塩哲の空即是色

日々の徒然日記

ミュージアム巡り 故宮200選 清明上河図_2

2012-01-06 05:54:20 | ミュージアム巡り_2012
 「清明上河図」に多くの関心が集まる理由はなんだろう。国外初
の展示だから、中国の至宝だから、所蔵先の北京故宮博物院でも、
滅多に見学・観賞することが出来ない(今世紀だけでも中国国内で
は5回のみの特別公開があった)など、中国美術史上“神の品”と呼
ばれているところにあるのだろう。
 そんな図だけに、その後数多くの模造品が出回る。中国では絵画
を学んだ数多くの美術芸術家がこの図巻を模写したという。また、
清朝最後のラストエンペラー・溥儀が亡命時に国外に持ち出そうと
している。

 「清明上河図」は、全長5メートルを超す絹本の図巻で、その中
に約800人の人物や軒を連ねた店、十数艘の船舶が描かれ日常の暮
らしが判る。
(東京国立博物館:台東区上野公園13-9)


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