![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/f8/62aef098302e9b26f36f80d52640a4e3.jpg)
偶然にも昨日のブログで細谷・浦田・前島・牧野の4先輩アーティストの
ことをお書きしましたが、その日にA本君から以前お願いした
細谷先生の作品写真が送られてきました。
それはA君がご自身の健康管理に自転車であちらこちら散策をしていらっしゃって、
八幡山も時々行っているとのことで、私はなかなか行けそうもないので
機会があったら撮ってきてと頼んであったものです。
他の彫刻家さんたちの屋外作品の数は数えたことがありませんが、
その作品の数と大きさは群を抜きダントツだと思われます。(屋外ブロンズでは)
え、あれも?あ、あれもそうなの?と思われると思います。
私の記憶にある細谷先生の作品をご紹介しましょう。まず、本日の八幡山山頂の
「チャボと少年」、護国神社の作品、城内中学の正面玄関の「大地」、
駿府城公園の県庁近辺の橋のたもとの「指人形」、現在撤去し島田に
移設しました、呉服町の東京海上ビル玄関の作品(アイワ不動産の社長が大事に保管
してくださり、無事島田に設置)、あおば通り公園のライオンズクラブなどが
献血運動を行うあたりの作品、これは常盤公園に移設、焼津市では豊田中の玄関、
そして圧巻は焼津港の東より、台座を含め15メートル(私が14メートルというと
いつも先生に訂正されます)の「蒼海行」という作品で少年と少女が
遠洋漁業の漁船を見送ったり出迎えたりという作品です。
今はライトアップしてるかな?
それ以外に静岡県外にも作品は多数あります。
常々、これらを写真に撮ってみたいなと思っていました。
テーマは「母子愛」が中心で「家族」「娘」「息子」さんをモデルに
した作品が多いです。長年静大教授をなさり、多くの美術教諭を
育ててきました。86期ではOクダ君が生徒でした。また奥様のNさんも
静高→東京芸大コースでパッケージデザイナーをされていました。
大手化粧品会社のパッケージやタバコのパッケージにもNさんの作品が
数多くございます。“東”鷹匠にお住まいです。
私が仕事帰りに自転車で先生の家の前を通ると、
「おい、えんどう豆食うか~、お~いNおみ~、Oちゃんだ、豆もってこい。」
何とも気さくな先生です。
12月になると私作の「お正月飾り」を買いに来てくださいます。
もう、20個以上のお正月飾りをず~っと大事に飾ってくださっています。
このお二人が毎年お正月飾りをご覧になり、目を細めて頷いてくださる姿を見て
「ほっ」と安心するわけですが、私が何も言わなくても必ずその年一番の会心作
をお選びくださるのが嬉しいです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます