福岡万葉散歩

街の様子や木々や草花を眺め乍ら、先人の俳句や和歌を織り込んで、今の季節を楽しみたい。たまには万葉散歩も楽しみたい。

2011.11.26(土) 博多 綱敷天満宮を訪ねる

2011-12-28 | まち歩き

菅原道真が博多に上陸した際、地元の漁民が綱を巻いて輪に

して腰掛けにと勧めたという故事にちなむ綱敷天満宮(福岡市

博多区綱場町)を訪ねた。

     自詠 (菅原道真)

 離家三四月   家を離れて三四月(みつよつき)

 落涙百千行   落つる涙は百千行(ももちつら)

 万事皆如夢   万事 皆 夢の如し

 時々仰彼蒼   時々 彼の蒼を仰ぐ

道真は901(昌泰四)年二月一日、京の家を離れているので、

この自詠は同年四月か五月の詠であろうといわれている。

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綱場町から店屋町、冷泉町へと続く通り   この道をすぐ左に折れる

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綱場町の通り   左の角を入る

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30~40メートルほど行くと左に綱敷天満宮が見える

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綱敷天満宮     福岡市博多区綱場町

 

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綱敷天満宮     福岡市博多区綱場町

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綱敷天満宮案内板

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綱敷天満宮案内板 筑前国名所絵図に描かれた綱輪天神社と鏡天神社

左が綱輪天神社で今の綱敷天満宮(福岡市博多区綱場町)

右が鏡天神社で今の鏡天満宮(福岡市博多区下川端町)

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綱敷天満宮