裃は武士の正装。この「紙布の裃」(19世紀前半、Kamishimo:
Ceremonial Clothing)は、たて糸は絹、よこ糸は1~2mm幅に切
った和紙で織られた紙布という布でできている。
紙布は吸湿性や通気性に優れ、肌触りが良いことから夏の衣料と
して好まれている。
特に展示されていた裃は「鮫小紋」と呼ばれた江戸小紋の代表的
な文様が特徴。武士の刀の柄の部分に鮫皮を巻くのがステータスで
あり、それと同じように小さな点々の図柄で、半円形を重ねた文様
を裃に使ったのも頷ける。
江戸東京博物館(墨田区横綱1-4-1)
Ceremonial Clothing)は、たて糸は絹、よこ糸は1~2mm幅に切
った和紙で織られた紙布という布でできている。
紙布は吸湿性や通気性に優れ、肌触りが良いことから夏の衣料と
して好まれている。
特に展示されていた裃は「鮫小紋」と呼ばれた江戸小紋の代表的
な文様が特徴。武士の刀の柄の部分に鮫皮を巻くのがステータスで
あり、それと同じように小さな点々の図柄で、半円形を重ねた文様
を裃に使ったのも頷ける。
江戸東京博物館(墨田区横綱1-4-1)