是枝監督の第７１回カンヌ国際映画祭・最高賞作品「万引き家族」を観た。何かと多忙な友達をけしかけ封切一週間後に桜木町ブルグへ飛んでった！で次の日はシネコヤで川瀬監督の［あん］を観る。なんで？って樹木樹林さんをじっくり見てやろうってね。若い頃にはもっはら洋画ファンだし仕事で忙しく彼女が活躍してたテレビのホームドラマとは縁がない。最近のテレビ番組で人となりを伺い知るだけだから。万引き家族では主役じゃないしね。そのほかにも理由がある。［あん］は2年前に川崎のシネチッタで観ている。川瀬直美監督お気に入りの役者・永瀬正敏さんと樹林さんが絡む深いヒューマンドラマだ。画面いっぱいに桜が写しだされる始まりのシーンからして映像がぃみじみ美しい・・・。
［あん］はドリアン助川さん（作家名は秋川哲也）の単行本［あん］を映画化したもの。ドリアン助川さんの名前は芸人さんとしておぼろに知ってはいた。けどある朝、なにげに耳に入った作品がビビッときた！ほのぼのとした兄弟の物語ふで題名は［花丼］・・・。早速、原本の［大幸運食堂］を買い一気に読んだなあ。暗いニュースがはびこる昨今だから［あん］の映像を通してドリアン助川さんの心情にふれたくなったというわけ。ネット上には彼の好きは［地中海の空と鎌倉の海、神戸・・とある。東京生まれで神戸育ちの人。地中海は納得だけど鎌倉の海？これはなんだ？と。近場に住む身としては面白くない。コレって嫉妬だねえ（笑）
シネコヤの読書コーナーの一角に、映画の予告を流すスクリーンがある
私の夏ドリンク（アップルジュースのソーダ割りに庭で育ったミントをのせて）