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ラケットオタの探求の日々!

今日も理想のテニスラケットを求めて試行錯誤の日々

【映画】ゴールデンカムイをリピートしてしまった件

2024-02-15 00:05:26 | 映画

 

一度映画館に行って鑑賞した映画を再び

観に行くのってあの「ゴジラ-1.0」以来

なのですが、まさか「ゴールデンカムイ」

を二度見することになるとは。

理由は今なら先着で原作者の野田サトル

さんのアートボードが貰えるからだった

のですが正直、今回二度目となる方が

余計な雑味がなく楽しめた気が。

 

 

どうしても原作がある映画って常にそっち

と比較してしまうようなところが出て

しまって、結局そういうのって映画を

純粋に楽むという意味では雑念になって

いたような。

そういえば「ゴジラ-1.0」も二度目の

方が素直に物語に没入できた気も。

 

二度目の映画ゴールデンカムイはより

ヒグマのど迫力、怖さが身にしみたし

映画のアクションシーンのレベルの

高さ、確かさもあって失礼なことに

最初は特典のついで、、的な感じも

あったのに、とっても楽しめました。

 

でもこの調子で全ての映画を二度見に

行くのは色々な意味で効率も経済的に

も負担増なのでほどほどにしなければ。

 

二度目も余裕で楽しめる映画でした


【映画批評】ゴールデンカムイの実写映画はどんな感じ?

2024-02-03 00:20:02 | 映画

 

IMAXシアターで映画「ゴールデンカムイ」

(以下:金カム)を観てきました。

感想としては、想像していたのより全然

良く出来ていて、素晴らしい映像体験を

させていただいたという感じでしょうか。

 

〜物語あらすじ等〜

明治時代の北海道を舞台にアイヌの隠された

財宝をめぐり、元軍人の主人公とアイヌの

少女、そして元新撰組隊士、陸軍第七師団

などが入り乱れて争う伝奇的ミステリー

アクションファンタジー。

原作は野田サトル氏の大人気漫画、全31巻。

 

金カムはまずアニメから入ったのですが

第4期まで見たら完結するかと思っていた

ら話の途中で終わってしまい、最後は

原作コミック版で見届けました。

(アニメ版は現在第5期が制作中だとか)

 

アニメ、原作漫画ともにかなり個人的に

ツボにくるお話だったので、見始めたら

止まらなくなるぐらい熱中してしまった

だけに、実写映画の方は大丈夫なのかと。

 

まず原作コミックは全31巻にも及ぶので

アニメ版すらまだ最後まで到達していない

ぐらいなのを実写映画化しても到底カバー

しきれないのは目に見えているし、それに

果たして最後まで映画でやれるのかと。

(WOWOWの方でもドラマ化し映画と合わせ

2028年頃に全て完結するという噂)

 

それに原作漫画が良い意味でやたら濃いとても

映像化不可能な?面白ヤバいシュールな内容

を含んでいるので、それを映画で実際の俳優さん

が再現出来るのか不安も。

 

 

ぶっちゃけ、原作を忠実に再現していったら

全然終わらないし中途半端にモヤっとした

まま映画館を後にすることになりそうなのは

目に見えていたので、どうせなら映画独自の

展開とか、外伝的なお話で良いとすら思って

いたのですが、大間違いでした。

 

今回の金カムは大変幸運な事に、映画版制作

にあたってスタッフの皆さんが原作をとても

大事に尊重して映像化されていて、配役も

驚くぐらいピタッとハマっていて不満な

ところなどありませんでした。

あと危惧していた展開の遅さ、原作の消化率に

おいて、まるで長編ドラマの初回時間延長版

みたいな映画と一部で揶揄されていた事に関し

ては、これだけ原作に忠実に丁寧に映像化を

するならそれもやむなしというような気分に。

 

あと配役に関しては特にこの物語の最重要人物

アイヌの少女アシリパを演じた山田杏奈さんの

凛とした佇まいがとても魅力的で素敵でした。

他の俳優の皆さんも素晴らしく、不思議な

ぐらい違和感もありませんでした。

今回、やはり制作者の皆さんに原作リスペクト

があればここまで出来るんだなぁとしみじみ。

 

あとこの映画で特筆すべきはアクションシーン

のクオリティが予想の斜め上をいくレベルで

凄く良かったです。あのプライベートライアン

を彷彿とさせるような、映画冒頭の203高地

の戦いのシーンからド迫力でやられました。

 

ということで、当然あるであろう次の続編

「ゴールデンカムイ2」でも是非この調子で

お願いしたい、というか高クオリティになる

のはこの製作者の皆さんならもはや確約され

ていると思われるので、問題としてはあとは

出来るだけ早くに、この映画の続きが届く

ようお願いしたいですねぇ。


【映画批評】「永遠の0」もラストの曲で脱力?

