Everynight
姿の見えない何かに怯えながら
everyday everyway
泣いてない俺たちがtown the life


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8/26 下北沢lown セットリスト

2017-08-28 01:24:11 | Weblog


8/26(土)下北沢lown
sing〜from trash box jam
〜22歳のライオンは何を想って唄を歌った?〜

第1部
1. Town The Life - 99 Generation -

2. Innocent Sky

3. Rain

4. Fallin' Child

5. Bye Bye Buddy

6. 薔薇色の憂鬱

7. ロンドンの友へ

第2部

8. 太陽の子供たち - Hello Children -

9. Truth

10. Justien

11. Swagman 's Story

12. Canary Wharf

13. ジャンフランソワの恋人

14. 裸の王様

第3部

15. プロローグ〜世界の始まりのうた〜

16. 銀の跳ね馬

17. 3グラムの奇跡

18. Cowboy

19. Juke Box Star

20. Queen Of Rumble Fish

encore1

21. Believe

encore2

22. Message
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いきなりのライブの告知です。

2017-08-27 23:45:37 | Weblog


えっと、えっと、えっと・・・
今回のライブ、告知が遅すぎたと、お叱りを多々受けまして、反省しきりなのであります。
もうみんな子供じゃないんだから、二週間前に言われても予定を入れちゃってんだよバカ!とか、おまえみたいにみんなが暇だと思ってんなよ!とか、散々罵られ蹴飛ばされダブルアームスープレックスなどをかけられ投げられたわけであります。

はい、まぁ、その通りなのであります。

そんなわけで、ウダウダとライブのレポを書く前に告知をするのであります。反省を活かすのであります。

えっと・・・えっと・・・えっと・・・

次のライブは12/16(土)なのであります。

まだ途方もなく先の予定なんですが、スケジュール帳やカレンダーやTo Do Listなどに書き込んでおいてもらえると、すごくありがたいのであります。

そう、またもや忘年会の季節と重なっているのであります。いつも一悶着ありの12月のライブ。そのぶん楽しい12月のライブ。アニーズガーデンの頃からもう十何年間も、ずっと続けている12月のライブ。12月が好きなんです。12月のライブが好きなんです。だって、寒いから。だって、ちょっと寂しいから。だって、世界が少し慌ただしく感じるから。だって、ジョンレノンが撃たれたのは12月だから。だって、だって、僕が生まれた月だから。

そんなわけで、もう一回。
次のライブは12/16(土)なのであります。
スケジュール帳やカレンダーや・・・もういいっつーの。いやよくない!さぁ、今、今、今書き込むんだ!

というわけなのであります。もう、ダブルアームスープレックスをかけられたくないので、切なるお願いなのであります。はっはっは。よろしこ。
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Lion to Hachimitsu 商品紹介。その四。

2017-08-26 01:44:23 | Weblog


〜Lion to Hachimitsu〜

☆トコ革の栞(しおり)☆

これ、D賞ね。

あ楽しみに!
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Lion to Hachimitsu 商品紹介。その三。

2017-08-26 01:43:14 | Weblog


〜Lion to Hachimitsu〜

☆ヌメ革のタグ☆

これ、C賞ね。
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Lion to Hachimitsu 商品紹介。その二。

2017-08-26 01:41:11 | Weblog


〜Lion to Hachimitsu〜

☆ヌメ革のコードストラップ☆

これ、B賞ね。

例えばイヤホンコードを束ねたりね。

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Lion to Hachimitsu 商品紹介。その一。

2017-08-26 01:35:57 | Weblog


〜Lion to Hachimitsu〜

☆ヌメ革の栞(しおり)☆

これ、A賞ね。
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ブランド立ち上げ記念プレゼントのお知らせ。

2017-08-25 23:21:17 | Weblog


さりげなく、クラフトブランドを立ち上げましたのでお知らせしておきます。ふふふ。

「Lion to Hachimitsu」と申します。今後ともどうぞよろしく。

ブランド立ち上げ記念ということで、明日のライブでジャンケン大会を実施します。レザー小物〜A賞〜D賞まで、ご来場のみなさんにもれなくお届けいたします。

お楽しみに。


8/26(土) 下北沢lown
「月に向かって吠えるライオン」
sing from trash box jam)

open 18:00 start 19:00
ticket 2500yen plus drink
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俺たちのファッキンオクトーバーに捧ぐ。

