令和の平蔵、今日のひとこと

組織のマネジメントに、ビジネスに、人間関係の改善に、お役に立つことを書き綴っていきます(2021年4月1日)

名古屋でのワークショップ

2010年08月23日 21時52分15秒 | 仕事
名古屋の中京大学で「21世紀ブレイクスルー思考」を学ぶワークショップに参加した。
明日ももう一日ある。
20世紀はデカルトの思想であったが、ナドラー教授と日比野教授は先が見えない今日、思考や解決策創造のアプローチを見直さなければならないと説かれる。

以下は「日本企画計画学会」のHPからのものだが、今日のワークショップの内容はブラッシュアップされており、今風になっていた。気付かされることも多く、拝借する。

ブレイクスルー思考の七つの原則

・ユニーク”差”の原則
万物にはユニークな差がある。たとえ非常に似た状況でも、目的、それに関わる人間、文化、時代など全てが違う。この事実は「類似問題や事例から解決策を学ぶことには限界がある」ことを教えている。

・目的展開の原則
目的の目的、さらにその目的を問うという根源的議論をすることにより、本質を捉え、大所高所から解決策を考える。

・未来から学ぶ「あるべき姿」の原則
激しい変化のため、現代は「過去の延長線上に未来がない」現象が多発している。本質である目的をベースに未来の「あるべき姿」をデザインし、そこから学びながら現状を変えてゆくことが大切である。

・システムの原則
「万物はシステムである」という認識論に基づき、現状を「あるべき姿」に変える仕組みを作る。

・目的”適”情報収集の原則
できるだけ多くの情報を得ることが仕事ではない。情報収集は「解決策に関する情報」を必要最小限あつめることで十分である。

・参画・巻き込みの原則
どんなにすばらしい解決策ができても実行して成果が出てはじめて解決したと言える。問題解決のいろいろな段階で 必要な人を巻き込み、「私達の意見」が「みんなの考え」となることが実現への最短距離である。

・継続変革の原則
解決策は変化そのものである。環境変化に合わせ常に改善、改革しなければならない。

ピーター・ドラッカーBOTより(1)

2010年08月22日 12時47分51秒 | 著名人のつぶやきより
価格設定の唯一健全な方法は、市場が支払ってくれる価格からスタートし、その価格に合わせて製品を設計することである。

新産業の成否は、知識労働者にどこまでやる気を起こさせるかにかかっている。

マネジメントたる者は、共に働く者から自らの仕事を教わらなければならない。

意思決定とは行動を約束することである。起こるべきことが起こらなければ、意思決定を行ったことにはならない。

(時間管理について)他の人間でもやれることは何かを考える。

仕事が刺激を与えるのは、成長を期しつつ、自ら興奮と挑戦と変化を生み出すときである。これが可能となるのは、自らと仕事の双方を新たな次元で見るときである。

すでに社会は、「どれだけの教育ある者を扶養できるか」から、「どれだけの教育のない者を扶養できるか」へと問題の焦点を移している。



また、まとめてご紹介します。

黒羊