2024-01-30 00:22:48 | 映画

 

今や「ゴジラ-1.0」はモノクロ版までが制作

され、世界中でも大絶賛という事で一躍世界的

大ヒットメーカーとなった山崎貴監督ですが

いわゆる同監督のWW2モノは某ドラクエや

某ヤマト映画と違って?間違いない説があり

果たしてその通りなのか確かめるべく、久し

ぶりに「永遠の0」を見返してみることに。

 

というか東宝さんが早く「ゴジラ-1.0」の

Blu-ray等を発売してくれればこのように

過去を掘らなくてもいいのに。

 

で久しぶりに見た映画「永遠の0」なのですが

観終わって一番印象に残った感想がつい先日の

映画「護れなかった者たちへ」と全く同じに

なってしまって脱力でした。

映画全体に不満があるわけではなく、最後のスタッフ

ロール時に流れ出す桑田佳祐氏のいかにも御涙頂戴

のバラード曲で、逆に映画的感動から突然放り出され

醒めてしまったというか。

このままではもう映画の最後に桑田氏の曲が流れ

てくるだけで体に拒否反応が出てしまいそうです。

 

映画のエンドロールの時に思いを色々と馳せると

いうのは、物語の結末を迎え感情移入をして見て

いた登場人物たちのその後に続くであろう人生の

行末などや、メッセージ色が強い作品なら、原作者

とか製作者が問いかける意味などを解釈、整理して

自分なりに考えたりもする時間になる事も。

 

でも何も考えなくていいから、今から流すバラード

曲でもっと感動を、というノリは何も考えなくて

いい、見終わった後に何も残らないエンタメ系の

映画で十分ではないかと。某ア◯マゲドンとか。

 

もしくは曲自体が映画の内容とシンクロしてて

クオリティーもちゃんとしているなら話は別です。

でもタイアップ前提で作られたせい?だけではない

とは思いますが、聞いても殆ど耳に残らないすぐに

忘れてしまいそうな、あってもなくてもよいような

曲なら勘弁して欲しいと。

(※桑田佳祐氏に悪意はありません)

 

という事で本当にまたこのパターンかと心底辟易

したので今回の映画「永遠の0」の感想の最後は

、、、、(略)なのに対する精一杯の抵抗として

敢えて前回の「護れなかった者たちへ」からの

コピペで締めさせていいただきます。

 

以下映画「護れなかった者たちへ」感想から引用。

 

〜途中略〜

でもエンドロールを迎え、この映画の深い意味

について自分なりに思いを巡らせたいという

ささやかな願いは叶いませんでした。

 

エンドソングを担当していた桑田佳祐氏に何も

悪意はありませんが、この映画の最後に安直に

「今がこの映画の一番の泣きポイントです」の

ようにバラード曲を流すというのは、今作が

ずっと積み上げてきたものを投げ出し安っぽい

ものにしてしまう演出で、本当に興醒めでした。

 

メッセージ色がとても強い今作のエンディングは

静かな曲の方が余計なノイズなどなく、観客達に

ストレートにこの映画が伝えようとしている大切

なメッセージが心に染みるようにもっと素直に

伝わったのではないでしょうか。

 

勿論受け取り方は人それぞれで、桑田氏の曲が

あったからこそより感動した方もいるのかも

しれませんが、個人的にはこの映画は最後の

一番大事なところで今の日本の芸能界の暗部

が出てしまったのではないのかと。

 

もし今回の件は桑田氏と同じ事務所のアミューズ

に所属している俳優を主演させる条件としての抱き

合わせのバータータイアップで始めから決まって

いたことだったとしたら、そのような下品なことは

謹んでいただきたいです。

 

十分に完成された作品に対し、そこに安易な歌などで

感動を上書きし、押し付けようとするのは無粋です。

そしてそれは社会的意義のある作品や、それに真摯に

応えようとした俳優やスタッフの皆さんの情熱を無に

喫する行為に他なりません。

 

正直今回の作品に限っては、主演の皆さんの熱の

こもった演技に感銘を受けたのにも関わらず、映画

ではなく原作小説を読むべきだったとも感じました。

これは本当に不幸で残念なことです。

 