2017-08-25 12:42:34 | Weblog


明日はライブだ。明日がライブだ。
下北沢lownへようこそ。

今回のライブのテーマは・・・「22歳」。と、「旅」。

つまり、22歳の時に作った唄を歌う。もちろん、22歳の時に作った唄以外も歌う。

そろそろこの話も締めなければならない。


僕らは、その年の十月を、「最悪の十月」と呼んでいた。英語にすると、Fuckin' Octoberである。

それはたぶん、二人とも、十月に大失恋をしたから。だったかなぁ。どうだったかなぁ。

とにかく、「ファッキンオクトーバーに捧ぐ」というのが合言葉だったような気がする。


僕はロントモの部屋にいる。

ロントモが言う。

「シング、曲を作ろうぜ!」

僕は言う。

「うーん・・・どうかなぁ」

ロントモが畳み掛ける。

「シング!曲を作ろうぜ!一緒に!」

僕はロントモの部屋にある「迷走王ボーダー」というタイトルの漫画なんかを読みながら言う。

「うーん・・・どうかねぇ」

ロントモは諦めない。

「さぁ、紙とエンピツだ!さぁ、作るぞ!」


共作ってのが苦手だ、僕は。
共作を試みて、成功した試しがない。
ほとんどの場合、我がぶつかり合って途中で終わる。
だから、「どうかねぇ」と言ってはぐらかしているのに、ロントモはしつこい。

漫画を取り上げられた僕は、仕方なく、エンピツを手に取る。

ロントモは胸を張って言う。

「テーマは、おれたちの最悪の十月に捧ぐ、だ」。

・・・ふーん・・・。

「シング、真面目にやれ!」


ロントモとの共作は楽しかった。
空想の世界である。小説を書くようなものである。
自分たちに見立てた主人公の二人を、カッコ良く立ち回らせるのである。
言葉を生み、操り、踊らせ、削り、消し、比べ、選び、組み立てていく。

大切なのは世界観であり、僕らの22歳の世界観が似通っていたせいもあり、そうなると、そこには創造という楽しさしかない。

出来上がったのは、ツキのない主人公二人が、巨大な世界に挑み、敗れ、ボロボロになって、やっぱりツキはないままだが、それでもニヤリと笑い、レール無き荒野を歩んで行こうとするという話。つまり、笑っちゃうくらいどうでもいい話。

笑っちゃうくらいどうでもいい話ではあるのだが、22歳の僕とロントモにとっては、じゅうぶん過ぎる「道しるべ」となる唄なのである。

誰にも相手にされなくても、笑われても、バカにされても、自分の選んだ道を笑いながらゆく。そういう、「決意表明」みたいな唄なのである。


自分の部屋に戻った僕は、すぐにこの唄を録り始め、その日の夜にはロントモの部屋へ完成品を届けに行った。

カセットテープを再生し、目を閉じで聴いていたロントモは、少し泣いていたような気がする。

「すげぇよ、シング。・・・こことこことここは、俺が考えた歌詞だよな。いいよなぁ、こことこことここ。なっ?」

僕とロントモは、そんな風に大層仲が良かったんだ。

これが、僕らの「最悪の十月」近辺にに起きた出来事であり、僕らが過ごしたいくつかの季節。


ちなみに、この唄はライブでは歌わない。
なぜならば、ちょっとだけ、恥ずかしいから。ははは。


「Hard Luck Baby」

街を埋め尽くす顔のない人ごみの中に無意味にしゃがみ込み
俺たちを拒絶する全てのものに敵意を剥き出しにしてる
昨夜盗んだ白いタブレット噛み砕き勇気のカケラを手に入れる
どうせ後悔がついてくるなら 俺たちは行ける所まで行ってみようぜ

いつもの店で奴と俺は不安と憂鬱をテキーラに託す
仲間達はあいつ等を恐れてカードを捨てて行っちまった
今夜レディオのレノンの力を借りて俺たちのゲームを始めようぜ
さぁ早くダイスを転がせよ 勝ち目なんて無くてもいいのさ

Hard Luck Baby
俺たちは神にも見放されちまった堕天使さ
大切なものに気づいてしまっただけなのに
夢を見るチャンスはそこら中に転がってるさ
道を外して不幸になってみるのもいいもんだぜ
Hard Luck Days No More Give Up

パーキングエリアに追いつめられヘッドライトに照らされた奴と俺
勝ってはいけないルールを破って制裁を受けようとしてる
閃光が闇を切り裂き銃声が静寂を打ち壊す
奴と俺は目くばせを交わした 約束の場所で落ち合おうぜ

ボロボロのカラダを引きずりながら俺はガードの壁に寄りかかる
奴の姿は見当たらない 傷口から流れる血を拭った
あきらめにも似たため息を漏らし俺は目を閉じて天を仰いだ
口笛が鳴り振り返ると 這いつくばってる奴が笑ってた

