またまた西郷会館です。
今回は上野駅しのばず口へ出て、前の松竹デパートから廻って見ました。
松竹デパートは、ただもう古くなってすごいのですが、駅前にあるのは上野の記念品みたいでいいです。
すごく昔は映画館があって、ペンキ絵の看板がが並んでいたと思うのだけど、どこだったのかもう分りません。
西郷会館でやっているのは左の入り口のあたりと、聚楽台だけです。
でも、お店に入ってしまうととても賑わっていて、もうすぐなくなってしまうという感じはしません。
このレストランは、観光地にいくとよくある、和食、中華、洋食、うなぎとか、とんかつとか、すしとか、らーめん、うどんそば、とにかく何でもある、そういうお店です。
普通だったらあまり入らないタイプのお店なのです。
でも、このお店のインテリアというか、昭和の時代に考え出されたレストランの豪華さというものをそのままに今も営業しているところがすごいのです。
ウエイトレスさんの制服も普通だけどちょっと時代を感じるし、黒いスーツを着たフロアマネージャーという感じの男の人も不思議な雰囲気をかもしている。
面白い場所だと思って通っています。
いつまであるのか分りませんが、アメ横の入り口の横のビルができるまでは西郷会館はあるのではないかという気がしています。
あと、何よりすごいと思うのは、西郷会館の階段を上ると西郷さんの銅像の前に出られるということです。
右の入り口の階段には「近道」と、書いてあります。
上っていくと、ひょっこり銅像の前の広場に出ます。
広場の地面をよく見ると、コンクリのタイルが敷き詰められたところと普通の地面と分れています。
コンクリのタイルのほうは西郷会館の屋上なのです。
そんなことも面白く楽しめるところです。