パリスちゃん保護して３週がたち、ケージの生活に慣れてきました。
ごはんはちゃんと食べますが、人がいない間に食べます。
チャイくんと同室にしたら、ややケージ内が乱れるようになり
その日は見に来たうちの身内にシャーをいいました。
落ち着けるよう、布をかけて暗くしました。
ニャンモックもはいってるんだね〜
ケージ暮らしの子には、お外が見えるようにしています。
ニャンモックにはいってる姿見てみたかったな。
部屋が変わり、環境が変わったせいでしょうか。
やっと自分を出せるようになったのでしょうか。
あまりに大人しいので、心配なくらいだったのです。
こんなに大人しいなら、シャーシャー言われる方が楽かも。
あきらかに心を閉ざした悲しい表情をします。
成猫を保護すると、激変の環境にとまどいがあります。
人間は、家の中で安全に暮らせてよかったと思いますが
猫は、ただここに連れて来られて、今は迷惑なだけ、、、
もうすこし家での生活、人との暮らしになれれば
パリスちゃんもいいお顔をしてくれるようになると思います。
仲よしの猫と仲よくするのもいいでしょう。
外では、ガーリーやミーシャとよく一緒にいたので
女友達ができるといいね！
触らせてくれるけど、心は通いません。
まるで心は凍りついた氷のようです。
ブラッシングしたり、触るとそのあと、いつもトイレに篭城します。
トイレのお姫様〜
やはり人なれトレーニングをしたほうがいいのでしょうか。
でも子猫と違い、無理矢理触って心を開かすより
ゆっくり時間をかけてみていただくのが一番だと思います。
最低３〜４年は外にいた猫です。
そんなに簡単に心は開かないと思います。
パリスちゃんは、繊細な心を持っています。
無理に人馴れをさせたくない
これ以上しんどい思いをさせたくない。
家の中で穏やかに過ごしてくれたら、それでいいのでは、、、
でも里親さんを探すなら、人なれは必須です。
できるだけ人なれしないまま、譲渡はしたくないです。
なれた方でないと里親さんは大変な思いをしますし
猫にとっても、ストレスになると思います。
脱走でもしたら大事です。
うちでは、仕事場の保護となり、人なれするには
途方もなく時間がかかります。
家に連れ帰ってもいいのですが、今はまだ家に猫が多すぎて
成猫は、後回しになってしまいます。
留守があったとしても、人が帰って、ごはんを食べて
寝る時間があるだけで、人慣れの早さは、比べ物になりません。
家族がいれば、もっと人にもなれていきます。
うちはリクちゃんを仕事場の保護で人馴れに１年も時間を要しました。
もっとはやく人なれできたら、もっと里親さんの元で
長く幸せでいられたのにという思いがあります。
でもパリスちゃんには、もう行き先があります〜。
このブログを通じて、家に来ませんかと申し出てくださった方の
もとにお届けしてきました。
すべてを受け入れてくれていた、パリスちゃんの命の恩人です。
この方がいなければ、今もまだゴミの山で暮らしていました。
私たちとは比べ物にならないくらいの深い愛情と覚悟をもって
猫のお世話されておられる方でした。
外にいた長毛のパリスちゃんに心を寄せてくれました。
家庭内野良でも外野良より、幸せだと言ってくださる方です。
メールで何回もやりとりをさせていただきました。
思った通りの方で、安心してパリスちゃんをお渡しする事ができました。
たくさんの猫をお世話されてるので、ご負担なのではと思いましたが
そんな方だからこそ、救いの手をさしのべてくださったんだと思います。
そしてそんな猫ちゃんのお世話を楽しんでおられるようにみえました。
知識も経験も豊富
猫を見る目がとてもお優しい
どんな猫も必ず幸せにできる方でした。
多頭の猫のお世話をされてるのですが、猫がストレスをすくなく
幸せに暮らせるよう、いろんな工夫をされています。
広くて明るくて、あたたかい猫のためのお家でした。
私たちも見習って、もっともっと猫を幸せにしなくては
と思いました〜
お家の元保護猫ちゃんたち、みんな穏やかに幸せそうに暮らしていました。
パリスちゃんをさっそくケージにいれさせてもらいました。
すぐイケメンラグドールくんがあいさつに来てくれました。
めちゃくちゃお似合いなんですけどー（笑）。
黒くんも茶トラくんも心配そうに見に来てくれました。
みんな優しいね！
パリスちゃんも鳴き声を出したり、キョロキョロして
感情をだしていました。
保護して、こんな姿はじめてです。
この姿を見て、大丈夫！パリスは幸せになれる！と思いました。
猫の本当の幸せって、、、
とりあえず安心安全に暮らせる事でしょうか。
そして愛情を受け、お世話をされ、その子の居場所があって
人になれなくとも、その猫らしく
のびのびと生き生きと暮らす事だと思います。
それには、飼い主さんとお家が必要です。
猫の本当の幸せは家の中、猫を幸せにできるのは飼い主さんです。
やはりもう猫は過酷な外で生きるべきではない
家の中で、暮らす事だと思うのです。
外に猫がいない社会をめざしたいです。
猫が家の中で幸せに暮らせる、こんなうれしいことはありません。
私たちにできなかったパリスちゃんの保護、、、
感謝の気持ち、もう言葉になりません。
餌やりさんに保護する時、保護しますと言いに行くと
あっさり、すぐに納得してくれました。
ここの餌やりさんは、猫は家の中の方が幸せだという事を
よく分かっています。
ここを管理するメンバーも、みんな喜んでくださいました。
みんなに見守られて、パリスちゃんは幸せな家猫になりました。
まだまだ落ち着くまで時間がかかると思いますが
パリスちゃんのこと、どうぞよろしくお願いします。
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パリスのシンデレラストーリー完結編
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