Hard Luck Baby
俺たちは誰にも見向きもされない堕天使さ
見失う恐さに気づいてしまっただけなのに
探そうぜ俺たちだけがたどり着ける場所を
傷ついて立ち上がれなくなっても笑っていようぜ
Hard Luck Days No More Give Up

仲間達はベッドの中で暖かで窮屈な夢を見る
俺たちは凍てついたアスファルトでコークスクリューのスリルを感じてる

Hard Luck Days No More Give Up

Written by kei and sing


8/26(土) 下北沢lown
「月に向かって吠えるライオン」
sing from trash box jam)

open 18:00 start 19:00
ticket 2500yen plus drink
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ドロボウです!インターポールに通報してください。

2017-08-25 07:41:51 | Weblog
なんていう名前の街だったろう?・・・まったく覚えていない。

キャンプ場だったよう気がする。

夜、自動販売機でコーラを買ったら、お釣りがたくさん出て来た。ボタンを押すと釣り銭が出てくる。なんでだろう?ボタンを押すと釣り銭が出てくる。何度押しても釣り銭が出てくる。厳密にいうと釣り銭ではない。コインが釣り銭のところに出てくるのだ。なんでだろう?神様からのプレゼントかもしれない。

コーラを一本と、ポケットが膨れるほどのコインを、僕は手に入れた。厳密にいうと、これはドロボウである。いや、今にして思うとドロボウではあるのだが、その当時は神様からのプレゼントだと思っているので、恩赦が与えられると、僕は想う。どう?どう想う?
いや、どうでもいい。だって、どちらにせよ、大昔の話だ。もう時効だ。

僕は西オーストラリアにいる。テントを張りながら、車でオーストラリアを旅している。

一年間、オーストラリアにいる間、僕とロントモは手紙を送り合った。何十通も送り合った。

オーストラリアに行くと僕が告げた時、ロントモは「なんで行くんだ?」と、少し否定的に、少し淋しそうに聞いて来た。
僕らは一緒にバンドを組んでいたから、そのバンドは解散ということになる。

僕は、オーストラリアに行きたかったわけではない。・・・行かなければならなかったのだ。それは、僕が大人になるための事情だ。逆にいうと、僕が大人になりたくないがための事情だ。

僕は、僕自身を島流しの刑に処す。一年間。
なぜか?
ずっとずっと「自由」でいるため。
それは、不安と葛藤の中で僕が考え抜いた、僕の生き方である。逆にいうと、僕の逃げ方である。


公衆電話に入って、パンパンのポケットからコインを取り出して国際電話をかける。ロントモの電話番号をプッシュする。

留守番電話の声。メッセージを残しなさいと留守番電話が言う。

僕は言う。「いい唄が出来たぞ」。

そして、出来たばかりの唄のサビの部分を歌う。

歌っている間に留守番電話はピーっという音を立てて切れてしまった。

僕は受話器を戻して、公衆電話から出る。

パンパンになったポケットをポンポンと叩きながら、「おれはラッキーボーイだなぁ・・・ロントモは喜ぶかなぁ」などと思いながら歩いている。

ふと、不安になる。

あれ?今かけた電話の相手は本当にロントモだっただろうか?ん?番号を間違えたりはしていないだろうか?もしも間違えていたら大変なことだ。留守番電話に知らない男の絶叫ソングが吹き込まれている。すごーく不安になった。が、確かめる術はない。

「まっ、いっか。おれはラッキーボーイだ。あぁ、早く日本に帰りたいなぁ・・・。」

そんなことを想いながら僕は、ポケットをジャラジャラさせながら歩いていくのである。

つづく。


「Bye Bye Buddy」

五番街の裏通りで俺たちは音を奏でてた
客の背中ばかりが見えるバーの片隅で
音さえ出せればそれでいい 売れない花売りにウィンク
俺たちは夢を転がし回ってた

仲間の何人かはいつしか道を変えて進んだ
残った奴らは今でもバカげた夢を見てる
あぁ疲れを知らない愛しき者たちよ

何処かで出逢えたら 約束を果たそうぜ
何処かで出逢えるさ 変わらない笑顔で

五番街の裏通りに天使たちの賛美歌が聞こえてくる
彼女たちを追い回しては夢中で踊ってた
明日の事さえ分からずに不安と快楽の狭間で
情熱を糧に今を唄ってた

仲間の何人かは安らかな眠りを手に入れた
残った奴らは今でも朝に怯えている
あぁ眠りを知らない狂った狼よ

何処かで出逢えたら 約束を果たそうぜ
何処かで出逢えるさ きらめいた眼差しのまま


仲間の何人かはチケット片手にビールをあおり
残った奴らはステージの上で弾けてる
あぁ終わりを知らない俺たちのsweet dream stand!

