齢と共にネタの重複が多くなっているかもしれません。
学生時代、麻雀荘でアルバイトをしていたことがあります。
まだその頃の私は、人を疑ったこともなく、その経営者夫婦は「いい人」だという気持ち
しかありませんでした。その経営者ご夫妻から被害を受けたわけでは無いので、
いまだにいい人のままです。その麻雀荘の雀室の事務的なスチール棚を動かすと、
ドアが現れます。ドアを開けると屋根の上に渡り廊下のようなものがあり、
別室に入れるようになっていました。そこは賭場でした。
そこの世話をするのもアルバイトのうちで、商店主やサラリーマンや
遊び人たちに食事やお茶の世話をしたのです。賭場も段々熱くなると「ヤクザ言葉」
が飛び交い、「タメ」や「チンケ」数字も「ピン、ニゾウ、サンタ、ヨツヤ、ゴケ、ロッポウ
シチケン、オイチョ、カブ」そう、オイチョカブの賭場でした。最近の業界人は
ドイツ語の数字(音楽から来ている)に「万」を付けて金額を表しますが、
その頃は「1万」が「ヤリマン」「2万」は「フリマン」でした。
大学でも趣味が喧嘩のようなガラの悪い連中と付き合っていたので、同じような隠語の多い
世界でした。(このガラの悪い人達は皆、体育教員かお巡りさんになり定年退職しています)
先輩が「こいつ、何年坊だ?」とくると「押忍っ、タメであります!」と答える世界ですよ。
「タメ」の説明にここまで来ました。ようするに、女子供が気軽に使うような言葉では
なかったのです。
「ほんと?そうなの?」という益若さん本人、全くタメ口だと思っていなかったのでしょう。
サンマ氏にいわれるまでもなく、言葉乱れてますね、こうして、芸人さんたちが
教育してくださると、案外言うことを聞くかもしれません。
芸能界は上下関係がかなり厳しいので。「バカを本気でバカと言ってくれる」、有吉さん、
マツコさん、ひろみさん、坂上さん、太田さん、ロンブー淳さん、クリームシチューさん、
テリーさん、好きですね。結構神経使って言葉を発しているとは思いますが・・・・
「そうなの?」が「タメ口」かどうかも分からないのだと思います。
また販売員さんが頻繫に使う、耳障りな「そうなんですね」もタメ口とは違う意味で
気になって調べたら、これはセーフですが
私と同じ思いの方は大勢いらっしゃいました。
で、山や海で行方不明になると?・・・・・・・「遭難ですね・・・・・」