しょこら の ぷち自然派生活

外食多し 甘いもの大好き! だけど ちょっと健康のことも気になる。そんなしょこらの ぷち自然派生活 を紹介します。

お地蔵様ってなんじゃろ?

2007-01-28 01:23:12 | なんちゃって!修業的生活。

これまで、松尾山に登る道中、お地蔵様に出会う毎に、

手を合わせ、水を換えてきたわけだが、

ふと、

「うちにも、お地蔵様が二人もいらっしゃるじゃない~。」

と気づいた。

(罰当たりそう)

 

実は、結婚前、奈良町を散策していて、

出会ったお地蔵さまで、夫と私、それぞれが、

こちらの方が美しい、などと言いながら、

一体ずつ購入したもの。

ちなみに、民芸品など扱う店だったように記憶しているが、

そういったところから来ていただいた お地蔵様に

ご利益があるかどうかは不明だが、

せっかくおられるので、お世話させていただくことに。

 

しかし、どこに置こう?

そうだ!今、トイレにお香を焚いてるんだった。

お香とお地蔵様って相性がよさそう。

しかも、トイレってご不浄だけど、

家の中で大事な場所だから、守っていただくことにならないかな。

 

と、一度、トイレにおいてみた私。

しかし、ふと、やっぱ、ご不浄の場所はまずいか、

と、トイレに置いてよいものかどうか、確認することに。

 

こういう場合は、これまであれこれと初歩的な質問に

嫌な顔一つせず、聞いてないことまで、

あれこれ教えてくれた、親切な松尾山の方々に聞こう!

登れば、誰かいるに違いない。

(誰か、というのは、お坊様だったり、お寺や神社の受付の方です。)

 

ということで、聞いてみました!

すると、やっぱり

「仏さまをご不浄の場所に置くのは感心しない」

とのこと。

それでは、どこに置けばよいか?と聞くと

「お地蔵様は、地という字が入っているぐらいなので、

地面に置くのがよいのである」

と言う。

しかし、雨ざらしにはしたくなかったしょこら、

家の中でもよいか?と尋ねると、

「まあ、よろしいでしょう。」

とのこと。

「といっても、できるだけ、地面に近いところに

 お奉りするのがよろしいでしょう。」

しかし、うちは2階にキッチン・リビングがあるのだ。

1階に手ごろな和室はあるけど、あまり頻繁に会えないじゃない、

ということで、

「うちは、2階にキッチンやリビングがあり、下の部屋に置いてしまうと

上を通ってしまう可能性があるのですが。。。」

と言って見る。

すると、

「それやったら、お地蔵さんの真上の天井に『上』という字を書いて

 はっとか貼ったらよろしいんです!」

とのこと。

なかなか手ごわい。

「で、方角なんかあるんでしょうか?」

と聞くと、

「まあ、西の地蔵という言葉もありますやろ。」

とのこと。

「ありますやろ」と言われても、聞いたかな~?という感じで

さっぱりピンと来なかったけど、とにかく、西に置くのだな、

と理解して帰宅。

 

しかし、「西の地蔵」とは、西側に配置し、東を向かせるのか、

西を向いて配置する、という言葉なのか、やっぱりわからなくなって、

インターネットでしばし検索。

こういうのがあったので、やはり西を背に置くようだ。

で、どっち向いて置くのがよいのか、ほんとのところは、

結局解らなかったのだが、お地蔵様については、

ウィキペディアにかなり詳しいことが書いてありました。

 

かなり心の広い菩薩さまのようです。

少し長くなるけど、引用します。(実際の検索内容はこちらをクリック。)

~~~~~~~~~~~

菩薩は如来に次ぐ高い見地に住する仏であるが、地蔵菩薩は「一斉衆生済度の請願を果たさずば、我、菩薩界に戻らじ」との決意でその地位を退し、六道を自らの足で行脚して、救われない衆生、幼くして散った子供や水子の魂を救って旅を続ける。

特に生前の功徳が足りない事から賽の河原から先へ進めず、石の塔婆作りを永遠に続けなければならない水子の魂を救うため、賽の河原に率先して足を運んでは、仏法や経文を聞かせて水子らに徳を与え、成仏への道を開いていく水子救済の逸話は有名である。

このように、地蔵菩薩は最も弱い立場の人々を最優先で救済する菩薩である事から、古来より絶大な信仰の対象となった。

また後年になると、地蔵菩薩の足下には餓鬼界への入口が開いているとする説が広く説かれるようになる。地蔵菩薩像に水を注ぐと、地下で永い苦しみに喘ぐ餓鬼の口にその水が入る。

仏教上における餓鬼は、生前嘘を他言した罪で燃える舌を持っており、口に入れた飲食物は炎を上げて燃え尽き飲み食いすることは出来ないが、地蔵菩薩の慈悲を通した水は餓鬼の喉にも届き、暫くの間苦しみがとぎれると言われている(その間に供養を捧げたり得の高い経文を聞かせたりして成仏を願うのが施餓鬼法要の一端でもある)。 これは六道全てに隔てなく慈悲を注ぐと言われる地蔵菩薩の功徳を表す説であり、施餓鬼法要と地蔵菩薩は深い関係として成立していった。

~~~~~~~~~~~

やさしい~。

なんか、ぜんぜん、ダメな私だけど、なんか助けてもらえそう。。。

しかも、お地蔵さまの中には、病苦の身代わりになってくれる

お地蔵様も多いようだ。

 

「歩いて健康になろう!」

という趣旨の強かった、私の松尾詣でだが、

お地蔵様に健康を祈願しつつ、山を登っていくことにしよう。

 

そして、水はお地蔵様の足元に流すことにしよう。

餓鬼の口にも水がとどきますよう。。。

 

追:結局、今のところ、2階の一番西にあるキッチンのカウンターに

  置かせていただいてます。

  一階にもそれなりの場所があるんだけど、

  なんとなく、身近な場所に置きたいな~と思って。


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