海・風・そして・・・月

ここ富士山麓から、つれづれなるままに思いっきりローカルな話題や散歩写真、ひとりごとを綴っていきたいと思っています

チェルシー・ホテル

2007-07-15 12:05:35 | 最近観た「映画やビデオ」のこと
先日、NHKでたまたまニューヨークの特集をやっていたのを見たが、
その中で、あの「チェルシーホテル」が紹介されていた。

僕は勿論行った事は無いが、
100年以上も前に建てられたホテルだが、
ここはもうアーティストにとって伝説のホテルで、
今でもアーティストなら一般の4分の一の料金で宿泊出来るとか?

SF作家のアーサー・C・クラークが、
ここで「2001年宇宙の旅」を執筆したり、
画家、アンディ・ウオーホールや、
「写真家集団マグナム」の写真家アンリ・カルティエ・ブレッソン、
同じく写真家のロバート・メイプルソープや歌手のパティ・スミス、
ボブ・ディランやジャニス・ジョプリンそして、ジミ・ヘンドリックス。
それから「セックス・ピストルズ」のシド・アンド・ナンシー。
(彼らは確かここで生涯を閉じた記憶が)
そうそうたるメンバーがこのホテルを利用してきたという。
また数多くの映画などでもロケに使われてきたらしい。

そういえばこのホテルの映画を思い出し、
ついでにレンタルで、映画「チェルシー・ホテル」を借りて観た。
まあ映画としては、特別内容が無く、
期待していただけに肩透かしを食った感じで、
「チェルシー・ホテル」が題材なら、
他の監督ならいくらでも良い作品が作れるだろうが、
唯一の収穫は、
伝説的なジャズ・ヴォーカリストのジミー・スコットが出演していて、
ジョン・レノンの名曲「ジェラス・ガイ」を、
彼が歌うシーンは良かった。
このシーンだけでも観る価値はあるかも。
ロケはほとんどこのホテルで行ったそうで、
今のホテルの雰囲気を伝えてくれるというのは良かったけれど。

しかしこういった、アーティストなら宿泊費が4分の一とか、
日本でもこういう文化に貢献してくれるホテルが、
(公私問わず)出てきてくれると、
ほんと物凄く有難いのだけれど・・・。

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