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日々彩々

暮らしの雑感。写真もあり

目に焼き付いた光景ふたつ、新しい花模様ふたつ

2019-01-08 23:15:25 | エッセイ

平成も終わりかあ…と思うとしんみりする。世界も認める音楽家や会社役員などシニアも混じったキラキラ女子と知り合った昨年。そして80代の男女も歌うなんとなんと20年以上も続いてるカラオケ仲間に入った。もりもりのいい一年だったよ。

忘れられないのは初冬の満月の夜。NYから帰国、横浜美術館でのバイオリンニスト・小澤真知子さんのガーシュインのサマーチムやピアソラのリベルタンゴまでの北米南米音楽の名演奏に酔いしれた後のことだ。美術館前の並木や日本丸、大観覧車のイルミネーションが天空の満月と描く光景の素晴らしさ!ライブ後の高揚感がグーンとドアップしたよ。ヨコハマを見せつけられた感じがした。
★もう一つは有料老人ホーム・オーシャンプロムナード湘南のクリスマスツリーだ。シイラギの木に、ダスティーピンクやグレイ、スモーキ‐な紫やグリーン、沈んだ金銀で葡萄の葉や楽器など個性的なオーナメントで覆われている。極め付きは白と金、赤で頭から足元まで隙なくオシャレをしたサンタ爺さんの人形がツリーの足元を取り囲んでいるではありませんかあ!まっこと神秘的なツリーではあります。いつも頬笑みと絶やさない優しさとさりげないおっしゃれが素敵な女性館長もいつどこで手に入れたかわからないと・・・。サンタの逸話と相まって頭の彼方で私の夢想は膨らむのだ。

さてわが家、正月の花模様。いよいよ消費税アップの年ということで今年の暮れの予行練習?すっかあ、と頭をぐるぐるさせて花屋を何軒か覗いていからなんと薄い淡い黄色の蠟梅が400円であった!小ぶりだがよしよし花瓶は亡母が残した桐箱に銘がある白磁の細口の古流伝来のアレに決める。そばにあった赤い実の千両も買う。松は門松用の小ぶりを選んだ。締めて820円!格安で仕上がった。バブル期頃は金銀の柳なども生けた豪華版。アホだったよ。誰もがキンピカがかった人生送ってたあの頃。懐かしい時もあるけどね。
薔薇の姿した赤紫の葉ボタンが面白くてクリスタルの一輪挿し用にゲット。ねえ買ってよ、と迫られた気がした残りもん150円。花代金はざっと千円だあ。さあ、消費税と戦うゾ!