日々彩々

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カレンダーが秋のうちにと急ぎ、新蕎麦ミニ紀行!

2018-12-17 12:00:46 | エッセイ
もたもたしてるうちに数日後には12月だあ!とあわてる。
というのも新蕎麦を気になってた水蕎麦で味わいたいなと思ってたから。作家さんが鎌倉の店で、女優さんが奥会津の32件の集落のうち、なんと8軒もの蕎麦屋が並ぶ蕎麦処で水蕎麦を堪能したと知った。ミーハ―で、うどんより蕎麦喰いの私は急いだわけ。

鎌倉はすぐそこ。鎌倉駅から逗子行きのバスに乗り九品寺で降り、少し歩くと「梵蔵」に到着。
上背がありロン毛を結んだ和装束の野武士風の若めオッサンが一人でやってる。(怖そうだけど目元がやさしい。)お目当ての水蕎麦はお品書きにはなく昼のコースの一品。量はすくないけど味を愉しむという趣向だね。生山葵とヒマラヤ岩塩で愛でる。蕎麦の実を石うすで挽く。手打ち十割蕎麦とは思えない細さ、なめらかな食感。蕎麦豆腐、蕎麦味噌杉板焼、今月の創作蕎麦など。器にこだわりがある。ちょっとみ量が少ないけど深い器なんでまあまあ満足。がっつりいきたい若モンには物足りないと思うよ。熱い汁蕎麦系がないのがちょいと不満。店内が暗い木造なので寒々してる。単品には熱い汁蕎麦もあるけど普通の蕎麦屋にあるきつねだタヌキだ、なんてない。ご近所さんでも、寒いからアツアツの鍋焼きかカレーうどんにすっかあ、なんて駆け込むところじゃないけど。口に入れる物にはちょいとうるさいミーハーオバハン女子には勉強になりました。

帰りはまあ馴染みの鎌倉なんでウロウロしないで江ノ電へ直行。
江の島駅で降り、近くのモノレールに乗り、15分の天空の旅。
ちょっと秋色の葉をつけた木々も混じる谷戸のなかにオシャレな家が点々と並ぶ風景を見下ろすのっていいですよおー!ここはヨーロッパかなんて感じなんですよ。

大船駅が終点。JR東海道線、藤沢寄りの線路沿いのホテル、メッツ(NETS)の1階「白やぎ」で締め。前からネーミングが気になってたので聞く。昔々のこと山羊飼いの少年から赤い実を食べた山羊が急に元気にピョンピョン飛び跳ねたことを聞いた人々がコーヒー豆の不思議な力に人々が魅せられたとの逸話からの店名だそう。イイネ!サービスカウンタ―上の壁画にはその様子がインテリアの素敵なポイントに。外に面した明るく楽しいカフェ!お天気もよく近場で過ごしたいい時間。大満足の晩秋だったよ。






縄文蕎麦餅



お目当ての水そば



季節の揚げ物



湘南モノレール







店名にまつわる壁画



こだわりのサイフォン式で淹れるコーヒー


花屋の店頭はシクラメンのパレード


コメント (1)
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