路地裏シルベットのアンオフィシャルblog

革ジャン職人の仕事と生態。 公式ブログでは書けないハピネス&マッドネスをお届けします。

俺の天使

2017-09-07 18:41:31 | お客様
仲間が金の溜まるナントカストーンを持ってきてくれた事がある。

どーみてもプラスティックやん。とおもったけど、大事なのは彼の思いやり。

当時は仕事が枯れそうだったから藁にもすがる思いでレジの中に入れた。

すると、
まあ 何という事でしょう!

仕事が枯れました(笑)

元来スピリチュアルなモノに全く興味がなく、毎日をとことんやるだけやってりゃ最後は人のせいにしたがるもんです。

だからソッコー捨てた(笑)


翌週、大阪から1人の男が走ってきた。
「これな、全てうまくいくっちゅう馬の御守りやねん、渡したかったんやで」

このタイミングでコレだ!
殴りたい衝動を覚えた(笑)が職業マッチョの彼には瞬殺されてしまうだろう。

す、る、と、
まぁ何という事でしょう!
取材依頼が来たり、来客がとぎれなかったり!

その後彼が来るたび、それは一度や二度ではないのである。

見た目は暑苦しい関西のおっさんだけど、それ以来、彼の事を天使と呼んでいます。


本日は豪雨の中、やってきた彼。
「なんか九州であるんですか?」

「ないで」

「何しに来たんすか?」

「サンフラワーに乗りたかったねん!」

「どーするんすか今から」

「もう帰るで」

俺はこの男が大好きである。