福原遷都に関係深いといわれている神戸市兵庫区の能福寺、
平清盛塚などの地を巡った。
天台宗宝積山・能福寺 神戸市兵庫区北逆瀬川町
延暦二十四年(805)、最澄(伝教大師)により能福護国密寺と
して創建された我国初の密教教化霊場と伝えられる。
境内に像高11m、台座を含めて18mの兵庫大仏がある。奈良、
鎌倉とともに日本三大仏とか。
治承四年(1180)の福原遷都に先立ち、平家一門の祈願所と
して大伽藍が創られ八棟寺と呼ばれたという。境内には平清盛
廟が創られているとのこと。
清盛塚・十三重の塔 高さ約8.5m 神戸市兵庫区切戸町
兵庫運河に架かる清盛橋の袂に位置する。
承安二年(1172)三月、清盛、摂津和田で千僧持経者供養・
万燈会を催し、西行、清盛の招きで参加し作歌と。
消えぬべき法(のり)の光のともし火を
かかぐるわたのとまりなりけり 西行
この九年後の治承五年(1181)に清盛没。その四年後の
文治元年(1185)三月、平家壇ノ浦で滅亡と。
福原宮伝承地 神戸市兵庫区中之島2丁目
兵庫運河に架かる清盛橋の袂に位置する。清盛塚はこの左側。
兵庫港築地町から川重を望む
兵庫港築地町から川重を望む
兵庫港築地町からポートアイランドを望む
兵庫港築地町から神戸空港を望む
川重の事務所前に並ぶ新旧こだま号
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