手作りの趣味を持つ「お絵描きやさん」

北海道産のパートナーNと暮らすワーキングババ
娘3人・孫ッチが3人、休みなし
品川生まれの品川育ちです

「医は仁術」特別展「その弐」

2014年06月19日 | 日記

ようやく会場に入ります! 

「医は仁術」~~~(;゜∀゜)=3ハァハァ

思ったよりも入場者が少なくて(平日だから~)ラッキー! 

あれ?この絵は・・・↓ 

「白澤(はくたく)」様ではないですか!? 

「鬼灯の冷徹」でよく拝見させていただいております!

このようなところでお目にかかるとは・・・。

それにしても黄帝の前にいらしたときはこんなジジくさい。もとい、貫禄のある御姿だったとは。 

閑話休題ー

昔の中国からきた情報では人間の身体の中はこのように 

カラフルで繧繝チックだったとは。

肺なんて蓮の花みたいです~。

こんな体内なら心持ちも幸せになれそうです♪ 

これは江戸時代の医師の着物ひな形で、白い袴の長さが25cm位。 

黒い袍は平安時代の狩衣のような形です。

こんなに袖が大きいと邪魔じゃなかったのかな?と密かに心配をする私。 

江戸時代の薬箱です。 

「ナスノヘタ」とか意外なものが薬として使われていたのだと驚きつつ

このような薬なら副作用もほとんど気にしなくていいのにな~と思います。

丸く繰り抜かれたヘラは、丸薬を作るためのものです。

薬の大きさを統一していくつも同時に作るために作られたのだと思いますが 

手前のものを改めて見ていたら、「ハエたたき」に見えてしまいました(^^;) 

江戸時代、日本人が描いた人物の骨の絵。 

「しぇー」をしているみたいでカワイイ格好。

実はシャレコウベもPOPで今だったら手拭のデザインにしても良いくらいなのです。 

「西洋顕微鏡」もこの頃は木造。 

木で作られているからこそのレリーフが施されています。

この彫刻は日本で彫ったものなのでしょうか?

西洋唐草のデザインが科学の器具に使われているのがオモシロイと思います。

それにしても本体を支える足とか・・・アールが綺麗! 

「シーボルト」のサインですが、もちろん私には読めません。 

せいぜいオシリの「BOLD」が「シーボルト」の「ボルト」に繋がるのかなぁ?と想像する程度です。

「シーボルト」は日本人の「楠本滝」さんとの間に「楠本いね」さんという女の子を授かり

その方は日本で最初の西洋医学を学んだ女性産科医と言われています。

また「楠本いね」さんの娘「楠本高子」さんも一時期産科医を目指したことがあるそうです。

頭の良さは受け継がれるのでしょうか?それとも努力する性質を受け継いだのかな? 

表具されたレントゲン写真。 

写された方がどのような人だったかはわかりませんが、死後長く人々に見られることになろうとは

本人も撮影した人も想像してはいなかったのではないでしょうか?

顔は横向きでした。

それにしても綺麗に写ってます!!! 

長崎大学蔵書の「スクルテタス外科書」の1ページ。

見ているだけでも痛そうですが、この外科書には「弾丸抜き手術器具」というものもあるそうです。

1693年刊行の外科書。患者をアヘンで眠らせていたのか?

それにしても痛そうだ ヾ[・ω・`●] (目ぇ開いてるしぃ~)

肝臓モデルが触れるとのことで、早速ホイホイ持ち上げる私。

ここで長女に質問! 「本物とどう違う?」と聞くと「固い・・・ε=(>ε<)」だそうです

「固い!?」Σ(・ω・ノ)ノ

さすが医療関係者。確かに固かったけど、彼女の背景(ナマを知っている)を考えるとナマナマしいような気もします。

 

最後にお土産ブースもあるので、ちょっと見ていきましょう! 「その参」へ


「医は仁術」特別展「その壱」

2014年06月18日 | 日記

上野の国立科学博物館で特別展がありました。

(6/15で終了してしまいましたが)「医は仁術」。 

医療関係に携わっている長女と一緒に行くことにしました。 

JR上野駅の公園口を降りると夏に向かう独特の蒸し暑さが襲ってきます。 

日差しを避けるようにして何人もの方が待っている信号の先に

あるはずの東京文化会館が工事中になっています。 

今年の6月から11月まで、施設・設備の改修工事を行っているそうです。 

工事の鉄板を左手に見ながら噴水方面に進んでいると後ろからワイワイと楽しそうな声。 

季節が丁度よいのか?夏休み前に修学旅行を済ませる学校に通う生徒たち。 

中学生かな?まだスカートが膝下丈なのでオバサンとしては嬉しい集団です。

木の後ろにはスカイツリーも見えています(見難いですが、実は写っているのです)

このコたちも見てきたかな?

さて、国立科学博物館です!

今回のお目当ては特別展「医は仁術」 

入口は別でした・・・ 

このノボリの先に立て看板が!? 

入口見つけました。

ネット情報ですとほどほどに混んでいるとありましたが、この日は平日

ゆっくり観られることを期待して、上野駅構内で購入したチケットを握ります。 

お母さんに連れられてこんな小さな女の子も来ています。 

「南方先生」が会場のガイドをされています。 

偽ちょんまげではないと「南方先生」らしくなくて不思議な間隔に囚われました。 

女性の方が多く借りられていたように思いました。 

 

これからチケットをもぎって貰います!    「その弐」へ