塩哲の空即是色

日々の徒然日記

街を巡る 元伊勢詣で 岩戸山

2014-11-03 05:53:47 | 街を巡る_2014
 神楽殿に手書きの図が掲げられている。
 三重の伊勢神宮とこちらの元伊勢、岩戸山、その先にある大江山
(千丈ケ岳)が一直線で結ばれている。これは、冬至の日に太陽の昇
る方向にそれぞれが並ぶ神秘ライン「日出の奇麻知」らしい。

 内宮参拝を後に、社殿の西にある「天岩戸」を目指す途中に見晴
らしの良い遥拝所があり「一願さん」と呼ばれている。ここからピ
ラミッド状の鋭角姿の岩戸山(427m、別名を日浦岳、日室嶽、城山)
を拝める。この山は禁足地でもあるため、麓から頂上まで手つかず
の原生林で被われている。

 この岩戸山の向こうには、稜線で見えないが大江山がそびえてい
る。そして夏至には、この山頂に太陽が沈むという。さらに、冬至
の日の出ラインを東に延ばすと伊勢神宮に達するというのだ。
 そこで、いろいろと調べてみると、古代の神を祀る神社や都、霊
山を基点としてラインを引いていくと、そこには“五芒星”(ペンタ
グラム)の図が浮かび上がってくるではないか。
(京都府福知山市大江町内宮字宮山217)

最新の画像もっと見る