塩哲の空即是色

日々の徒然日記

ミュージアム巡り 江戸の罪と罰 御仕置例類集

2015-01-27 05:50:44 | ミュージアム巡り_2015
 幕府の評定所では、刑事裁判について老中から詰問があると、ど
のような判決が適当であるか評議し、答申を老中に提出することに
なっている。

 「御仕置例類集」は、評議書を犯罪内容に応じて類別、編集した
刑事判例集だ。明和8年(1771)から嘉永5年(1852)まで、5回にわ
たって評定所で編纂されている。

 この例類集には、次のような判例が出ている。

 10代前半の少女の放火事件や夫に不倫を疑われた妻の自殺事件、
火災で老父を救出出来なかった息子の罪が問われた事件、などなど
全85冊。

(国立公文書館:千代田区北の丸公園3-2)

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