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何をやっても素人なわたしの雑記帳

「生き方上手」 日野原重明 著 (ユーリーグ)

2009-08-31 17:43:20 | 
聖路加国際病院理事長・同名誉院長 日野原先生の本です。
先生は、今も現役の医師。
1911年生まれの先生が90歳の時に書かれた本。

目次は・・・・

何事もとらえかた次第
長生きはするもの
寄り添って生きる
いきいきと生きる
治す医療から癒す医療へ
死は終わりではない


病気を治すことにフォーカスをあてるあまり、患者さんの苦しみや痛みに対して「痛くても頑張れ、我慢しなさい」などと言うべきではない、という考え方、大賛成です。
お医者さんの言葉選びは大事だと思います
患者は、医師の言葉一つで、励まされたり落胆したりするものだから。

死については、最後の時を近しい人たちと静かに別れる時間がとても大切だということが、書かれています。
看取る方も看取られる方も、悔いの残らない別れ方があるんですよね。