昭栄丸 佐多岬

鹿児島県南大隅町田尻港
佐多岬周辺 瀬渡 ジギング 船釣
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ビロウ島

2017-01-20 00:00:53 | 瀬(ポイント)情報


田尻港の南、沖合数百メートルほどに位置するビロウ島には、尾長、口太、イサキの上物をはじめ、石鯛や夜釣りのアラ、フエフキ、ルアーでのブリやヒラスズキなど、多様な魚が狙える好ポイントが点在し、東から南に面した釣り場が多いので、北西風が吹く冬場にも強い釣り場です。




ビロウ島の北端にある離れ瀬、小平瀬は、佐多岬の磯の中では比較的に水深が浅く、名前のとおり低く平たい瀬です。
口太が多い釣り場ですが、イサキが瀬に付くことも多く、入れ食いになることもあります。
また、50mくらい沖に大きな沈み瀬があり、この沈みに向かって潮が流れる時は、大型の尾長が釣れ、60cmオーバーの実績もあります。




ビロウ船着は、足場の良い釣り座で、上げ潮は沖から当たって来た潮が、海に向かって左から右に流れます。足下に瀬の張り出しがあり、少々取り込みがし辛いですが、口太が多いポイントです。沖目を狙うとイサキが釣れる事が多いです。
尾長も沖目狙いとなります。
また、足場も良く、時化にも強いことから、夏場の夜釣りでも人気が高く、遠投でのイサキやシブダイ釣りに向いたポイントです。
少々奥まっていますが、潮通しが良く、ルアーでの青物や、サラシが強い時のヒラスズキの実績が高いポイントです。
船着の小平瀬寄りの壁は、足場は狭いですが、上げ潮の石鯛ポイントで、これまで数多くの銀ワサが上っています。




ビロウ平は、左手に沈み根が張り出し、右沖にはツブキの先端からのハエ根があり、沖目を狙うのは、少々難しい釣り場です。しかしながら、沖目で50cmオーバーの良型の尾長あたってくることも多く、なかなか釣り方に悩む釣り場です。
手前は、沈み瀬があり浅くなっており、沖は駆け上りになっています。ツブキからのサラシが入り、魚の活性上って来ると沈み瀬の回りで好釣果に恵まれる事も多いです。
釣り座が海に向かって傾斜しているので、タモやバッカンが転げ落ちないよう注意が必要です。




ツブキは、口太の数釣りに加え、大型尾長の一発が期待できる人気のある瀬です。ベタ凪の状況では、先端左側の溝の際や沖目を狙う事が多いですが、少しの波でサラシが出る地形なので、サラシが広がるワンドの中で数釣りできるポイントです。
釣り座が東向きのため、北西風には強いですが、満潮時の先端部は少しのウネリで後ろから波が駆け上がるので注意が必要です。
また、この瀬も潮通しが良いので、ルアーでの青物やヒラスズキ狙いにもお勧めのポイントです。



ウノクソも口太の数釣りとともに大型の尾長の実績が高い釣り場です。左沖にはツブキからのハエ根があり、右側は深い溝を挟んでウノクソ前の沈み瀬があるため、瀬際から20mくらい先までを釣るような感じです。基本的には、上げ潮ポイントで、ツブキ方向から右沖に潮が流れる時は、沖目を流す釣りが良く、イサキや大型の尾長の可能性が高くなります。
また、時化にも強く左の瀬際やツブキからのサラシが広がるような時に釣果が伸びます。
夜釣りでも人気が高く、冬場から春先のクロ狙いや春先からのイサキが良く、イサキは入れ食いとなることもしばしばあります。



離れ瀬のウノクソ前は、東側先端から大きな沈み根が延びており、南側の20mほど沖には女瀬からの沈み瀬がウノクソ前と並行に延びています。
このため、この沈み瀬との間か、南東側の沖合い、西側奥の女瀬との水道部を釣ることになります。
南側を向いた方向は、殆んどが釣り座となり、基本的には沖の沈みの際がポイントとなります。潮が水道部から抜けて沖に流れる時は、直接沖の潮目を流すと大型尾長やイサキが期待できます。
また、奥の水道部は、手前の瀬際は大型の口太、女瀬の壁際は尾長が多いです。大型真鯛もあたってくることがあります。




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