何処かで出逢えたら 約束を果たそうぜ
何処かで出逢えるさ 変わらない笑顔で


8/26(土) 下北沢lown
「月に向かって吠えるライオン」
sing from trash box jam)

open 18:00 start 19:00
ticket 2500yen plus drink
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しんぐくんは、霞を食べて生きているの?そうだよ、霞とナスを食べて生きているんだよ。

2017-08-24 07:05:32 | Weblog
夢追い人は、切なさを抱えながら生きている。


僕の部屋からは、小さな空が見えた。・・・小さな空しか見えなかった。
四角く切り取られた小さすぎる空。


ロントモの部屋へ遊びに行くと、帰りはいつも始発が出るような時間だった。

きっと、僕らは、同じような不安と切なさを抱えていたのだと想う。

僕らはともに大学の四年生である。
大学には就職部というものがあって、つまりそこは、大学版のハローワークみたいなもので、三年生から四年生にかけて、みな頻繁に出入りをする場所である。なんのためか?・・・就職先を決めるためだ。

僕は就職部に足を踏み入れたことがないので、詳しいことは知らない。
ロントモは四年生になってから就職部を訪ねてみたら、担当の人にこう言われたらしい。

「今頃来て、何なの?」

僕らはずっと敷かれたレールの上を歩いて来た。そして、この先、僕らの前にレールらしきモノはまったく見当たらない。

夢を追うんだ。霞を食って生きていくんだ。

就職部なんてクソ喰らえだ。というわけだ。

僕らはきっと、あふれんばかりの不安を抱えていたのだと想う。
やんややんやと騒いで、ケラケラと笑って、クソ喰らえと悪態をついて、おれたちは特別だと息巻いていたのだとしても、結局、心の中は、抱えきれないほどの不安でいっぱいだったのだと想う。

なんたって、若干22歳。

僕は音楽家になる。と言った。
ロントモは、小説家になると言った。

本気だ。

僕にとって、ロントモはとても大切な存在だった。
荒波に出会う時は、いつも、ロントモの存在を探した。
荒波に出会いそうな時も、いつもロントモを探した。

話しかけるのは、いつもロントモだった。
実際に話しかける時も、実際には話しかけない時も。
奴もきっと、そうだったんだと想う。

かけがえのない存在。そういう存在があるということを、僕は知った。


自分の部屋へ帰って来て、テレビを点ける。
まだ朝早い。
放送が始まる前のカラーテストの画面が映っている。
僕は窓辺に寄りかかり、四角く切り取られた小さな空を見上げながら、小さな声で唄を歌った。

つづく。


「薔薇色の憂鬱」

空から墜ちてくる雨が今も僕を責めてる
大切なモノに気づいた人はみな悲しいね

退屈な時の波 僕はやり過ごせない

薔薇色に染まる空 天使たちのステージさ
小さすぎる空から はみ出してしまう


テレビに映るいくつもの色を僕は数えて
始発の電車に揺られてる憂鬱を眺めてる

のら犬と今の僕 どこか似てる気がする

ラベンダーの香りと オレンジ色のルージュ
探してたものは何? 風がかき消す


8/26(土) 下北沢lown
「月に向かって吠えるライオン」
sing from trash box jam)

open 18:00 start 19:00
ticket 2500yen plus drink
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大失恋のその先にあるもの。

2017-08-23 08:38:01 | Weblog
ロントモと僕は大層仲良しになった。
僕らを結びつけた友達は、大学を卒業して、さっさと街を離れてしまった。

ロントモと僕の絆が深まったのは・・・たぶん、二人とも同じ時期に大失恋をしたせいだと想う。
その当時は大真剣で大真面目な懸案事項なのだが、今思うと、すごく可笑しい。

ロントモの大学へ遊びに行った。ロントモと一緒に講義を受ける。
別れたばかりのロントモの彼女が遠くの席に座っている。当たり前のことだが、別れたといってもロントモは未練タラタラだ。
ロントモが言う。

「シング、彼女の薬指に、俺があげた指輪がはまっているか見てきて欲しいんだ」

えっ?嫌だよ。別れた男がくれた指輪をしている女なんているわけないじゃん。嫌だよ。と、強く思うのだが、そうは言えない。だって、大真面目な泣きそうな顔で僕に頼んで来るのだから。

