K君来たる

今回の展覧会で、とても懐かしい面々と出会う事が出来た。

ここの後輩に当たるK君とは、
どう考えても２０数年ぶりである。

「○○（しらすおろしの本名）センパイ！」失礼ながら、
声をかけられても最初全然わからなかった。
体形がすっかり変わっていて貫禄も出ていたので。

大学を卒業してから、学校の美術の先生をもう２０年やっているという。
今ではすっかりベテランの域になってしまった。
完全にそういう顔つきなんだよねえ。
本人は仕事が忙しくて、なかなか制作は難しいが、
奥さんは頑張っているとの事。

また、高校時代からずっと同じ、
こちら田舎の研究所に通い、
浪人も東京の同じ予備校に通った一期後輩のT君。

その彼に会うのを僕も楽しみにしていたが、
住所がわからず、２５年位会ってなかったかもしれない。
声をかけられ、最初、どこかの大学教授かと？思うほどの貫禄で、
そのあまりの変わりぶりに驚いたが、
彼も田舎で教諭生活を２０数年という。

K君もT君も、社会人になってから陶芸に目覚めて、
今でも続けているらしい。

その他、当時高尾だったか美術大学の学園祭で遊びに行った時、
酔っ払って泊めてもらった後輩のT田君。
（その時、テーブルの上にあった煙草を、
全部吸ってしまってゴメンナサイ。
おまけにチケットのノルマがあったのに、
仲間の分まで彼に出させてしまってるし。
ムチャクチャやったな・・・。(^^;)）

彼らの顔を見て、当時の事が、断片的に蘇る。
気がつけばそうだよなあ。
皆、いい歳になっちまったよなあ。
彼は同じここの研究所の同窓生と結婚して、二人お子さんをもうけて、
上の子はもう受験生だと聞いた。

時が経つのは早い訳だ。


画像は富士市のロゼシアターにて