南紀・白浜、熊野古道の旅も終わり、会社生活の第一歩を踏んだ
神戸を観光した。
神戸三ノ宮の宿から眼下のJR三ノ宮駅前の花壇を見る
神戸元町アーケード
市章山、錨山の裾近くの諏訪山展望台から神戸の西方を見る。
右奥が高取山。 中央左の緑地は大倉山公園で、その辺りから
海にかけての一帯が摂津国・和田といわれたところらしい。
(今の神戸市兵庫区南部から長田区にまたがる一帯)
また摂津国・福原は兵庫区北部で大倉山公園の辺りという。
諏訪山展望台から神戸港を見る
万葉集に神戸港が詠まれた歌が載っている。
濱淸く浦うるはしみ神代より
千船(ちふね)の泊(は)つる大和田(おおわだ)の濱
田邊福麿 万葉集巻六ー1062
岩波の日本古典文学大系によれば
大和田の浜ー神戸市兵庫区和田崎町付近の浜
大意ー浜の景色が清く、浦の風景が立派なので、神代から
多くの舟が停泊する大和田の浜である。
田辺福麿ー天平二十年(784)春、左大臣橘諸兄の使者として
越中守大伴家持のもとに行ったこと、当時造酒司の令使(大初
位上相当官)だったことのほかは不明。
諏訪山展望台から三ノ宮方面を望む
湊川神社