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塩哲の空即是色

日々の徒然日記

Weekdayの麺処巡り ○麺堂 で ソフトシェルクラブのせトマとん

2012-11-22 21:17:20 | 麺_2012
 昨日の21日から24日までの4日間、練馬区関町南の「○麺堂」
でSP麺が振る舞われている。本日2日目の夜の部に伺ってみた。

 その限定は、唐揚げにしたソフトシェルクラブをのせたトマトピ
ューレ豚骨拉麺で名前は「Reri」(レリ)950円と「蟹飯」200円。

 実は2008年の10月30日~11月1日の3日間、“ひまわり”の
コラボ麺として同じ食材を使用した限定が振る舞われていた。そ
の時の名は、私の記録では「Leri」だったと思ったが・・・。
 さて、今回はどのような味にブラッシュアップしたのだろうか。
 登場した一杯、仕様は5年前とほぼ変わらず、骨抜きになったよ
うな唐揚げのクラブ、分厚い炙りチャーシュー、ルッコラ、キャ
ベツ&葱、そしてレモン。

 オレンジ色に染まったドロリとしたスープ。そのスープを口に含
んで舌の上で転がしてみると、ほのかに酸味のきいたトマトピュー
レが豚骨と相まって爽やかにのど元を過ぎていく。これは良い、旨
い、旨いなあ。

 麺は三河屋製麺でエッジの角張ったゴワゴワ感のある主張のハッ
キリした特注麺が、トマト豚骨スープに合いマッチ。

 脱皮した直後の柔らかい殻のワタリ蟹(アオガニ)を、殻ごと全
て食べられるソフトシェルクラブの唐揚げも旨い旨い。蟹飯も美味
しかったなあ。
 5年ぶりのリバイバルだったが、その味と雰囲気はかなり昇華し
ていた。旨かった、ご馳走様。

Weekendの麺処巡り 菜 で 塩

2012-11-18 13:42:01 | 麺_2012
 以前から伺いたかった麺処へGO。
 そこは千葉県市川市の「菜」(さい)。フレンチ出身のご主人が提
供するメニューは拉麺とつけ麺で、塩、醤油、味噌の三本柱に味変
も加えて9つもある。それに隠れメニューにチャーシュー飯もある
とか。

 少し早めに伺い開店を待ちます。店内を眺めてみると製麺機があ
り、自家製麺が提供されているようで、期待も高まる。開店時には
十数人の並びで、食べ終えて店を出ると開店時と同じような人数の
並びがあり、人気店だ。

 券売機はなく、塩拉麺750円に味玉100円、そしてメニューには
ないチャーシュー飯250円をコール。お代は食べ終えた後払い。11
月、平日夜限定10食メニューがあった。「鴨のフォアグラとトリュ
フのコンソメロワイアル風つけ麺」だとか。お店が近かったらなあ、
伺いたいなあ。

 そして、目の前に注目の一杯が。四角い器、その中で清湯スープ
に泳ぐ麺、それぞれの具。眺めるだけで、その味がわかる、これは
旨いぞ、と主張している。

 では、頂きましょう。スープは鶏ガラから摂られた旨みが満ち溢
れ、塩気も幾分主張している。旨いぞ。麺もフワリとした食感で、
喉ごしも良い。

 味玉にチャーシュー、ほうれん草、海苔と全てがパーフェクト旨
いなあ。そうそう、チャーシュー飯もご飯にタレがかかり旨かった、
ご馳走様。


千葉県市川市南八幡2-4-17
11:00~15:00、18:00~20:00 月・火曜定休日

Weekendの麺処巡り 不如帰 で 松茸と蛤の塩

2012-11-17 14:30:28 | 麺_2012
 11月の第2週目から幡ヶ谷の「不如帰」で、秋の食材をふんだん
に使用した週末限定麺が振る舞われている。

 その食材とは、松茸と黒トリュフ、蛤だとか。お値段は1,900円。
その名も「松茸と蛤の塩そば 黒トリュフ添え」、これは伺わないと。

 店頭に到着後、そのSP麺のインフォメが張り出してあり、別皿に
はフランス産鴨のロースト胸肉と味玉、松茸昆布とうるめ節の一口ご
飯も振る舞われるとか。限定12食、これは、これは期待が高まるゾ。

