次のコーナーには石で作られた日本橋と題した作品が展示されて
いた。その一点に、1926年に描かれた「日本橋繁華之光景」(土屋
伝)があった。
現在の石造りの日本橋は、1911年4月3日に開通。花崗岩を主材
料に西洋風のアーチ橋で、青銅製の獅子や麒麟などの装飾が施され
た。これにより江戸から続いた日本橋のイメージが一新。
江戸の頃の木造橋は、橋桁の長さが約51m、幅は約7.9mであった。
石造りになると幅は3倍の約27mと広がっている。
新生日本橋は当時のランドマークとして賑わい、数多く絵に描か
れたり写真も撮られた。関東大震災の災害や太平洋戦争の空襲にも
耐え、1999年に重要文化財に指定されている。
絵の中央には当時の市電が走り、空には複葉機や遠くには富士山
も描かれている。
江戸東京博物館(墨田区横綱1-4-1)
いた。その一点に、1926年に描かれた「日本橋繁華之光景」(土屋
伝)があった。
現在の石造りの日本橋は、1911年4月3日に開通。花崗岩を主材
料に西洋風のアーチ橋で、青銅製の獅子や麒麟などの装飾が施され
た。これにより江戸から続いた日本橋のイメージが一新。
江戸の頃の木造橋は、橋桁の長さが約51m、幅は約7.9mであった。
石造りになると幅は3倍の約27mと広がっている。
新生日本橋は当時のランドマークとして賑わい、数多く絵に描か
れたり写真も撮られた。関東大震災の災害や太平洋戦争の空襲にも
耐え、1999年に重要文化財に指定されている。
絵の中央には当時の市電が走り、空には複葉機や遠くには富士山
も描かれている。
江戸東京博物館(墨田区横綱1-4-1)