塩哲の空即是色

日々の徒然日記

ミュージアム巡り 自記録水圧計スタンド

2012-08-09 03:33:49 | ミュージアム巡り_2012
 江戸から近現代の水道コーナーに来ると、「自記録水圧計スタンド」
があった。これは東京市内の地下に、網の目のように張り巡らせた水
道管のところどころに、その中を通過する水量を計るため水圧計が設
置された。

 隣には「消火栓」と「共用栓」があった。この消火栓は明治23年政
府が水道普及を目的に「水道条例」を制定し、消火栓の設置義務づけ
をした。1911年までに市内には4,828基が設置されている。
 消火栓の右隣の共用栓は「蛇体鉄柱式」で、明治末から大正の頃ま
で使われている。水の出口が龍が型取ってあり、その後の水道の「蛇
口」の語源にもなっている。
東京都水道歴史館(文京区本郷2-7-1)

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