もう、大昔から何かにつけこの話はよく使われて来ました。
今更書くのも恥ずかしい、化学調味料A社の話。
「売り上げが伸びない、誰かいいアイデアは無いか?」の問いに、
一般社員が答えました。「穴を広げたらどうでしょう?」
消費者に無駄使いさせようって魂胆です。ざざざ~って出るでしょ?
これで大分売り上げは伸びたらしいです。
これとは少~し違いますが、缶コーヒーの愛飲してくださる男女比が
8:2で男子。これも売り上げが頭打ちになってから考えたら、
ネイルブームも多少関係?「プルタブだと爪が割れちゃう」「開けられない」
「ちょっと飲んで残すことができない」、で、女子に敬遠されていたらしい。
そこで出てきたのがボトルタイプ。売り上げは徐々にアップ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/up.gif)
(余談だがペットボトルも開けることができない女子供が多くいるらしい)
百貨店から水筒が消えた日、町工場で水筒を作り続けてきた親子は水筒の
デザインのことばかり考えていました。高級ブランド風デザイン、キャラクターもの、
大きさ、利便性、来る日も来る日もそちら方向で考えていました。
親子は、ある日、小学生の遠足の御一行様を見かけ愕然としました。子供たちは
水筒を肩に掛けていません。掛けているのはホルダーに入ったペットボトル
だったのです。しかしその後、従来通りの水筒の機能面を改良されたものは
また、市場に多く出回るようになりました。
次はモノではなく“考え方の”相違。
ホラン千秋さんというタレントさんの話で、彼女が某TV番組で
学生時代から今日に至るまで“非リア充”な日常を明かしている話。
“リア充”とは一頃流行った言葉で、こんな意味です。
この番組の中で同じ青学出身のアナウンサーの田中みな実さん、タレントの
新井恵理那さんの3人の対談です。大学時代を振り返り、ホランちゃんはサークルに入らず、
大学の学園祭にも一度も行ったことがないといい、実生活が充実している
いわゆる“リア充”ではなく、“非リア充”だった様子。
また、ミスコンに対しても「興味がなかった」といい、「自分で『ミスです』と
言えるなんて、なんて図太い神経の持ち主なんだ」と揶揄し、
ミスコンに参加した田中みな実ちゃんと新井恵理那ちゃんを苦笑いさせました。
そんなホランちゃんですが、母校の後輩がキャンパスライフを楽しむVTRを見て、
思わず「戻れるならやり直したい」と本音を漏らしたということです。
“非リア充”な大学時代を過ごしたホランちゃんですが、現在も休日は自宅に引きこもり、
「海外ドラマを観たり、ダラダラ、グダグダしているのが幸せ」だという。
それに対し、司会を務めるお笑いコンビ、フットボールアワーの後藤輝基さんから
「もったいないとか思わない?」と尋ねられたホランは「もったいないという
風潮がいけない」と語気を強めたそうです。
さらに、ホランちゃんは『ひきこもり』=『人生損している』みたいな哀れな目で
見られるのっていつも納得いかないと主張。
これは私も同感で、オフの楽しみ方、趣味、何かしなければいけないのでしょうか?
FBやブログを見ると、あれ食べたこれ食べた、あそこに行ったここに行った、
あれ買ったこれ買った、うんざりすることばかりです。私は花のデザインを
考えている時が1番楽しく(売上が上がればもっと嬉しい)、2番は何もしないで
家にいることです。つまりジジイ版ヒッキー。時間が取れればテニスと楽器でしょう
が、あとは犬たちの散髪ですね。恐らく今、仕事が楽しくてしょうがないなんて
言える人はあまりいないと思いますが、『ひきこもり』=『人生損している』
などと思ったことは一度もありません。人それぞれです。