福岡万葉散歩

街の様子や木々や草花を眺め乍ら、先人の俳句や和歌を織り込んで、今の季節を楽しみたい。たまには万葉散歩も楽しみたい。

2011.11.3(木) 神戸を訪ねる

2011-12-07 | 旅行記

南紀・白浜、熊野古道の旅も終わり、会社生活の第一歩を踏んだ

神戸を観光した。

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神戸三ノ宮の宿から眼下のJR三ノ宮駅前の花壇を見る

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神戸元町アーケード

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市章山、錨山の裾近くの諏訪山展望台から神戸の西方を見る。

右奥が高取山。 中央左の緑地は大倉山公園で、その辺りから

海にかけての一帯が摂津国・和田といわれたところらしい。

(今の神戸市兵庫区南部から長田区にまたがる一帯)

また摂津国・福原は兵庫区北部で大倉山公園の辺りという。

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諏訪山展望台から神戸港を見る

万葉集に神戸港が詠まれた歌が載っている。

   濱淸く浦うるはしみ神代より

     千船(ちふね)の泊(は)つる大和田(おおわだ)の濱

          田邊福麿   万葉集巻六ー1062

岩波の日本古典文学大系によれば

大和田の浜ー神戸市兵庫区和田崎町付近の浜

大意ー浜の景色が清く、浦の風景が立派なので、神代から

多くの舟が停泊する大和田の浜である。

田辺福麿ー天平二十年(784)春、左大臣橘諸兄の使者として

越中守大伴家持のもとに行ったこと、当時造酒司の令使(大初

位上相当官)だったことのほかは不明。

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諏訪山展望台から三ノ宮方面を望む

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湊川神社