 明日18日は臨時休業。なんでも山本店主が「行列の出来る法律相
談所」のTVスタジオで収録のためとかで、番組では醤油ラーメンが
提供されるとのこと。放送は12月2日、観なきゃ。

 さて、暖簾が出るまで店頭では、不如帰大好きフリークな方たちと
麺談義に華が咲き、アッという間に開店。皆さん、情報ありがとうご
ざいました。
 厨房の最大火力のコンロに置かれた特製スープ鍋からは、店内を覆
うほどの松茸と蛤の芳醇な香りが漂い、その香りと雰囲気だけで心を
満たしてくれ、バロメーターは最高潮。

 そして、登場したトッピング皿には見事な逸品が並び、その後に出
てきた器の中は秋に漂った彩りで箸をつけるのがもったいない。まず
はスープをすすると、ドカーンと松茸、その後からズズズーンと濃厚
な蛤の旨みがビッグウェイブのように押し寄せてくる。素晴らしい。

 後は言葉が出ないほど、旨いの感嘆符ばかり。旨いなあ。最後は松
茸昆布とうるめ節のご飯を残りスープに投入して、トッピングを乗せ
ておじやに。旨~~い。今年最後の特製、大満足でご馳走様。

Weekdayの麺処巡り むろや で 松茸

2012-11-16 12:37:49 | 麺_2012
 14日昼過ぎ、スマホにメールの着信を知らせるランプが灯り、
開いてみると16~17日の2日間、限定麺の提供のお知らせだった。
 早速、本日、午前中の打ち合わせを終えて四谷4丁目へGO。

 そこは「むろや」だ。SPメニューには「茸出汁拉麺(松茸入り」
900円と味玉100円のチケットを購入してカウンターへ。限定20食
とのこと。
 暖簾をくぐり店内に入ると、松茸の香りが立ち込めていい感じ。
渕上店主は笑顔で出迎えていただき、本日のスープの出来もその表
情で納得。

 で、登場した一杯、器に顔を近づけると、松茸アロマが覆い被さ
るように包み込んでくる。秋だなあ。

 スープをすすると、松茸が素早く、その後からそれぞれの茸の風
味がさざ波のごとく伝わってくる。爽やかなスープだ。旨い。煮干
しや動物系の出汁は一切使用されていない。清楚のひと言。
 麺は開化楼の太い縮れ麺が、茸のスープにぴったり。旨かった、
ご馳走様。


Weekdayの麺処巡り 麺たつ で 塩

2012-11-15 19:29:15 | 麺_2012
 都内の某有名麺処で修行されたという西巣鴨にある麺処「麺たつ」
へ。こちらは夕方からの営業で、なかなか伺える機会がなかった。

 こちらの麺処の歴史を紐解くと、先代が1980年にこの地で麺処
「うらやま」を立ち上げられ営業されていたが、病気のため店をた
たむところを、三男の店主・浦山達雄氏が引き継ぎ屋号を現在の
「麺たつ」として2007年2月に復活。
 25年程前に先代が営む「うらやま」へ伺ったことがある。その
時は正統な東京拉麺を頂いたのだろう、その味もどうだったのか
記憶が怪しい。

 さて、メニュートップの「塩拉麺」630円と味玉80円を注文。厨
房での作業を眺めていると、先代の面影を思い出しながら感慨に耽
ることも出来、昭和の面影を残す雰囲気が店内にこもり、こちらも
マッタリと心が和んでくる。不思議な空間を体験できた。

 鶏脂をメインとした淡麗系のスープが食欲をそそる。そのスープ
をすすってみると、これは旨いなあ、良いぞ。鶏、豚骨、貝柱や煮
干しの魚介系に昆布がいい仕事をしている。これは旨い。

 三河屋製麺の麺もこのスープにピタリ、味玉もリーズナブルな価
格で逸品の旨さ、これは素晴らしい一杯に巡り会えた。ご馳走様。

麺たつ
豊島区西巣鴨1-4-4  03-3915-1356
18:00頃~24:00 水曜定休日