令和の平蔵、今日のひとこと

組織のマネジメントに、ビジネスに、人間関係の改善に、お役に立つことを書き綴っていきます(2021年4月1日)

備忘録 22-05-17

2022年05月17日 08時20分53秒 | 備忘録
百戦百勝は善の善なるものに非(あら)ず

――百戦百勝非善之善者也

『孫子』

「百回戦って百回勝ったとしても最善の策とは言えない」というのだ。では、どんな勝ち方が理想なのか。『孫子』は、
「戦わずして人の兵を屈するは善の善なる者なり」
と語っている。

戦わないで勝つとは、どういうことなのか。つぎのようなことが考えられる。
一、外交交渉によって相手の意図を封じこめる
一、謀略活動によって相手を内部崩壊に導く

要するに、効率的な勝ち方を心がけなさいということだ。武力を使っての戦いともなれば、どんなにうまく戦ったとしても、必ず味方にも損害が出る。そういう勝ち方は、かりに勝ったとしても、利口な勝ち方ではないというのだ。

 こういう考え方の上に立てば、惨めな勝利よりも賢明な敗北の方がましだということにもなる。

以上、「中国古典一日一言」(守屋洋)より

R国のPにこの話をしても無駄か・・・

今日も一日がんばりましょう。