【映画】ゴールデンカムイの評判が良過ぎる件

2024-01-25 00:15:20 | 映画

画像は「ホッカイロレンさん」のYouTubeチャンネルより

【朗報】最新の実写化映画、全然クソじゃない『ゴールデンカムイ』

 

いつも内容が面白く、とても参考にもなるので

更新を楽しみにしているあの有名YouTuberの

ホッカイロレンさんなのですが、先日は映画

「ゴールデンカムイ」を賞賛されてました。

 

実は劇場で何度か予告編を見てはいたのですが

どうせ漫画の映画化だからいつものパターンで

大人のやっつけ仕事的な、と思いスルー決定

していたのにどうもかなり出来が良いみたいで。

原作漫画の段階で相当面白いという話は知って

いたのに、今まで原作漫画は未読でアニメも

ほぼ未視聴なのでした。

 

でも今回の映画から見ても問題ないらしいの

ですが、問題は原作漫画の単行本は31巻ある

らしいのに今回の映画は大体3巻ぐらいまでの

内容消化率なのだとか。(沈黙の艦隊パターン

で続きはアマプラとかになりそうな雰囲気?)

 

ということでこのペースでいくと、かなり

ヤバいらしいので、とりあえずどんな感じか

まずはアニメ版の方をと軽い感じで見て

みました。

そしたら食わず嫌いを超後悔するレベルで

メチャクチャ面白いじゃないですか。

 

都市伝説好きとしては埋蔵金、黄金伝説は

大好物です。続きが気になってぶっ通しで

第1期分を見てしまいました。

ただアニメは4期まであるらしく、あまりに

中毒性が高いので全ての視聴を終えるまでは

ゲームとか読書などは完璧にストップを?

色んな意味でヤバいです。

お話だけでなくキャラクターも魅力的


【映画批評】「護られなかった者たちへ」に足りなかったもの

2024-01-20 00:04:25 | 映画

 

中山七里さんによる原作の方は未読だった

のですが、物語の背景やテーマにも興味が

あったので映画「護られなかった者たちへ」

を鑑賞してみました。

 

この作品は2011年の震災が物語の背景に

あり、とても切なく重いテーマを扱った

お話になっていたのですが、演者の皆さん

が素晴らしい演技をされていたので最後の

エンドロールが始まる前までは完全に魅了

されていました。

 

佐藤健さんと阿部寛さんの演技も素晴らし

かったのですが、演技力に定評がある

清原果那さんの存在感には圧倒されました。

そして劇中の清原さんの行動を通して今作が

訴えようとしているメッセージが強く伝わって

きて胸が詰まってしまいました。

 

でもエンドロールを迎えた時、この映画の深い

意味についてもっと思いを巡らせたいという

ささやかな願いは叶いませんでした。

 

エンドソングを担当していた桑田佳祐氏に何も

悪意はありませんが、この映画の最後に安直に

「今がこの映画の一番の泣きポイントです」の

ようにバラード曲を流すというのは、今作が

ずっと積み上げてきたものを投げ出し安っぽい

ものにしてしまう演出で、本当に興醒めでした。

 

メッセージ色がとても強い今作のエンディングは

静かな曲の方が余計なノイズなどなく、観客達に

ストレートにこの映画が伝えようとしている大切

なメッセージが心に染みるようにもっと素直に

伝わったのではないでしょうか。

 

勿論受け取り方は人それぞれで、桑田氏の曲が

あったからこそより感動した方もいるのかも

しれませんが、個人的にはこの映画は最後の

一番大事なところで今の日本の芸能界の暗部

が出てしまったのではないのかと。

 

もし今回の件は桑田氏と同じ事務所のアミューズ

に所属している俳優を主演させる条件としての抱き

合わせのバータータイアップで始めから決まって

いたことだったとしたら、そのような下品なことは

謹んでいただきたいです。

 

十分に完成された作品に対し、そこに安易な歌などで

感動を上書きし、押し付けようとするのは無粋です。

そしてそれは社会的意義のある作品や、それに真摯に

応えようとした俳優やスタッフの皆さんの情熱を無に

喫する行為に他なりません。

 

正直今回の作品に限っては、主演の皆さんの熱の

こもった演技に感銘を受けたのにも関わらず、映画

ではなく原作小説を読むべきだったとも感じました。

これは本当に不幸で残念なことです。