昭栄丸 佐多岬

鹿児島県南大隅町田尻港
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セジリ・裏セジリ

2017-01-20 00:00:36 | 瀬(ポイント)情報



佐多岬灯台がある大輪島の南側に位置する裏セジリは、セジリのほか、1番から5番に瀬割りされています。どの瀬も大型尾長の実績が高い瀬です。


セジリは、セジリ前とセジリの間の水道を抜けてきた下げ潮とケバサガリとセジリ前の間を抜けてきた激流が瀬の正面でぶつかり、複雑な流れを形成します。
下げ潮のポイントですが、あまり潮が大きいと流れが強すぎて釣り辛い時もあります。ある程度、サラシがある方が釣果が上がります。
潮が引いたら先端から、本流を流して釣ります。尾長、口太ともに多いポイントです。

また、夏の夜釣りの好ポイントで大型のフエフキ(タバメ)やシブダイ(白テン)、真鯛などが狙えます。潮が速いのでブッ込や脈釣りがお勧めです。カゴ釣りには向いていません。




裏セジリ1番は、尾長、口太、イサキ、シマアジなどが良く出る瀬です。
尾長は、サラシよりも潮目を狙う方が釣果が伸びます。セジリをかすめて流れる本流への引かれ潮が本命です。
セジリの先端向きの浅場や2番との境目の沈み瀬周りは、口太狙いのポイントです。
また、セジリからのサラシは2枚潮になるので、あたりが出にくい事が多いです。

イサキは遠投で、セジリを抜けた本流の潮壁であたる事が多いようです。

シマアジは、例年、12月頃から3月ぐらいまで、50cmオーバーが狙えます。瀬際を狙った方が釣れる確率が高いですが、回遊魚なので潮次第のところもあります。細仕掛けでのバラシも多いようなので、太仕掛けで臨んでください。

夜釣りは、底物のポイントとしても有名て、これまで数多くのアラが釣り上げられています。また、大型のシブダイ(白テン)やフエフキ(タバメ)も良く上っています。




手前が裏セジリ3番、奥が2番です。
2番も3番も、大型尾長の実績が高い瀬ですが、サラシが出る釣り場ではないので、その日の潮の状況で狙うポイントが変わってきます。潮目の状況を見極めながら、瀬際から沖目まで探るような釣りになります。

2番は、セジリ方向から抜けてきた潮と、4番方向からの引かれ潮が合流する潮目がある時が、好釣果に恵まれます。
潮目は、1番との境にできたり、3番との境の沖にできたりします。

3番は、足元に瀬が張り出しており、瀬際は、2番との境か、4番との境目を釣る事になります。4番との境目は、瀬と並行に沈み瀬が幾つか入っており、瀬際から沈み瀬の間の溝を釣るような感じです。

2番、3番ともに時期になると瀬際で良型のシマアジがあたります。やはり早朝の陽が高くならない時間帯が、確率が高いですが、雨や曇りの日は、昼間でも期待できます。




4番は、瀬際はかなり深いのですが、少し沖は、沈み瀬が多く少し浅くなっています。瀬の真ん中ほどの割れからサラシが発生しますが、3番からのサラシや潮の流れ、5番の水道からのサラシで2枚潮になり、仕掛けが入って行かず釣り辛い時もあります。
他の裏セジリのポイント同様に下げ潮の方が釣果に恵まれ、大型の尾長の実績も高いです。どちらかといえば、大潮よりも潮が小さい時の方が良い潮が入って来る傾向があります。




5番は、大型尾長の実績が高い瀬です。瀬の正面も裏の水道も尾長が狙えますが、裏の水道は、少しサラシが出ないと、なかなか魚が入って来ません。また、餌盗りや小型の尾長が多い時には、かなり辛抱の釣りになります。
表のポイントは、海を見て右の先端の瀬際から、30mほど沖まで、沈み瀬に付いている魚を釣る感じです。
また、瀬の中央の割れ付近の瀬際もポイントになります。瀬の左側は、比較的に口太が多いポイントです。


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