素人屋雑貨店

何をやっても素人なわたしの雑記帳

ともだち

2006-04-08 16:16:38 | Weblog
3年前に知り合ったNさんは今、精神的に辛い状態なので
入退院を繰り返しています。
大勢で集まる時、いつもわたしのそばにいました。
いっしょにいると落ち着く、と言っていました。
1日に何度も電話をかけてきました。
わたしと話すと落ち着く、と言っていました。
でも、わたしは力になれませんでした

わたしも精神的にダメージがあって、調子が悪かったのですが、
わたしが不調なときほど、Nさんから電話がかかってきたものです。
わたしはテレフォンノイローゼになってしまいました。
「ごめんね。調子が悪いから話せないの」
と断っても次の日には、何もなかったように電話のベルが鳴ります。
ついにわたしは怒ってしまって
「断ってるでしょ。どうしてわたしの気持ちを無視するの?」と言いました。
彼女も怒っていました。

今なら少し解るんです
人が人にできることは本当に小さいです。
彼女はわたしに依存しすぎたし、
わたしは受け止められると思ってしまったのでしょうね。
そのことに気づくのに、いっぱいエネルギー使ったね、お互いにね。
彼女が元気になることを願って祈る。
これが今のわたしにできる全てです


   「あしあと」  マーガレット・F・パワーズ

ある夜、わたしは夢を見た。
わたしは、主とともに、なぎさを歩いていた。
暗い夜空に、これまでのわたしの人生が映し出された。
どの光景にも、砂の上にふたりのあしあとが残されていた。
一つはわたしのあしあと、もう一つは主のあしあとであった。
これまでの人生の最後の光景が映し出されたとき、
わたしは、砂の上のあしあとに目を留めた。
そこには一つのあしあとしかなかった。
わたしの人生でいちばんつらく、悲しい時だった。
このことがいつもわたしの心を乱していたので、
わたしはその悩みについて主にお尋ねした。
「主よ。わたしがあなたに従うと決心したとき、
あなたは、すべての道において、わたしとともに歩み、
わたしと語り合ってくださると約束されました。
それなのに、わたしの人生のいちばんつらい時、
ひとりのあしあとしかなかったのです。
いちばんあなたを必要としたときに、
あなたが、なぜ、わたしを捨てられたのか、
わたしにはわかりません。」
主は、ささやかれた。
「わたしの大切な子よ。
わたしは、あなたを愛している。あなたを決して捨てたりはしない。
ましてや、苦しみや試みの時に。
あしあとがひとつだったとき、
わたしはあなたを背負って歩いていた。」


最新の画像もっと見る

コメントを投稿