小生の地元に日本三大稲荷と言われている笠間稲荷神社がある。
本殿に雨漏れなどがあり、2年ぐらい前から本格的な改修工事が行われていたがこのほど工事が終わった。
工事の間、神社のご神体は本殿前にある鉄筋コンクリート作りの拝殿に仮安置されていて、工事の完成により今月末には本殿にお戻りになるとのこと。
久しぶりに足場がとられその姿を見ることができるようになった。




なお、笠間稲地神社HPによると、この本殿は江戸時代の末期安政・万延年間(1854~1860)の再建で、銅瓦葺総欅の権現造で、昭和63年国の重要文化財に指定されており、本殿周囲の彫刻は、当時名匠と言われた後藤縫之助の作「三頭八方睨みの龍」「牡丹唐獅子」、弥勒寺音八と諸貫万五郎の作「蘭亭曲水の図」等実に精巧を極めている。