「よし、わかった、おれ、見て来る!」

それほど広くない教室。教授が前を向いた隙に、チョコチョコと進んで、ロントモの元カノがいる場所へ近づいていく。言っておくが、僕はこの大学の学生ではない。ぜーんぜん関係ない人だ。

僕は無事にロントモの元カノの隣の席へとたどり着いた。面識はある。

「やぁ、久しぶり」

ロントモの彼女の驚きったらない。
だって、関係ない人がいるんだもん。

「別れちゃったんだって?」

と、なんだかどうでもいいことを話す。というより、他に話すことなんてない。他愛もないことを話しながら、僕はロントモの元カノの手元を覗く。

「じゃあ、またね」

僕は元カノの隣の席を離れ、チョコチョコと進んで元いた席へ。

ロントモは「どうだった?」と聞きたい気持ちを必死で隠しながら、祈るようにうつむいている。

僕は、黒板に向かって喋っている教授の姿を眺めながら言った。

「指輪・・・はまってなかったよ」

ロントモはうなだれながらつぶやいた。

「そうか・・・なかったか」

僕はその時、嘘をついたんだ。

元カノの薬指には、ロントモがあげた指輪とは違う指輪がはまっていた。つまり・・・新しい彼氏から貰った指輪が・・・。新しい彼氏というよりもロントモの前の彼氏と寄りを戻したということらしい。つまり、古い彼氏なんだけどね。

言えないよなぁ、そんなこと。だって、すでに、ロントモの目が真っ赤だったんだもん。

僕らは、たぶん、とても仲良しだった。


失恋したのは僕も同じで。
大学の友達が女の子を紹介してくれるという。友達と友達の彼女と友達の彼女の友達と僕の4人でご飯を食べに行った。
後にも先にも、女の子を紹介してもらうなんてことはこの時しかない。

その頃の僕は、なんでも唄にした、というのは前に書いた。なんだって唄にする。なんだって唄になる。失恋も唄になるが、女の子を紹介してもらったって唄になる。

唄を作った。結果的に、その時一度きりしか会うことはなかったのだが、唄を作った。


僕の部屋から駅で三つくらい離れた所にあるロントモの部屋。出来たばかりの唄を聴かせてやった。

〜目を閉じれば僕の罪が消えてくようで〜

と僕が歌ったところで、「消えねぇよ!」とツッコミを入れてきたロントモのことをよく覚えている。

僕も笑ったし、ロントモも笑った。

どう?と聞くと、ロントモは答える。

「いい曲だよ」

そんな風に、僕らは大層仲良しだったんだ。

紹介してもらった女の子の顔はちっとも覚えていないのだけれど、名前は今でも覚えている。

「この曲のタイトルは何にしようかなぁ?・・・ねぇ、秋は英語で何?」

「オータムかフォール」とロントモは答える。

「よし、じゃあ、フォールとチャイルドをくっつけてと・・・フォール・イン・チャイルドにしよう!だって、その子の名前、アキコだから」

「おい、バカなのか?そんなんでいいのか?けっこういい曲だぞ?そんな決め方でいいのか?かなりいい曲だぞ?そんな安易でいいのかよ?」とロントモは言う。

「いいのいいの。そんなんでいいんだよ。」

と僕はちょっと浮かれながら答えるのである。

なぜ浮かれているのかというと、新しい唄が出来たことと、いい曲だと言ってもらえたからなのである。それだけで、僕はご機嫌になれるのである。

つづく


「Fallin' Child」

Just baby oh my love
傷ついた夜はその胸の中眠らせてよ
空っぽの空を埋め尽くしてよその笑顔で

秋の風に吹かれながら僕は 止められない夢もてあそぶ
君と出逢って口ずさむ唄は 甘い吐息にかわって行く

夢で咲く君は花のように 優しすぎて
瞳を閉じれば僕の罪が消えてくようで
だから・・・

Just baby oh my love
ずぶ濡れの朝はこの腕の中で眠ってよ
空っぽの空を埋め尽くしてよその涙で

泡沫の夢儚い恋さえも 人の波にさらわれそうで
ただ何もかもが切なく胸に響く 風の唄もかき消されてく

空を舞う君は鳥のように はばたくこと
夢見てるいつか遠い国へ行きたいの?
だけど・・・

Just baby oh my love
ずぶ濡れの朝はこの腕の中で眠ってよ
空っぽの空を埋め尽くしてよその涙で
Just baby oh my love
時には世界が僕と君に冷たくても
心配しないで僕のそばで眠ればいい

Just baby oh my love・・・
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