久しぶりに、高田馬場から早稲田まで歩き、都電荒川線に乗って三ノ輪橋まで行ってみました。
神田に次いで、日本で二番目に大きい古本屋街と言われた高田馬場界隈。
古本屋は激減して、カラオケボックスがたくさんできました。
雨上がりにはトテツもない悪臭を放っていた猫屋敷も、ちょことんの店も、名曲喫茶らんぶるも、ACTミニシアターももうありません。
そんな中、三ノ輪橋で昔ながらの下宿屋さんを見つけました。
敷地の隅には鳥居とお稲荷さん。
お稲荷さんは壊れていて「これを壊したものは口がきけなくなる」みたいな文言の書かれた張り紙が。。。(コワいなァ。。。
)
都電荒川線は、寺山修司の映画「書を捨てよ町へ出よう」のロケにも使われていましたね。
寺山修司の青森への望郷と、東京生まれのわたしの下町への望郷は同じような感覚じゃないかと思うことがあります。
チンチン電車や路地裏や銭湯や。。。。。あの頃(60年代、70年代)の東京をわたしは今も故郷のように懐かしく思います。
八丁堀にある母の実家はビルになり、祖母が亡くなって代替わりし、今では、近くて遠い場所になってしまいました
深夜映画三本観終えのったりと近づく朝の都電待ちいる
素人屋