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日々彩々

暮らしの雑感。写真もあり

こりゃ、びっくりポンや!はじめての出会いもん

2015-12-31 23:42:02 | エッセイ
ご無沙汰の六本木に出かける機会があった。ヒルズに近いのでちょっと早いがチェックしていた魚や六蔵で夕食を取ることに。広い店だけどママ風の派手なオバン女子と連れ合いにしては不釣り合いな同じ年頃の地味な女子の二人ずれがいるだけ。串焼きが売り。盆ざるに鯵や帆立×アスパラなど5種類ほどの串刺しを乗せてオーダ―を取りに来た。そうだ季節柄、生牡蠣が食べたいと思いたちメニュー表も見る。北海道、厚岸(あっけし)産一個850円とある・・。二個は食べたいが哀しい無職の身なんです!友達も同じく泣く泣く一個250円のカキフライを3個ずつ頼む。しゅんとしていると、びっくりぽん、ざっと6×4センチのでかいのがやって来た!北海道は厚岸産の生牡蠣用しかないのでそれを使ったんだと。「お客さまはラッキーですよ」と。ワクワクしながらパクつくとぷっくりした食感がたまらない、加えてジューシー!大きいから長く口にとどまりじっくり美味が味わえる。


★たまたまありついた特製特大カキフライ


★南部さんちの鈴なりのレモン、完熟になるのが楽しみ

スーパ―で買う牡蠣は大粒とラベルに表示されていても小さいのがもぐりこんでいて二、三個まとめてフライにするのがフツーだね。釧路の北、太平洋側の厚岸の海が育てた素晴らしい海のミルクだ。そうそう牡蠣といえば遠い日、冬のパリを訪れたとき、ガイドブックにあった海鮮料理店に駆けつけたっけ。生牡蠣にレモンを絞り食べまくった。
牡蠣の威力はすごい!オイスターソースをみよ。中華料理や焼うどんの味がイマイチのときにちょっとプラスするとバッチリ決まる。
牡蠣に欠かせないレモン。最近は日本産も出回わってるが地中海沿岸が有名な産地だ。イタリアにはリキュールもあるしね。。
最近、鵠沼シネゴヤで観たミニシアター系映画動員数抜群の名画、
シチリヤを舞台にした「ニューシネマパラダイス」ではコンポートにてんこ盛りのレモンが二度出てくる。島を出て初老になっても帰らない主人公トトに母と姉が電話する場面と坊や時代の彼がもぐり込んだ映写室の場面だ。色もかたちも魅力的なレモン。高村光太郎の詩「檸檬哀歌」を思い出すね。


★自作の木の実のX'masリース


★大切なX'masカード

つい手を出したけど驚いた!

2015-12-19 00:09:40 | エッセイ



スーパ―の店頭で「シャドークイーン」に出会った。
ミステリアスな名前に魅せられた。ま,何でもトレンドが気になるタチだからしょうがない。かたちがメークイーンに似ている。粉吹きいもやマッシュポテト、ポテトサラダ、ジャーマンポテト、肉じゃがなんかは男爵、カレーやポトフなどの煮込みもんにはメークイーンを使うのがわたし流。じゃがいもの存在感がしっかり欲しいから。
さてポテサラでも作るかとちょっと皮が黒いなあ、と思ったけどゴシゴシ洗い皮を剥きはじめた。がヤヤッ濃い紫だよ、
なかのほうは薄くなるのかな、と思い二つ割にしてみたが
まるごと黒味を帯びた濃い紫いろじゃん!これじゃフツーのじゃがいもとしては扱えない。紫いろは食欲をそそる色ではない。紫キャベツや紫たまねぎはサラダのアクセントにし
ているけど。缶詰めのビーツを使ってポタージュスープを作ったことがあったが、キモイーと不評だった・・。
しかし、シャドークイーンはお肌にも内蔵にもいい抗酸化作用を持つアントシアニンの一種、ポリフェノールを丸ごと含む大歓迎の食材。葡萄や茄子は皮だけだよね。

で、ポテトチイップスでいこう!と決めた。わたしの包丁は
切れ味抜群ですよ。スパッと切れないと薄切りは無理。
切れない包丁じゃ葉野菜やトマトなんかは押しつぶされる。薬味野菜もきれいに仕上がらない。料理上手を目指すなら良く切れる包丁を手にすることだと思う。

さあ、新しい油を熱くしてカラッと揚げ、パッと塩を振る。
当節はなんでも減塩ですぞ。紫いろの美しさに惚れ惚れするではありませんか!器はどうする?作る前からコレッキャナイ!とこころに決めていたアレ、東京・門前中町(通称モンナカ)の調理道具屋で目があったホウロウの器をチョイス。狭い店内で魅入っていると店主の声がした。
(これはナチス時代からあるポーランドの工場で作られてきた物。もう入荷はない。工場はもう閉鎖)ほうろう特有のやわらかな乳白色に深い緑の縁取りが簡素で美しい・・・。直径16センチ、底のほうろう用鋼板はなんと8ミリの厚さ。小型の洗面器のようでもある。お揃いのマグカップも迷わず買った。どうよ、乳白色と紫色の組み合わせは美しいでしょ!グーでしょ!




楓(かえで)と満天星躑躅(ドウダンつつじ)の紅葉


お行儀の良さに惚れました(笑)

2015-12-05 00:49:28 | エッセイ

近くで見つけたザル菊とキャベツの畑。おいでおいでのザル
菊はいい香りでも人を酔わせちゃう。高い値段で売れそうな土地なのに。太っ腹の育ての親さまありがとう!
キャベツ畑はとにかくキレイ!色よし勢ぞろいした姿よしで食欲をそそるんじゃ。





菊は終わり、キャベツは食べごろになったよ